こんにちは、リブラです。
うお座土星編の解説サンプルとしてのエドガー・ケイシーのホロスコープリーディングの続きです。
今回は5室(至福と創造性のハウス)のリーディングをします。
このサイトの「celebrty search」欄に「Edgar Cayce」で検索をすると、エドガー・ケイシーのホロスコープを見ることができます。
エドガー・ケイシーの5室は、いて座23度で始まり、やぎ座25度で終わります。
このハウスには、やぎ座2度の木星(チャンス、幸運)とやぎ座11度の火星(男性性、モチベーション)があります。
5室やぎ座2度の木星は9室(探求のハウス)のおうし座3度の海王星(直感、イマジネーション)と、やぎ座11度の火星は9室のおうし座12度の月(心のよりどころ)と120度の協調アスペクトをとっています。
このハウスの天体とハードアスペクトをとる星は、出生図の中にはありません。
「5室」は、趣味や遊びや至福が詰まったハウスです。
義務や制限から解放されて、自由に創造性を発揮できるハウスです。
5歳以下の子どもだったら、放って置いても「5室(遊び)」の領域に向かいます。
でも、6歳以上からは学校に行き、「遊びは宿題を済ませてから」とか、「やるべきことをやってから」という教育を受けるので、「楽しいことは、後回し」という習慣が刷り込まれていきます。
大人になるとさらに「やるべきこと」が増え、「生存に必要なこと」と「やるべきこと(仕事や役割・義務・約束・・・)」に追われて24時間が終わり、純粋な自由時間を手に入れても疲労回復に費やされ、「至福と創造性」の領域は後回しにされ続けます。
こうして「5室(至福と創造性)のハウス」は、「開かずの間」化されてしまうことが多いのです。
その5室領域にこそ、個性に根ざす才能の芽が眠っていることに気づくことなく、「ほんとうに好きなことがわからない」個性の迷子になります。
ホロスコープの12個のハウスのテーマはどれも人生に必要不可欠な項目を表しています。
とくに天体が存在しているハウスを「開かずの間」化してしまうと、そのホロスコープ全体もうまく機能しなくなります。
ホロスコープは、星の配置が産み出すアスペクトのエネルギーを使って、人生の可能性をいくらでも拡大できるように設計されています。
使えるアイテムがあるのに理由もなく封じてしまったら、そのホロスコープどおりの可能性に満ちた人生を生きることは難しくなります。
また、数秘でみると「5」は「新しいことへの変革」、「4(安定)を手放し、新しい冒険へに出る」意味があります。
至福を追求するために創造性を発揮すると、新しい自分や新しい方向性の発見につながるのです。
「4(安定)」を手放しての「5(変革)」への冒険ですから、このハウスの「至福」はただの至福意味するのではなく、「創造の喜び」や「新しい発見の喜び」を伴う至福です。
ケイシーの5室の始まりはいて座で、その支配星はチャンスや幸運を人生に呼ぶする木星で、やぎ座木星として5室にあります。
ケイシーにとって、チャンスや幸運を呼ぶものは、「未来の可能性を開くための至福と創造性の追求」によってしか訪れません。
結婚を約束した恋人の出現で、経済的安定のみを考えて本屋の店員からセールスマンに転職しますが、3ヶ月で声が出なくなるという身体の不具合を起こします。
5室の木星と火星には葛藤するようなハードアスペクトはありませんが、「至福のハウス」に幸運の神様のジュピター(木星)と行動力の源の火星があるのに、お金のためにセールスマンになるのは「5室幸運のジュピター(木星)とエネルギー源」を「開かずの間」に封じてしまったも同然の行動です。
幸運のジュピターのご機嫌を損ねたケイシーは、世の常識(高給を得ること)を尊重して、身体の不調を招き、失業したのでした。
彼の心の欲求を表す月や直感を表す海王星は、9室の探求の成果をいつでも5室の至福と創造性の活動に協力する用意をしていたはずですが、ケイシーが「結婚するためには、自分の好みは犠牲にしてもっと給料の高いところに勤めるべきだ」という、世間一般の常識の方を選択してしまったのでしょう。
こういうときトランシットの(運行中の)星は、魂のブループリントの人生に方向転換させるべく、厳しい軌道修正を現象化させてきます。
ケイシーの声が不具合を起こすきっかけとなった1898年、トランシットの天王星はいて座1度で4室通過中で、
声の治療のため催眠療法を受けたのを機に、アカシックリーディングの才能が発現したのが1900年、天王星いて座10度、木星いて座1度で4室通過中、土星はいて座27度で5室通過中のときでした。
「ガートルードと結婚するために、生活基盤(経済基盤)を変えなければいけない」
この思いつきは、間違っていないのです。
でもこのとき、変革を担う天王星は「未来の可能性」に的を定めるいて座にありました。
「いまの稼ぎ(お金)」を目的に変化するべきでないときに、ケイシーは書店員からセールスマンに転職したのが、方向違いだったのでしょう。
だから、働けなくなり、治療に専念しなければならず、「催眠療法」という後のケイシーの天職のアカシックリーディングに近い領域に方向転換させられました。
(自身の好みを尊重して、おうし座月の欲求、おうし座海王星の直感の導きを参考にしていたら、書店員⇒写真屋への道に、声の不具合とか、失業とかの現象化なく、たどり着いけたかもしれません)
一方、アカシックリーディングそのものはケイシーの記憶に残らないので、当時の彼が望む仕事ではありませんでした。
彼の5室の木星も火星もやぎ座で、形になり実際に役立つものが幸運を呼び、モチベーションも湧くと感じていたことでしょう。
5室と協力関係にある9室のおうし座海王星(直感)や月(欲求)も五感で感じられる美しいもの心地よいものを探求したいと促します。
4室(基盤のハウス)のトランシットのいて座天王星は、ケイシーの「未来の的」に「写真屋になること」を思いつかせ、経済基盤の変革に取り掛からせたのです。
写真屋の見習いは黙っていてもできる内容だったので、声の不具合がある間にケイシーは写真撮影・現像の技術を習得しました。
そして、1902年トランシットの木星がやぎ座に入り、ケイシーの5室やぎ座木星と重なるジュピターリターン(木星回帰)の年に、最愛のガートルードと晴れて結婚しました。
いかにも、現実的な努力を尊重するやぎ座木星らしい、幸運の訪れ方ですよね。
「ジュピターリターンです!はい、幸運の到来です!」ではなく、いて座木星時代に狙いを定め、そこに向かうワクワクを推進力にして努力を続け、やぎ座木星の到来でその具現化の産物を受け取る。
ケイシーは、写真屋として人気を得て個人事業として独立し、28歳のときには自身の写真館を持つまでに成功しました。
やぎ座木星・火星とおうし座月・海王星が、協力し合ったら豊かに成功しないわけはありません。
星座の性質とハウスの分野と天体の協力関係をよくわかって使ってあげることが、とても大事なのだな、とケイシーの5室を読んで再認識しました。
いまは、さそり座木星、やぎ座に土星・冥王星で、おうし座に天王星がトランシットで滞在中ですから、目先の欲得に左右されない、「ほんとうの自分」が受け取るべき豊かさへの変革のときです。
「ほんとうの自分」が求める具現化したい豊かさとは、何なのか?そんなこと考えながら進めば、そこに向かう努力も、苦痛ではなく、新しい自分の可能性を開く喜びに変わっていく時期にもなるのでしょう。
次回の予定は、「悟りをひらくと~」の解説の続きです。ケイシーの6室のホロスコープリーディングはその後になります。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、
キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。