こんにちは、リブラです。

今回も「さとりを人生はシンプルで楽になる」の解説です。

 

第2章 「いまに在る」と、人生の苦しみは消える

第1節 「いま」苦しみをこしらえるのをやめる方法

問い 苦しみや悲しみのない人生なんて、ウソッパチですよ!

障害は避けるべきではなく、いかにして乗り越えていくかが、わたしたち人間の「課題」じゃないですか?

 

答え:エックハルト・トール

わたしたちの苦しみのほとんどは、実は、自分でつくっているいるものなんです。

厳密に言うと思考がこしらえているということになりますが。

必要ない苦しみを自分から背負っていることになります。

 

思考は物事に対して「決めつけ」をするのですが、すると必然的にネガティブな感情が湧き上がってしまうのです。

 

苦しみの度合いは、どのくらい「いま、この瞬間」に抵抗しているかに比例します。

 

思考は「いま、この瞬間」を嫌って、いつもそこから逃げようとします。

なぜ思考は「いま、この瞬間」に抵抗するのでしょうか?

その理由は、思考は過去・未来という概念なしには、機能できないからです。

 

人類の存在しない、動物と植物だけの地球を想像してみてください。

カシの木やワシに「いま何時ですか?」と尋ねることができたら、かれらはきっと、こう答えるでしょう。

「いまは『いま』だよ。『いま』以外に、いったいどんな時があるって言うのさ?」

 

思考はすべてをコントロールしようと、「いま、この瞬間」という時を、いつも過去と未来でおおい隠そうとします。

 

すると、「いま」に結びついた「大いなる存在」の生命力や創造力も、時間という罠にはまり、「ほんとうの自」も、ピンぼけ写真のようになってしまいます。

 

自分にも、人にも、もう、痛みを与えたくないなら、取るべきステップはただひとつです。

 

それは「時間の概念を捨てること」です。

「いま、この瞬間」以外は、存在しないという事実を、心の奥からさとることです。

 

「いま、この瞬間」にフォーカスし、人生の真ん中に据えるのです。

これまでは「時間の世界」に住み、「いま、この瞬間」には、たまに訪れるほどだったでしょう。

 

これからは逆に、「いま、この瞬間」を「すみか」とし、物事を解決するのに必要なときだけ、「過去」と「未来」を訪れるのです。

 

「すでにそうであるもの」に抵抗するほど、無益なことがあるでしょうか?

 

人生を「Yes!」といって、無条件に受け入れましょう。

そうすれば、向かい風だった人生が、突然追い風に変わっていくのを体験するでしょう。とエックハルト・トール氏は言っています。

 

「思考」(エゴ)は元々、生存本能が発達した意識です。

この世で生き残り、より良く生きていくため優秀なツールです。

でも、大脳という身体の一部を拠り所にするので、この物質次元に囚われた意識でもあるのです。

大脳の機能が停止して思考できなくなってしまったら、エゴはどうすることもできません。

 

エゴは物質次元に囚われた意識である以上、この世の制約を受けることになります。

それは「時間」と「空間」(物体としての存在)の制限です。

流れゆく時間には逆らえず、身体という個体の制限から逃れられません。

 

これは地球という場所で人間の転生のゲームをするときに、忘れてはならないゲームルールです。

人間には寿命という、時間の制限があります。

自分の身体を替えられないという、個体としての制限があります。

 

限られた時間の中で、自分の身体を使って、この世を生きるというのがゲームルールであり、「すでにそうであるもの」とは、この「時間」「空間」の制約=地球で生きるためのルールのことを指しています。

 

人生の時間には限りがあり、自分の身体を一生涯の乗り物としなければいけない

これさえ守っていれば、楽しく穏やかに生きるも、険しい道に挑んで生きるも、後は個人の自由選択です。

 

ただし、この人生は誰のものかと言えば、<ほんとうの自分(魂意識)>のものです。

思考(エゴ)のものではありません。

 

エゴは乗り物である身体を管理し、<ほんとうの自分(魂意識)>の意図どおりの人生をするための従者となるのが本来の姿です。

 

エゴを<ほんとうの自分(魂意識)>の意図する人生に逆らわせていたら、苦しいばかりのつまらない人生になってしまうでしょう。

 

自身の頭脳で理解できる範囲の、安心・安楽なお決まりのエンターテインメントとお約束の幸福(人並みに健康で、心安らぐ友人や家族がいて、適職で望む収入があり、物質的豊かさを味わうゆとりがある)を外界から獲得するために一生を費やすコースです。

エゴは人間社会の価値観に合わせた幸せを獲得しようとするので、みんな同じものを欲しがり、競争の勝者にならないと幸せになれないしくみになっています。

 

エゴは物質次元の法則下にありますから、過去の記憶から予測した未来しか描けません。

だから、人間社会で得られたら幸福と思われるものを、できるだけたくさん集めることが幸せな人生だと勘違いしてしまうのです。

 

<ほんとうの自分(魂意識)>には、最初から意図する人生のテーマが決まっています。

物質界を超えた存在(創造主の分霊)ですから、創造主の被造物を身体で五感で体感したいとか、ある種の感情をとことん追求したいとか、みんな「瞬間、瞬間で味わう」ものばかりです。

 

計画も入念に練って転生を選んで来ていますから、意図する人生に必要な人やチャンスはタイミングよく出会うようになっています。

 

<ほんとうの自分(魂意識)>が意図する人生を、「いま、ここ、この瞬間」につながり、味わい愛でることが大切なのだと思います。

 

限りある人生だからこそ、過去得たものへの執着や未来への過剰な心配に寄り道する方が問題なのです。

 

ただ、全知全能の創造主の分霊ですから、そのまま人間の着ぐるみを来て、被造物の世界に遊びにきてもおもしろくないので、足の引っ張り役のエゴ(身体感覚意識)と二人三脚で、未熟なエゴの教育も兼ねて人間の転生をしているのです。

 

魂の計画書であるホロスコープに、ハードアスペクトによって表される「葛藤」が幾つも設定されることがあるのは、魂の趣向で人生ゲームの難易度を上げ、エゴに成熟を促す試みのようにも見えます。

 

<ほんとうの自分(魂意識)>の意図する人生を、エゴの葛藤に足止めされずに進むために、「時間の虜」になる習慣から抜け出しましょう。

 

「時間」が気になるときは、エゴが虎視眈々と心の隙を狙っています。

「時間の概念」なしではいられないエゴの弱点をしっかり掴んでおきましょう。

 

次回は「『いま、この瞬間』を、受け入れるには」について解説していきます。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。