こんにちは、リブラです。
うお座土星編の解説サンプルとしてのエドガー・ケイシーのホロスコープリーディングの続きです。
今回は6室(貢献のハウス)のリーディングをします。
このサイトの「celebrty search」欄に「Edgar Cayce」で検索をすると、エドガー・ケイシーのホロスコープを見ることができます。
エドガー・ケイシーの6室は、やぎ座25度で始まり、みずがめ座24度で終わります。
このハウスには、天体がありません。
「6室」は、「人や社会に役立ちたい」という思いを表すハウスです。
その1つ前の5室が「至福と創造性のハウス」であることからも、至福を感じながら独自の個性と創造性を育てる延長線上に存在するのが、「貢献のハウス」分野です。
料理をするのが大好きな人が料理人になり、野菜を育てることが大好きな人が農家になり、音楽が大好きな人が音楽家になり、人にサービスするのが大好きな人がサービス業に就けば、放っておいてもその人々は自身の仕事に創意工夫を惜しまず、そこに力を注ぐことに犠牲を感じないでしょう。
貢献したことが感謝されなくても、そこに独自性・創造性を発揮することで、自分らしい能力が引き出されていく喜びがあります。
以前勤務していた病院の厨房に、かつて自分の店を経営していた調理師がいました。その調理師は揚げ物は揚げたてが1番美味しいというこだわりから、職員食堂の洗い物用の小さな調理場で揚げたてのコロッケを出してくれたことがありました。
「ふつうのコロッケが、ご馳走みたいに美味しいね!元気出るね!」と、忙しい午前中の仕事も忘れ、ドクターもナースも大喜びでした。
ほんとうはそのとき、職員食堂の洗い物だけがその調理師の当番でしたが、料理で貢献したい料理人魂が当番仕事+揚げ物料理サービスという仕事をさせてしまったのでしょう。
彼が黙って洗い物だけをしていたら、わたしも20年前のある日の昼食は、何を食べたのかすら記憶に残らなかったと思います。
でも、料理人としての思いをそこで表現してくれたからこそ、そこにいた職員たちと料理を通して交流が生まれ、彼の料理人生の出来事を少し垣間見ることができたのです。
「5室」で培ったものを「6室」に活かすと、1番よい形の(義務や犠牲からではない)貢献ができるのです。
数秘6も、人間の愛や絆やつながりを表す数字なので、「大好きなことを夢中でやっているうちに才能が開き(数秘5)」⇒「その才能を役立てて、人とつながる(数秘6)」という流れもあります。
ケイシーの6室は天体がないので、彼にとって貢献すること自体は、無理なく自然にできる行為だったはずです。
天体が存在しないハウスは、それができないのではなく、とくに頑張らなくても必要なときはできてしまうから、魂意識が関心を寄せていない(天体を配置しない)ハウスとなったのでしょう。
天体のないハウスは葛藤のないハウスでもあるので、素直に取り組めばふつうに手に入る分野なのです。
天体のあるハウスの分野で、その天体とその星座の指し示す方向に力を注ぐならば、天体のないハウスの項目は、半自動的に達成されます。
ケイシーの場合は、5室(至福と創造性のハウス)に幸運を呼ぶ木星(やぎ座)とモチベーションの源の火星(やぎ座)があります。
至福に感じることを見つけて、やぎ座らしい努力と持久力を注いで現実化していけば、それがそのままケイシーらしい貢献の形になっていく設定です。
ケイシーは20代初頭、生活のために好きでもないセールスマンになり、声の不調という軌道修正の働きが起きます。そして、紆余曲折の末、写真屋という適職を得て、婚約者と結婚もできました。
けれどもやっと自分の写真館を持つことができたときに、火事でその写真館を失うという試練が彼を再び襲うのです。
それは1904年、ケイシーが28歳のときでした。
トランシットの木星はうお座で、7室のうお座の水星・土星・金星・太陽に次々重なる、ある意味幸運期でしたが、トランシットの土星はみずがめ座でケイシーの6室に滞在中でした。
つまり、星の流れは、「ケイシー独自の貢献を現実化せよ!」とプレッシャーをかけている時期だったのです。
ケイシーの6室のルーラー(支配星座)はやぎ座でその支配星は土星、彼のうお座土星は7室(人間関係のハウス)にあります。
うお座お得意のアナザーワールドへ1対1の交流によって誘い、土星の現実的なエネルギーを使って貢献する、というのがケイシーの魂の設定です。
アナザーワールドをアカシックレコードとすれば、土星の現実性はクライアントの悩み事の解決で、それを1対1の場で伝えるから7室なのだと読み取れます。
ケイシーのエゴは写真屋として敬虔なクリスチャンとして「常識的な善良な人」の人生を歩みたいのに、彼の魂はブループリントどおりのアカシックリーダーになってもらわないと、と両者の方向性の違いが建てたばかりの写真館の火事という現象化を引き起こしたように見えます。
ケイシーの魂は、「アカシックリーダーとして貢献すること」だけは、譲れない一点だったのでしょう。
たしかに、ケイシーがふつうの写真屋さんで落ち着いてしまったら後世で彼の仕事の功績の恩恵を受けることになるたくさんの人々は、いないことになりす。
ケイシーのホロスコープを見ていると、星の集結があるうお座にトランシットの木星が来る幸運よりも、星がない6室にトランシットのみずがめ座土星が「ホロスコープどおりに自分らしい貢献をせよ!」と働きかける方が強いんだな、という印象を受けます。
さすが不動宮サインしし座アセンダントのケイシーだから、自分の理想を貫くことに頑固なのだな、と思いました。
でも、このしし座のエゴマインドを飼い慣らすことも彼の天職に必要だから、しし座天王星(12室)とおうし座冥王星(10室)のハードアスペクトで闘わせていたのでしょう。
アカシックリーディングを仕事にすることから逃げ回るケイシーに、このあともチャンスと厳しい試練はまだまだ執拗に続きます。
次回の予定は、「悟りをひらくと~」の解説の続きです。ケイシーの7室のホロスコープリーディングはその後になります。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。