こんにちは、リブラです。
今回は、ウォルト・ディズニーの12室(潜在意識~集合意識のハウス)の解説です。
このサイトの「celebrty search」欄に「Walt Disney」で検索をすると、ウォルト・ディズニーのホロスコープを見ることができます。
ウォルトの12室は、しし座29度で始まりおとめ座25度で終わります。
このハウスには、天体はありません。
12室はホロスコープの中で、最もミステリアスなハウスと言えるでしょう。
わたしも西洋占星術をかじり始めたばかりの小学生頃~20代前半までは、1番不可解なハウスでした。
その当時に日本で出版されている本では、12室を「障害」とか「監獄」とか「病院」とか「開かずの間」のような扱いをしていました。
わたしは12室にPOF(パート・オブ・フォーチュン)があるのですが、その頃はどう読んでよいのかわからず、他のハウスにPOFがあったらわかりやすかったのに・・・と思っていたくらいです。
20代の終わり頃ニュージーランド旅行をした際、立ち寄ったパワーストーンの店で偶然見かけた占星術の本には、12室が「潜在意識のハウス」であるとが書いてあり、そこで謎が氷解した気分になりました。
わたしは精神科での勤務経験もあったので、ホロスコープが「人生の書」であるならば「潜在意識」を扱うハウスがなければおかしいと考えていたからです。
人間の意識の80%強を占める潜在意識のことが扱われていないとしたら、それは「人生の書」として機能しないではないか?と思っていたのです。
人生がままならないのは、コントロールができない「潜在意識」の力が「顕在意識(意志)」の力を大きく超えているから、とわかっていましたから。
12室が潜在意識のハウスならば、その向こうは集合意識と通じていることになります。「個」で始まった1室が、最後の12室ですべてとつながる円に還るのです。だから、12室は森羅万象・万物と意識の世界でワンネスになっている部屋とも言えます。
古典占星術では隠され封印されたハウスだった12室が、現代ではユング博士が見つけた「潜在意識~集合意識」で、無限の可能性を与えられたハウスになったのです。
ウォルトのホロスコープは、1~6室までの下の半球に星が集中し、上の半球(7~12室)にはMCを挟むように冥王星と海王星がある配置です。
大雑把な見方をすれば、内面に豊かな個人的な世界があり、外に表れているのはその氷山の一角、という解釈になります。
確かにウォルトは豊かな内面の世界があり、絵でも、動画でも、ディズニーランドでも表現しきれないほどの広大なイメージが拡がっていたのだと思います。
普通ならば、1つの分野を外に表現してしまったら気が済んでしまうところだったでしょう。
独自の世界を外に理解されるように表現することは、なかなか難しい作業ですから。
それでもウォルトは、自身が夢中になるものを通して「ディズニーワールド」をたくさんの人々と分ち合いたいと欲したのです。
それは占星術的な視点から見れば、しし座が彼の12室のルーラーでその守護星の太陽がいて座で天王星と重なりあって3室(表現のハウス)にあるから、と推定できます。
ウォルトは創作した作品を称賛されるよりも彼の世界観を共有し、楽しんでもらう方を望んだのではないかと思います。
12室は個人の潜在意識から始まり人類共通の意識ともつながるハウスなので、そのハウスがしし座始まりおとめ座終わりのウォルトの手によって、ディズニー映画の扱う童話やファンタジーは人類共通の元型(アーキタイプ)を刺激することになったのではないでしょうか。
しし座は12星座で1番のエンターティナーです。人々を観せて楽しませたい方向にエネルギーが働きます。
そのしし星座が12室のルーラー(支配星座)であるということは、大衆心理をがっちり掴むイメージを潜在意識が送り出してくれることになるのです。
さらにウォルトの12室のほとんどはおとめ座が占めていますから、おとめ座特有の観察力と分析力でアニメのキャラクターたちがリアルに観客の心の中で生きるように演出するのです。
そうして、12室のしし座のエンターティナーの力とおとめ座の分析的な配慮ある演出が、3室いて座の太陽と天王星コンジャンクションのスーパーポジティブな表現力で映像化されたら、観る人々の心に感動と希望の光が届くことは間違いありません。
そんなウォルトの12室と3室の連携プレーを伺わせるようなエピソードがあります。
ウォルトと制作スタッフは、「バンビ」の母の死のシーンにかなり苦慮していました。
母鹿が撃たれる姿をバンビが目撃するのか、を巡って議論の末、母鹿が丸太を飛び越え撃たれると暗示して、その後のシーンは観客からフェードアウトすることにしました。
「これなら観客は心臓にナイフが突き刺さるような思いをしないですむだろう。猟師は母鹿を追っているのであり、結局見つけることができなかった・・・。
そして雄鹿がバンビに話して聞かせる。バンビは母を捜してあたりをさまよう。吹雪を通してそのシルエットがかすかに見える。あとには雪だけが降り続けている・・・」―「創造の狂気 ウォルト・ディズニー」より引用。
やぎ座冥王星と土星の突きつける厳しい現実から目をそらすことなく対峙して、幸運のシンボルいて座木星の可能性も見失わない姿勢が、現在の星のパワーを活かすには必要です。
やぎ座にキローンと火星と金星と木星と土星、いて座に太陽と天王星を持つウォルト・ディズニーのホロスコープは、「今」の現実に希望を持って明日の未来につなげるためのヒントがたくさん隠れています。
「ディズニーランドはけして完成しない。世界に想像力が残っている限り、それは成長し続ける」―ウォルト・ディズニー
ウォルト・ディズニー亡き後も、その遺志が受け継がれ、みんなを夢中にさせる「楽しい夢の国」であり続けれるのを予言したような言葉ですね。
次回は「悟りをひらくと~」の解説の続きを、次々回は「閃めく経絡」の解説の続きを、その後に今年3月1日からおひつじ座に入ったトランシットのキローンのお話を予定しています。
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