こんにちは、リブラです。

今回も「さとりを人生はシンプルで楽になる」の解説です。

 

第1章 思考は<ほんとうの自分>ではありません

第4節 感情の正体は、思考活動が身体に反映されたもの

問い13 ブッダは、「苦しみは、欲望や執着を持つから生まれるのである。苦しみから解放されるには、欲望や執着を断つことである」と解きましたが、これは真実ですね?

 

答え:エックハルト・トール

どんな欲望も、「大いなる存在とひとつになる喜び」の代用品として、外界に満足感を求めることからはじまります。この次元にとどまっているかぎり、「自由になりたい」「さとりをひらきたい」という思いも、「欲望のひとつ」になってしまいます。

ですから「自由になる方法」を追い求めたり、「さとりをひらこう」と努力したりしないでください。

 

ただひたらすらに「いま、この瞬間」を生き、「思考を観察する人」になってください。

「目覚めた人になること」―実は、これが「ブッダ」という言葉の意味なんです。

 

思考を<ほんとうの自分>だと思いこんでいる状態は、「無意識に生きること」と、言いかえることができます。

ここから脱却しないかぎり、「痛み」から解放されることはありません。

わたしがここで使った「痛み」は、感情的な痛みのことですが、「怒り」「嫌悪」「自己憐憫」「憂鬱」「嫉妬」などの他に、「快楽」や「感情の高ぶり」も「痛み」の種を含んでいます。

 

ポジティブもネガティブはコインの表と裏のようなものです。

ポジティブもネガティブもエゴ的思考に不可欠な「痛み」の一種なのです。

 

感情的な「痛み」には、ふたつのレベルがあります。

ひとつは、「いま、こしらえている痛み」。

もうひとつは、「心と身体に生き続ける過去の経験による痛み」です。とエックハルト・トール氏は言っています。

 

「大いなる存在とつながる喜び」の代用品を外界に求めると、それはすべて「欲望」になり、感情的な「痛み」の原因になる、ということですね。

 

でも、ここで誤解して欲しくないのは、「欲望」は悪ではないということです。

 

わたしたち(魂意識)は何のために「大いなる存在」から次元降下して、この物質次元の肉体に宿ったのかと言えば、「大いなる存在(創造主)」が創ったこの世界を、身体と心で感じる冒険をしたいからです。

そしてその冒険を「大いなる存在」と共に喜びたいからです。

 

感情的「痛み」を恐れて「欲望」まで抑え込んでしまうと、外界を冒険するモチベーションを著しく下げてしまいます。

「大いなる存在」も魂意識もそんなことは望んでいません。

だから外界のものを求めて楽しもうとする「欲望」がわたしたち人間には備わり、「無条件の愛=無制限の愛=自由選択」が与えられているのです。

 

わたしたちの身体は「欲望」が行動の動機となり、自由にそれを選択できることがさらに喜びを増すようにできています。

 

唯一無二の個性が欲するものを外界に探し求めて冒険することで、恐怖や苦しみを経験し、それを乗り越えて目的に到達し、その精神的成長を「大いなる存在」と共に喜ぶ・・・そんな設定がなされているのが地球転生です。

 

「快楽」や「感情の高ぶり」を求めるのは、自然なことです。

「欲望」がなければ、向上心も好奇心も探求心も生れず、人類はここまで進化して来られなかったでしょう。

 

ただし、「さとった人」であるエックハルト氏が忠告しているように、「快楽」や「感情の高ぶり」を体験すると、必ずその反動が来ることにもなります。

そのとき「痛み」に囚われないために、「感情の渦中の人」にならず「感情を観察する人」になりなさい、とここでは注意を促しているのです。

 

それに、感情的「痛み」に囚われているときは、「大いなる存在」とつながっていませんから、その体験を共に喜ぶことはできません。

したがって、様々な感情の冒険をご所望の「大いなる存在(神様)」は、「まだ、その感情は未体験だよ!」と同じ「痛み」のパターンをくり返し体験する機会を与えられかねません。

 

感情的「痛み」を感じたら、思考に邪魔させず、「いま、ここ、この瞬間」に意識を向けて、「痛み」を感じている自分とそれを客観的に観察する自分をイメージしましょう。

もちろん、「観察している自分」が<ほんとうの自分(魂意識)>で、「痛み」を感じて訴えているのは(痛みを作り出している張本人の)エゴです。

 

「感情の痛みを感じているのはエゴの方」

このスローガンを片隅にでも掲げておくとよいでしょう。

感情に巻き込まれそうになったら、唱える呪文にすると効力を発揮します。

 

次回からは「第2章『いまに在る』と、人生の苦しみは消える」について解説していきます。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。