こんにちは、リブラです。

今回は「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」の解説の続きです。

 

第4章 思考はいつも「いま」から逃げようとしている

第8節 「いまに在る」人には、過去など存在しない

 

問い;幼い頃の体験とか、どんな時代を生きているか、どんな文化的なバックグラウンドがあるのか、こういったもろもろによって、個人のものの見方、反応の仕方、世界観、人間関係、生き方が決まってくると思うのです。この潜在意識の過去を探り出すことやお荷物の過去を取り除くことは可能なんでしょうか?

 

答え(エックハルト・トール);幻想がなくなったら、そこには何が残るのでしょう?

わたしたちには、潜在意識に埋もれた過去を暴く必要など、まったくありません。

 

必要なのは潜在意識の中の過去が「思考」「感情」「欲望」「リアクション」「出来事」の形で、いま、表れていると認識することだけです

 

潜在意識の中の過去は、試練という形わたしたちの前にやってきて、それを掘り下げると、底なし沼にはまってしまうことになります。

 

過去から自由になるため過去を知るとか、未来がゆくゆく過去から解放してくれるとかを信じるのは、幻想を信じることになります。

 

「いま、この瞬間」だけが、過去からわたしたちを自由にできるのです。

「いまのパワー」につながること。それがカギです。

 

問い;「いまのパワー」ってなんですか?

 

答え(エックハルト・トール);「いま」に在り、「大いなる存在」につながることで手に入れられるパワーです。

思考から解放された、意識のパワーとも言えます。

 

「いま」のレベルで過去に取り組んでください。過去に焦点を当てれば当てるほど、「にせの自分」のアイデンティティをつくり出す危険性があります。意識を向けるべき対象は「いま」です。

 

自分の行動に注意を向けてください

同様に、反応、気分、思考、感情、恐れ、欲望にも注意を向けてください

それらが湧き上がってくると同時に、注意を向けるのです

 

自分の中に生きる過去を、批判せず、分析せず、決めつけもせず、これらをすべて見張って、「いまに在る」ことができれば、わたしたちは過去にも取り組んでいることになります

「いまに在るパワー」を通して、過去を溶かしているからです。

 

過去の中にいる自分を見つけることはできません。

「いま、この瞬間」に入り込んではじめて、「ほんとうの自分」を見つけることができるのです。とエックハルト・トール氏は言っています。

 

「いま、この瞬間」にしか、心(思考・感情)と身体と魂意識が共存する場はありません。

過去はわたしたちの記憶の中にしか存在せず、未来はイメージの中にしかありません。

 

いくら過去のおかげで「いま」があるとは言っても、「いま」以上に重視してしまうと身体は「いま、ここ」にあって、意識の焦点が過去に逆戻りしてしまう現象を招きます。

リピート再生の映像をくり返し頭の中で流し続ける、フラッシュバックの状態です。

 

あまりに幸せで戻りたくなるような過去。あるいは、耐え難いほどの苦しさで二度同じ目に会いたくない過去。

 

わたしたちの頭の中でリピート再生される過去の記憶は、この2つどちらかの記憶が多いでしょう。

 

「あまりに幸せな過去の記憶」は、「いま」のストレスを和らげるため。

「つら過ぎる過去の記憶」は、「いま」、同じことが起きないようにリスク回避のため。

 

本来は「いま」のため過去の記憶なのです。だから、過去の記憶へのトリップのため、意識のフォーカスを「いま」から切り離してしまったら、意味がありません。

 

「いま」が見劣りしてしまうほど、幸せな過去の記憶に浸ってしまったり、「いま」を生きる力が削がれるほどつらい過去の記憶を堀り返したりするのは、無益なことです。

 

「いま、ここ、この瞬間」が最高に幸せだったら、過去や未来がどんな風に見えるのか、イメージしてみてください。

 

「あまりに幸せな過去の記憶」は「2番目に幸せな過去の記憶」になり、「つら過ぎる過去の記憶」はそこから這い上がった自分に感謝したくなるくらいの感動で、すべてが幸せに輝いて見えるでしょう。

これがエックハルト・トール氏が言う、「いまに在るパワーを通して、過去を溶かす」ということです。

 

「過去」から自由になるための1番効果的な方法は、「いま」を生きることに集中することです!

「いま、ここ、この瞬間」だけが、心(思考・感情)と身体と魂意識が共存し、「大いなる存在」のサポートを受けられる場なのです。

 

いま、ここ、この瞬間」だけが実存し、奇跡を起こせる場です。だから「いま」にグラウンディングし、「いま」にコミットし、100%の自分を与える(100%の自己信頼をする)のです。

1%も恐れがない瞬間は、100%の信頼関係で「大いなる存在」とつながっています。だから、安心してその流れに委ねることができます。

 

見えない「大いなる存在」を信頼するのはハードルが高いと思う方は、まず、見える次元の存在である「自分」を信頼できるように、過去の記憶を許すことから始めたらいいと思います。

 

たとえ1000人から批難を浴びても、たったひとり、自分だけは自分自身の味方であり続ける、そんな覚悟が「いまの自分」を幸せにするコミットをした瞬間から湧いてきます。自分への無条件の愛が、過去のネガテイブな記憶の何もかに光を当てて溶かしてしまうのです。

 

わたしの子ども時代はかなりサバイバルな家庭環境で育ち、パニック障害があり、両親も自分も精神に異常があるのでは?と悩んだから、最初の勤務先を精神科に選んだくらいです。

虐待の連鎖がある家庭に育ったことから、そこからなんとか這い上がりたくて、ヒプノセラピーやヴィジョン心理学を学びました。

 

しかし、ネガテイブな過去の記憶をうらみ・つらみの感情なしで、笑って話せるようになったのは40代に入ってからです。

 

人生の午後(後半)は、自分を信頼できるように生きよう。自分に無条件の愛を注ごうと決めた瞬間に、コミットメントの威力を初めて体験したのです。

無条件の愛だから、どんな過去の失敗の記憶も不幸な記憶も、お構いなしに光で溶かされました。

 

溶かされたとは言っても、忘れてしまうわけではないのです。キレイさっぱり、闇のエネルギーだけが溶けてなくなってしまうのです。だから、誰かを責める気持ちも、自分を責める気持ちも溶けてなくなってしまったようでした。

「過去」から自由になった後は、暗い子ども時代の話を語ると、聞いた人々はみんな漫画の世界のようだと言って大笑いします。あまりにシュールな実話なので、フィクションの世界のようなイメージが聞いた人々の頭の中で展開するのでしょう。

 

「過去」の闇の記憶を笑いネタに変えられるのは、「いま、ここ、この瞬間」にグラウンディングしている自分だけです。

 

「いまに在るパワー」は、誰にでも、どこでも、この瞬間から使えます。しかもプライスレスです。しかもいまは具現化の権現の星である土星がホームのやぎ座に滞在中、おまけに冥王星までやぎ座に同居状態。「いまに在るパワー」を使う絶好のチャンスではないですか?

 

さらに幸運の星の木星はスーパーポジティブないて座に滞在中だから、暗い過去や過ぎ去った幸せなんかにしがみついていたら、幸運に素通りされてしまいます。

「いまに在るパワー」を試すなら、「いま」がチャンスです!

 

次回は、ウォルト・ディズニーのホロスコープ7室のお話を、次々回は「さとりを~」の続きのお話を予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。