こんにちは、リブラです。

今回は、ウォルト・ディズニーの11室(グループのハウス)の解説です。

 

https://www.astrotheme.com/

このサイトの「celebrty search」欄に「Walt Disney」で検索をすると、ウォルト・ディズニーのホロスコープを見ることができます。

 

ウォルトの11室の解説に入る前に、10室の海王星を頂点とするヨッドの存在について解説を忘れていたことに気づきました。

でも、今回の11室のお話(ウォルトとニューヨーク万博)を絡めて考えると、ここで10室のヨッドの活躍がどんなものなのか(ヨッドは「神の指」と呼ばれ、150度の無関心アスペクト2つに強制的な寄り道をさせられながら、その「つまみ食い的経験の集積でつくられた思考回路」が完成すると、独自の天才性を発揮するアスペクトです)を解説するのが、わかりやすいことにも気づきました。

うっかり忘れたのはわたしの潜在意識やわたしのヨッドの仕業かな?とも考えられます。

 

ウォルトの10室(天職のハウス)のかに座0度の海王星(直感、イマジネーション)は、3室(表現のハウス)のさそり座27度の水星(思考)150度、5室(至福と創造性のハウス)のやぎ座29度の金星(喜び)150度で、水星金星とは60度となるヨッド(許容範囲3度以内)の二等辺三角形を形成しています。

 

ウォルトの頭の中に広がる世界を再現し表現する試みは、幼い頃~少年期は絵や演劇で、青年期はアニメ映画の制作で、壮年期はディズニーランドの設立で行われてきました。

その道のりはけしてスムーズなものではなく、いつも立ち塞がる壁と取り組み、失敗からの学びの連続でした。

 

ツール(才能)はあっても直線コースでゴールインするようなものでなく、ヨッドが導くコースは障害物競争と迷路の果てに現れるゴールです。

ツール(才能)を使ってゴールに到達するのではなく、障害物競争と迷路の中で普通ではないツール(才能)の使い方を覚え、ゴールに到達したとき「これがわたし独自の才能なのだ」と気づくような感じです。

ウォルトはそのコースのプロセスで「夢をけして諦めない」という忍耐力をつけていったのでしょう。

 

3室水星が知恵や工夫を駆使して不可能を可能に変えて具現化していくのをそっと支えてくれたのが、5室金星の夢の具現化を楽しむ気持・遊び心だったのでしょう。ウォルトはいつも自身の仕事に夢中で、遊びに没頭する子どものようだったと言われています。

 

絵を上手に描くことができてもそれを動かせる時代になったら、いち早く動画制作や撮影技術を身に付け、そこに音を加える工夫をして「ミッキーマウス」を大成功に導き、人間らしい表情やなめらかな動きを出すことに苦心してディズニー映画を不動の位置に押し上げました。

 

そして、ディズニーランドの設立でウォルトの世界は表現だけでなく、子どもも大人も実際に訪れて遊べるアナザーワールドとなったのです。

 

きっと、ウォルトはディズニーランドを創ることになってはじめて、「これが1番表現したかったことだ」と気づいたに違いありません。

 

ウォルトはディズニーランドに訪れる人々を自身のイマジネーションの世界で包み込み、厳しい現実をほんの一瞬忘れられる体験型の異世界空間を創りたかったのでしょう。

感動を親しい人と共鳴し実感できる異世界空間は、かに座海王星らしい夢ではありませんか?

 

6歳のときから新聞配達や電車内販売の労働に駆り出され、子どもらしい遊び時間を剥奪された境遇だからこそ、子どものように夢中になって遊び楽しむ時間の大切さがわかっていたのだと思います。

 

大人になって毎日を仕事に捧げるのが当たり前になり、尚更その価値に気づいて「遊び=有益」と感じたら、やぎ座の金星はかに座海王星の夢に無関心ではいられなくなります。

こうしてかに座海王星を頂点として、さそり座水星とやぎ座金星が底辺で支えるヨッドの天才性は、ディズニーランドで開花することになったのでしょう。


ウォルトの11室は、かに座28度で始まりしし座29度で終わります
このハウスには、天体はありません

 

11室は「共同体との関わり」をテーマとするハウスです。グループマインド(集合体の心)とどう関わり、そのエネルギーをどう扱うか、をみるハウスです。数秘11は、一桁の数字の枠組みをはじめて超えるマスターNo.なので、「個の限界を超えて無限の可能性を開く数字」です。

 

11室に存在する天体や星座で、個の限界を超える規模の活動を人脈や組織と関わることで、いかに発展させることができるのか、知ることができるのです。

 

ウォルトの11室の支配星座はかに座で、その支配星は月なので、1室(本人のハウス)のてんびん座の月のイメージが、彼の描くグループとの関わりということになります。

ウォルトの心のよりどころになっている美意識を、喜んでくれる人々と分ち合いたいという思いが、グループや組織やゲストに向けられていたことでしょう。

 

変革をもたらすトランシットの天王星がウォルトの10室を運行中にディズニーランド構想が具現化し、1955年に開園しました。

ディズニーランドはアメリカの大人も子どもも熱狂させました。その人気は国外にも知れ渡り、外国の要人が家族を連れて遊びに来るようになりました。

 

当時冷戦関係であったソビエトのフルシチョフ首相が1959年にアメリカに訪問したときには、首相夫人ともどもディズニーランド行きを熱望したそうですが、警備上の問題で入園が許可されず「ファンタジーの国を訪ねる喜びを奪われて、わたしはわが人民になんと説明すればいいのか」と述べたそうです。

 

アニメ映画で十分知られていたウォルト・ディズニーですが、ディズニーランドで更に世界中を夢中にさせるほどのパワーを出し始めていたのです。

 

そして1960年、自然な成り行きで「ニューヨーク万博」の出展のオファーがウォルトのところにやってきました。トランシットの天王星はしし座運行中で、ウォルトの11室に滞在中です。

ウォルトは自分の世界観を世界中に向けて表現しようと、万博出展に向けて総力を結集しました。

 

ディズニーランドを設立した時点で、ウォルトは自身の異世界空間の国を建国した気分になっていました。だからその国に相応しい理想都市のイメージも欲しかったのでしょう。「テクノロジーとイマジネーションの融合」がそのコンセプトでした。

 

ウォルトはGE(ゼネラル・エレクトリック社;エジソンが創始した電気事業会社)と組んで、「電気の進歩の歴史」を紹介するショーを提案しました。

GEの電気器具の歴史に沿って、「音」と「アニメーション」と「電子頭脳(エレクトロニクス」の3要素を結合し、円形のステージの周囲の観客席がメリーゴーランドのように回る仕掛けで「進歩のメリーゴーランド」と名付けられました。

 

電気の技術はもちろんGEの力ですが、ショーの内容のアイディアはウォルトが出したものです。この展示は1964年の万博で、第3番位の人気を博しました。

 

「テクノロジー」と「イマジネーション」と「娯楽」がセットになったような「進歩のメリーゴーランド」は、ウォルトの水星と海王星と金星のヨッドが発揮させた才能の現れのように感じます。

 

また、ウォルトはこの万博でユニセフのための展示も頼まれ、「イッツアスモールワールド」のアトラクションが生まれました。

 

大型の船を運河に浮かべ、世界のすべての国を象徴する人形の間を進み、人類の統一意識(ワンネス)を表現するもので、子どもたちでも簡単に歌える歌も「イッツアスモールワールド」として作られました。

 

この歌とアトラクションのタイトルとなった「イッツアスモールワールド」は、作詞・作曲をシャーマン兄弟に依頼する際、ウォルトがその歌の意図を伝えようとして「結局、これは小さな世界なんだ」と言ったのがそのままタイトルになったと言われています。

 

ウォルトの頭の中で始まった世界が、万博の出展を機会に異業種の才能とコラボレーションし、そこに集う世界中の人々を楽しませることができたのです。

個の限界をグループで超えていく「11室」のエネルギーの醍醐味を、ウォルトはこの万博で体験したはずです。
 

「楽しんで学べる『教育』よりも、気がついたら学んでいるような『娯楽』を与えたい」―ウォルト・ディズニー

 

次回は、次回は、「悟りをひらくと~」の解説の続きです。次々回にウォルト・ディズニーの12室のリーディングを予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。