こんにちは、リブラです。

今回も、トートタロットの考案者アレイスター・クロウリーの1室(本人のハウス)の解説です。

 

https://www.astrotheme.com/

このサイトの「celebrty search」欄に「Aleister・Crowley」で検索をすると、アレイスター・クロウリーのホロスコープを見ることができます。

 

クロウリーの1室(本人のハウス)は、しし座8度で始まり、しし座24度で終わります。このハウスには、しし座19度の天王星(自己変革)があり、4室(基盤のハウス)のさそり座13度の水星(思考)と7室(対人関係のハウス)のみずがめ座19度の土星(観念・現実性)T字スクエアを形成しています。

また、この天王星は、10室(天職のハウス)のおうし座23度の冥王星(潜在能力)と7室みずがめ座19度の土星ともう一つのT字スクエアを形成し、10室おひつじ座キローン(苦手意識)とは、120度の協調するアスペクトをとっています。

 

クロウリーは、1875年10月12日イングランドウォリックシャー州で生まれました。両親はプロテスタントのカルバヴァン主義の信徒で、クロウリーは幼くして厳格なキリスト教の寄宿舎に入れられるも、反発して10歳のときには退学していました。

その後もパブリックスクールに入学しては、退学を繰り返し、ケンブリッジ大学を卒業する間近で、秘密結社ゴールデンドーン(黄金の夜明け団)に入団し、以降この組織の教義がクロウリーの考え方や人生に大きな影響を与えることになりました。

 

頑固な不動星座のT字スクエアを1室絡みで2つも持っているのですから、いくら両親が厳格なクリスチャンでも「嫌なものは嫌!」と、キリスト教系の寄宿舎生活を断固拒否したのでしょう。

 

しし座のアセンダント(1室の始点)が影響を与えるエゴマインドになるので、自身の個性を捻じ曲げ厳しい規律の中で型にハマるような生活には耐えられなかったと思います。

 

そして、みずがめ座の土星は、自分の理念と違う考えを強要されるのをとても嫌いますから、キリスト教と真反対のもの=ゴールデンドーン(神秘的オカルト研究の秘密結社)にのめり込むきっかけを作ったのが、このキリスト教系寄宿学校の入・退学という出来事だったように映ります。

 

その反骨精神によって守り抜いた彼自身の神秘的な世界が、現代にも残るクロウリーの作品(「トートの書」や「法の書」など)として、潜在能力を豊かに芸術的に開花させるおうし座冥王星によって、世に出るように働いたのでしょう。

 

不動星座がアセンダントの人は、自分の理念や思いを捻じ曲げてまで誰かに合わせたり、型にハマったりし続けると、唯一無二の個性を見失い、「アイデンティティクライシス(自分の存在意義がわからなくなって、危機的な不安に駆られる状態)」に陥る傾向があります。

 

クロウリーの場合は、彼自身も嫌な学校を拒否して退学したりしていましたが、運命もそれに味方しているようなところもありました

彼の父親は、クロウリーが12歳のときに他界しました。そしてクロウリーは莫大な遺産を相続することになったのです。

 

生活費を得るために働く必要は一切なく、世界中をオカルト探究のために旅して回っても、結婚して家族が増えることになっても優雅に暮らせるほどの資産がある上、それに干渉する父親もいないのです。

 

10室(天職のハウス)にはキローンと海王星と冥王星がありますが、これらの天体はクロウリーを稼がせるために配置されたのではないことがわかります。

 

こういう例を見ると、10室は人間のエゴが考える仕事とは違うレベルの「天と共同創造する仕事」の意味合いが強いのがよくわかると思います。

 

神様がその人にその人生でやらせたい社会的活動が、10室の表す内容のなのです。それがお金を産み出す仕事の場合もあれば、クロウリーのように後世に残る作品を産み出す人もいるのです。

 

クロウリーの不動星座の2つのT字スクエアやアセンダントの頑固な性質や天王星がもたらす個性的でユニークで目立つキャラクターだと、どこかに就職したとしても、そこで衝突して長続きしないタイプだったと思います。

実際、学校もゴールデンドーンも長く所属することにはなりませんでしたから。

 

11室(グループのハウス)に天体なしで問題もなく、てんびん座に太陽も金星もあるのに、どうして人間関係が難しいの?と思うかもしれません。

 

その答えは、太陽や金星以上に1室絡みの2つの不動星座T字スクエアが強力に働いているということです。

 

クロウリーの魂視点に立てば、思いっきりユニークな個性を全面に出して、それに共鳴する者とだけ交流して、嫌う人とは無理して付き合わなくていい、というキャラ設定をしておけば自ずとオカルト研究に共鳴する人々としか交流しなくなり、邪魔されずに「トートの書」などの作品をこの世に産み出すことができる、という意図なのでしょう。

 

おひつじ座キローンが自由を求めて、組織や枠組みや常識を超えて、魔術探求しようとするとき、1室のしし座天王星は、いつでも喜んで組織や環境や人生を変えることに協力したことでしょう。

 

ホロスコープは「魂のブループリント」であって、「エゴのブループリント」ではありませんから。

エゴが欲しがるものと反対のものが意図されていることが多いのです。

 

 

トートタロット1番のメーガス(魔術師)です。

頭の上に叡智の象徴のヘルメスの杖があります。神の叡智と自身の頭脳があれば、この世に創り出せないものはない、と創造を楽しんでいる風景です。フール(創造主)の叡智が含まれた1番は、その創造物を世に与える、神の男性性の側面を表しています。

「1」のエネルギーは、「わたしがわたしの世界を創っている」というとき、最もパワフルに働きます。

 

次回は「悟りをひらくと~」の解説の続きを、次々回は「閃めく経絡」の解説の続きを、その後にアレイスタークロウリーのホロスコープリーディングを予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。