こんにちは、リブラです。

今回も「さとりを人生はシンプルで楽になる」の解説です。

 

第2章 「いまに在る」と、人生の苦しみは消える

第1節 「いま」苦しみをこしらえるのをやめる方法

問い 「いま、この瞬間」が不愉快だったり、最悪だったり、受け入れるのが無理なときにはどうするんですか

 

答え:エックハルト・トール

思考がどんな具合に、物事に「レッテル貼り」をしているか、よく観察してごらんなさい。

そのレッテルこそが、苦しみと不幸をこしらえる原因であるということに気づきますよ。

 

思考がどんなしくみで機能しているのか理解すると、思考活動の外に歩み出ることができます。

これは、同時に「いま、この瞬間」をあるがままに受け入れていることになります

 

「いま、この瞬間」を受け入れると、どんな出来事にも動じない、「心の平安」が得られます。

その境地(心の平安)に入った上で、何か行動を起こす必要があるなら、行動しましょう。

まず、(「いま、この瞬間」を)受け入れます。それから、行動を起こします。

 

「いま、この瞬間」が運んできたものを、まるで自分であらかじめ選択したかのように、すべて受け入れるのです。

 

どんなときでも、「いま、この瞬間」と協力するのです。

それが難しいときでも「いま、この瞬間」を敵に回さないことです。

これが、人生を根底から奇跡的に変化させる方法です。とエックハルト・トール氏は言っています。

 

「思考」(エゴ)がどんなしくみで機能しているのかを理解することは、「思考」(エゴ)を従わせ、道具として扱うための必須条件です。

優秀な道具だからこそ、しくみをよく理解していないとうまく使えないのです。

 

「思考」(エゴ)は、大脳という身体の一部を拠り所にするので、身体と同じしくみで働いています。

 

「思考」(エゴ)は防衛本能が強いですが、身体の中での防衛担当は免疫システムです。

免疫システムの主役は、白血球です。

白血球の中でも、戦うことに長けているのがリンパ球です。

 

リンパ球は戦うターゲット(危険と思われもの、危険な目に合わせたヤツ)の標識を作って身体じゅうに知らせ、抗体という武器を量産して、戦闘に備えます。これがわたしたちの身体の免疫システムです。

 

この免疫システムのおかげで、カビや細菌やウイルスだらけの大気を普通に呼吸して生きていけるのです。

とてもありがたいリンパ球軍団なのですが、時々、とんでもないミスをするのです。

 

危険じゃないものや自分自身の身体の細胞にまで標的を作って攻撃を加えることがあるのです。

それも、1度標的を作ってしまうとなかなか撤回してくれないので慢性的な「病気」を作ってしまうのです。

それが、自己免疫疾患と呼ばれるものです。

 

例えば、花粉症。特定の花粉を寄生虫と勘違いして、花粉が飛ぶたびリンパ球が戦闘態勢に入ってしまいます。

円形脱毛症は毛根細胞を、潰瘍性大腸炎は大腸上皮細胞を「悪者」として標識して攻撃を続けてしまいます。

花粉症も円形脱毛症も潰瘍性大腸も、免疫システムの誤作動で起きた病気です。

 

無害なものにまで標的を作って攻撃して「病気」を作り出す免疫システムの誤作動と、「レッテル」を貼って不快感を強化させ、自作自演で苦しみをこしらえる思考(エゴ)のしくみと、そっくりではありませんか?

 

だから、エゴにそそのかされるままに「レッテル」(決めつけ)を貼ったら、苦しみをこじらせてしまうばかりなのです。

 

この世のものには、2極性があります。表と裏、陽と陰、正負など、両極合わせてひとつになるもので満ち溢れています。

2極のうちの一方だけを悪者にしたり、偏重したりすると、バランスを取り戻すために「キバリオンの極性の法則」が働いて、避けていたもの・恐れていたもの(現象)を受け取ることになります。

 

円形脱毛症や潰瘍性大腸炎などは、精神的なストレスが引き金になっていることがよく知られています。

ストレスに曝されなければ、免疫システムの誤作動は起きなかったなかったはずです。

 

つまり、「心の平安」が保たれていれば、間違ったターゲットに攻撃を加えて病気になることもなかったのです。

もっと言えば、どんなストレスに対しても「心の平安」が保てるような、「思考」(エゴ)の取り扱い(一時停止や休息)が必要だったということです。

 

「思考」(エゴ)は過去や未来などの「時間の概念」が働かないと機能できないことになっていますから、思考(エゴ)を止めるには、「いま、この瞬間」に意識をフォーカスするしかありません。

 

実際、脳波も過去や未来のことをザワザワ考えるとβ波(忙しい思考活動の波形)が出ますが、「いま、この瞬間」に一点集中するとα波(安らぎの波形)が出ます。

 

何も考えないようにするのは難しくても、目の前のひとつのことに無心で集中する方が思考は止まり、「心の平安」を保つことができるのです。

 

「これは苦しみ」というレッテル(決めつけ)がなければ(思考が「苦しみ」認定しなければ)、耐え難い苦しみが長期に続くことはありません。

 

思考(エゴ)は「苦しみ」という標的を作って戦うことが最善だと思っていますが、自分の頭の中でこれをやってしまうと、心はずっと戦闘態勢になり「心の平安」とはほど遠い状態になります。

 

そんな状態になったら、その「苦しみ」のレッテルを脇に置いて、「いま、この瞬間」に根を下ろしてください。

「いま、この瞬間」に心地よくいることだけにフォーカスしてみてください。

「いま、この瞬間」に心地よくいるためのアイディアが降りてきたら、自分に優しくするために実行してみてください。

 

そうして心のリセットをする方が、「苦しみ」のレッテルを貼ることよりも、ずっと早く「苦しみ」からの解放ができます。


次回は『「感情の痛み」=「ペインボディ」を溶かそう』について解説していきます。

 

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