こんにちは、リブラです。

今回も「さとりを人生はシンプルで楽になる」の解説です。

 

第1章 思考は<ほんとうの自分>ではありません

第4節 感情の正体は、思考活動が身体に反映されたもの

問い10 「感情は、思考の状態が身体に映し出されたものである」とおっしゃっていましたが、両者の状態が一致しないことだってありますよ。

 

答え:エックハルト・トール

思考と感情の間に明らかにギャップがある場合、思考が「ウソ」で感情が「ほんもの」です。

感情は、その人間性を表す真実というわけではありませんが、それでもその時点での「本音」であることは確かです。

 

表面的な思考と潜在意識のくい違いは、実際多々あります。

自覚されない潜在意識の活動は、必ず感情という形で、身体に反映されます。

そこではじめて、潜在意識の活動に気づくのです。

「感情の観察」の仕方も「思考を客観的に眺める」方法と同じです。

 

違いと言えば、思考活動が頭の中で行われるのに対し、感情は主に身体で感じられることです。

感情に踊らされないようにしましょう。

感情はあるがままに放っておくのです。

そうすれば、わたしたちは感情そのものになってしまうことはありません。

逆に「感情を観察する人」になれるのです。

感情を観察できるようになると、自分の内面の無意識が意識の光に照らされ、明るみに出るようになります。
とエックハルト・トール氏は言っています。

 

感情に踊らされないようにして「感情の観察」をエックハルト氏はオススメのようですが、これはかなり上級テクニックです。「思考の観察」以上に「感情の観察」は難しいです。

なぜかというと、感情は身体が反応し、感じるものだからです。

 

頭の中で意識的にも無意識的にもザワザワ思考活動をしていても、ちょっと目を閉じて意識を呼吸に集中するだけで、その思考を瞬間的に中断させてスペースをつくることは、誰にも可能なことです。

でも、身体が反応してしまうほどの強い感情を感じてしまっているときは、それを意識的に中断させることは至難の技です。

発生した強い感情を無理に抑圧するのはむしろ不健康です。

感情が身体を通して訴えているのにそれを鈍らせ無視していると、出どころも原因も不明のモヤモヤが鬱積し、いつも心にのしかかってくるようになります。

 

だから、「嫌な感情を感じている」と身体が伝えてくれたら、あるがままに感情を感じられる安全な時間をどこかに確保してあげるとよいでしょう。

 

怒りや不安などのネガティブな感情を感じているときは、脳内でノルアドレナリンが分泌されています。

ノルアドレナリンは心拍数や血圧を一気に上昇させるので、身体にとったら劇薬です。

本来は敵の奇襲に備えて、戦うか逃げるかに駆り立てるための緊急時のホルモンです。

自然な状態(あるがままの状態)にしておけば、長く分泌しないですぐ中和されるしくみになっています。

全力疾走で走っていられるくらいの数分が通り過ぎれば、自然になくなってしまう感情なのです。

 

それなのに嫌な感情がいつまでも続くとしたら、それはネガティブ思考回路(観念)が作動して、感情の火に油を注ぎ再燃し続けている証拠です。

火に油を注がないためにも、「感情の観察」をするときは安全な場所で、感情を感じている身体に意識を集中させ、思考はお休みさせましょう。

 

感情を感じきる前に嫌な感情の理由を思考すると、ノルアドレナリンが分泌されるので感情に巻き込まれて逆効果です。

 

感情が訴えていることを身体で感じているとき、身体に感受している部位(感じている部分)に保護するように手を当ててあげましょう。

苦しんでいる見えない感情を身体に体現させ、手をで癒しのエネルギーを(ほっとできる色の光をイメージして)送ってあげると、さらによいでしょう。

 

激しい感情が通り過ぎたな、と落ち着いてきたらその感情に名前をつけてみましょう。

理由や原因は無理に探らなくていいですから、また同じ感情が訪れたときの目印に名づけておくのです。

何度も同じ感情がくり返しやってくると、その引き金になった場面や浮上するイメージなどで、その感情の元となった最初の記憶にたどり着くこともできるのです。

 

名付けた感情の傾向がわかってくれば、どんな観念(ネガティブな思考回路)が密かに作動して、ネガティブな感情を量産しているかが突き止められます。

そうすれば、もう、その観念で誘発される感情には振り回されなくなってきます。

ここまでのプロセスが「感情を観察」するということになります。

感情の渦中の人になっていたら、不可能なことですよね。

 

感情を感じる役の身体とそれを観察し癒しを与える役の意識(手)という役割分担にすると、客観的に「感情を観察」することがしやすいと思います。

 

次回もこの続き、「感情の観察」について解説します。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。