こんにちは、リブラです。

 

うお座土星編の解説サンプルとしてのエドガー・ケイシーのホロスコープリーディングの続きです。

今回は10室(天職のハウス)のリーディングをします。

 

https://www.astrotheme.com/

このサイトの「celebrty search」欄に「Edgar  Cayce」で検索をすると、エドガー・ケイシーのホロスコープを見ることができます。

エドガー・ケイシーの10室は、おうし座19度で始まり、ふたご座23度で終わります。

このハウスには、おうし座22度の冥王星(潜在能力)があります。

 

10室のおうし座22度の冥王星は、12室(潜在意識~集合意識)のしし座21度天王星(自己変革)90度で葛藤するハードアスペクトをとっています。

8室(共感のハウス)のうお座28度の太陽(本来の自己)や7室(パートナーシップのハウス)のうお座15度の金星(喜び)とは60度で連携するソフトアスペクトをとっています。

 

「10室」は、「天職、社会的活躍」がテーマのハウスです。

1室の始点をアセンダントといい、その点は生まれたときの時刻で決まります。だから1室(本人のハウス)は新生児のようなイメージです。「わたしである」ことに何の疑問も抱かず、「この世に歓迎されて生まれたわたし」のパワフルさに溢れています。

 

2室(所有のハウス)は、「この世に歓迎されて生まれたわたし」のため用意された「もの(物・関係・環境・能力・セルフイメージなど)」です。「わたしである」が、「わたしのものを所有する」のです。

 

3室(表現のハウス)は、「わたしである」と自己表現をするところです。

 

4室(基盤のハウス)は、「わたしである」が現実に根を降ろす場所です。樹木なら、生きていくのに必要なものを吸収する場所です。このハウスの反対側にあるのが、10室です。

 

こうして眺めると生活基盤(4室)と天職・社会的活躍(10室)は、根とそれが成長した暁に咲く花や果実のような関係が見て取れると思います。

 

「食べていくための仕事」は、自分に向く仕事・向かない仕事を知る(適性を知る)ためにあり、それがわかったら「適職で食べていける仕事」に進み(4室)、5室(至福と創造性のハウス)で独自の個性を育て、「好きなことで貢献の喜びを味わう仕事」に進んで(6室)、MC(10室の始点)という人生の高み(天職)の準備ができ、天(大いなる存在)と共同創造する仕事に至るのです。

 

「天職」に至るかどうかは、基盤を充実させ、自分の個性を育て、その個性を貢献に役立てる意思があるかどうかにかかってます。

ところが、天意=魂の意図が仕事を通して、今生でどうしてもやりたいことがある場合は、しがみついている適職を取り上げてでも、天職を突きつけてくることがあります。

 

ケイシーの場合は、まさに、天職(アカシックリーディング)から逃げても逃げても、突きつけられた仕事だったようです。

 

ケイシーの7室(対人のハウス)は、ドラゴンヘッド(魂の目的)と水星(思考)と土星(具現化力)と金星(喜び)があり、8室(共感のハウス)は太陽(本来の自己)があるので、「1対1」という場で使うために星(才能)が結集しているのです。

 

そして、アカシックリーディングは未開拓な分野だからこそ、生涯探究が続けられるように9室(知的探求)には、キローン(苦手意識からヒーラーに転換する星)と海王星(サイキックな直感)と月(心のよりどころ)があり、それらは協調するアスペクトの配置で12室(潜在意識~集合意識)と5室(至福と創造性)に支えられているのです

 

ケイシーの魂は、1対1のアカシックリーディングを通して集合意識と物質界の橋渡しをし、見えない世界の情報を知的探究によって見える次元へ明らかにしていきたかったのだと思います。

 

しかし、それを成し遂げるには、「わたしにはその能力がある」と自分の潜在能力を認める必要があります(キローンは自己承認によってしか苦手意識を克服できません)。

 

それができなかったから、トランシットの(運行中の)土星がケイシーのキローンに重なる1911年には、アカシックリーディングを試みることさえできずに、生後間もない次男を亡くし、妻も瀕死の状態に陥るまで治療法をアカシックレコードに尋ねることをしませんでした。

 

ニューヨークタイムズに掲載されるほどの奇跡的なリーディングができても、ケイシーは自身の能力について知的探求しようとしなかったため認めることができず、大切な息子や妻にアカシックリーディングすることをためらったのです。

キローンは自己承認でないと超えられないのは、ケイシーのこの例でも如実に現れています。

 

トランシットの土星がキローンに重なるときには、容赦のない現実に直面しますので、妻の命を自らのアカシックリーディングで救ったとき、やっとその能力を貢献に役立てることを承認したのでした。

 

ケイシーのキローン問題は、このあたりで解決したはずですが、10室のおうし座冥王星と12室のしし座天王星の90度の葛藤が、なかなか手ごわいのです。

 

おうし座もしし座も頑固な不動星座です。しかも、そこに組み合わされている天体はトランスサタニアン(土星から後の天王星・海王星・冥王星のことをまとめて言う呼び方)です。

 

土星もサターンリターンなどで厳しい現実化が有名ですが、トランスサタニアンはそれを超えるエネルギーです。

命名されている名前もウラヌス(天王星)は、自分の子供たちを次々と殺す闇神です。

プルート(冥王星)はその名のとおり、ギリシャ神話の死神です。

だから、天王星の変革のエネルギーもウラニウム級で、冥王星の変容のエネルギーもプルトニウム級です。

 

天王星のあるハウスは、ふつうのやり方では通用せず、仕方がないので変わった方法を取ると、人生が変わってしまうほどの自己変革が起きるのです。(人生を変えたい人は、ご自身の天王星星座にフォーカスして、その星座の流儀で変えることを考えてみましょう)

 

冥王星のあるハウスは、一回死んで生まれ変わるぐらいの勢いで、それまでしがみついた観念が引き剥がされ、ゼロスタートを強いられます。

その代わり、そうやって要らないものが取り去られて出て来るのは、無限の可能性を秘めた潜在能力です。

(「惜しみなく奪い、惜しみなく与える」冥王星のパワーで、眠れる能力を目覚めさせたい人は、ご自身の冥王星星座にフォーカスして、その流儀で徹底的にご自身の能力を掘り下げて使ってみましょう)

 

ケイシーの10室の冥王星は、おうし座の表す物質次元の身体の変容の可能性を、12室の天王星は、しし座の表す全人類のニーズに合った形で明らかし、集合意識に変革のエネルギーを与えることを計画していたように思います。

実際、ケイシーがいくら隠していたくても、彼のアカシックリーディングは注目を浴びていたのですから。

 

ケイシーがおうし座冥王星としし座天王星の、潜在能力の開花が先か(自分の能力として安心して使いたい)、一般大衆の意識変革が先か(怪しいことをしている変人として注目を浴びたくない)で葛藤しているのが現れているかのように、大学や病院を創設することにエネルギーや資金を費やし、行き詰まるのです。

 

魂がほんとうにやってほしいことをしてからならば、それも上手くいったのかもしれません。

でも、ケイシーのエゴはどうも、アカシックリーディングから逃げるために、大学や病院の創設を優先してエネルギーを向けさせたように思えます。

 

そして、ケイシーは大学や病院の夢を諦めた55歳以降、猛然とアカシックリーデイングの研究に取り組むのです。

ケイシー自身の潜在意識が、「寿命を縮めるから、そんなにリーディングをすると危険」と警告しても、過労で倒れるまで続けたと言われています。

 

このときになって、やっとケイシーは天と共同創造する仕事がアカシックリーディングだと気づき、それ以前の分も取り戻すかのように、アカシックリーディングに没頭したのでしょう。

 

次回の予定は、「悟りをひらくと~」の解説の続きです。ケイシーの11室のホロスコープリーディングはその後になります。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。