こんにちは、リブラです。
今回もカール・グスタフ・ユング(←クリックするとユングのホロスコープに飛びます)
のホロスコープリーディング1室の続きです。
ユングの1室(本人のハウス)はみずがめ座5度で始まり、うお座29度で終わっています。
このハウスにはみずがめ座24度の土星(現実性、観念)があり、3室(表現のハウス)のおうし座23度の冥王星(潜在能力)と90度で葛藤するハードアスペクトを、8室(共感のハウス)のてんびん座の木星(チャンス、幸運)とは120度の協調するアスペクトをとっています。
アセンダント(1室始点)が不動星座(おうし座・しし座・さそり座・みずがめ座)ならば、必然的に対極のディセンダント(7室始点)も不動星座になります。
不動星座がエゴマインドのキャラクター(生まれつきの自我)を表すアセンダントだと頑固に意思を貫き通す性格になり、7室(対人関係のハウス)もこの性質が出るので、人に合わせる形で人間関係をつくるのが難しくなります。
日本人は相手の表情を伺い同調しながら人間関係を作るのがふつうなので、不動星座にアセンダントがあるクライエントさんは嘆かれたりします。
そんなときみずがめ座アセンダントで土星まであるわたしは、人間関係で苦労はしたけれどとても実りある関係ばかりになった実体験をお話しします。
不動星座がアセンダントにある人は、自身の個性を隠したりしてはいけません。
自分の意思を伝えることをためらってはいけません。
自分を偽って相手に合わせてもいけません。
「自分であること」を生きないと、ホロスコープの計画が無効になってしまうからです。
自分を曲げて人に合わせて「個性」を見失うと、自分の人生でないところに迷い込む状態になります。
柔軟星座(ふたご座・おとめ座・いて座・うお座)アセンダントだったら、人に合わせ溶け込むうち変化する自分を発見しながら、「自分を知る」ことでしょう。
活動星座(おひつじ座・かに座・てんびん座・やぎ座)アセンダントだったら、人生の出来事・イベントを刺激に反応し、基盤を構築するプロセスで「自分を知る」ことでしょう。
不動星座がアセンダントにある人は、傍目に見たら石ころにしか見えない原石のような個性を自ら見出し、磨いて削ってその「個性の輝き」で「自分を知る」のです。
周囲の人にその頑固さ(原石)を価値がないから捨てろ、と言われて捨ててしまったら「自分を知る」ことができなくなります。
自分の原石が宝石であることに気づき始めたとき、その宝石の輝きを分ち合える人々と出会い、関係作れるのです。
不動星座がアセンダントの人は、「個性の輝き」を全面に押し出してその「個性の輝き」に魅せられて集まる人々と人間関係をつくれば、自分を曲げずに「個性」を輝かせることでその人々と共鳴できるのです。
不動星座がアセンダントの人が求めるのは、共鳴や共感の感じられる関係です。
自分を偽らないと成り立たない表面的な関係ではありません。
ユングはみずがめ座アセンダントなので、個性的な視点や考えを基に外側の世界を眺めていたことでしょう。
みずがめ座土星は、その個性的な視点や考えで現実を捉えたとき味わう苦痛から学び、その経験を観念に落とし込みます。
たぶん、神々の国にたったひとりで拐われてネクタルの給仕役をしていたガニメデスの気分で、この世を観察していたのだと思います。
人間なのだけど人間界よりも個性的な神々と関係することの方に心地よさを感じたガニメデスが、もし、人間と仲良くしようとしたら、観察して分析して心に通じる表現を考えて交流を試みなければならないでしょう。
ユングのみずがめ座土星がそのレッスンをしようとすると、3室(表現のハウス)のおうし座冥王星(眠った才能)が反発するのです。
「わたしのテリトリーで、そんな変わった表現の実験なんかしないでくれ!いちいち人と摩擦が起きてめんどうくさい。
わたしは人の五感に届くようなほんとうの交流をしたいだけなのだ!」
きっと葛藤関係にあるおうし座冥王星が話せたら、こんな愚痴をこぼしたと思います。
でも、ユニークなみずがめ座土星に「自分を語る」ことを許さないと、そのユニークな考えを伝え理解してもらえる表現をしないと、おうし座冥王星の眠った才能は目覚めないのです。
みずがめ座土星を生きないのと、現実につながらないのです。
だからユングは他者とのコミュニケーション以上に自分の内側とのコミュニケーションが盛んになって、内面(神々の国)と外側(人間界)を行き来し、心の世界の投影がこの世である見方が身に付いたのでしょう。
医学を学んでいても、身体の方ではなく精神医学に魅力を感じたのは1室土星と3室冥王星の葛藤の成果かもしれません。
医学部では見える身体の方を習ったのですから、見えない精神を病んでいる患者さんを相手にコミュニケーションをとるのは、なかなか喜んでやれるものではありません。
すでに心の世界の豊かな存在(副人格たちがいる潜在意識)に気づいていたからこそ、精神医学の専門家になることを志したのでしょう。
みずがめ座の理論に基づく新しい考え方とおうし座の五感に訴える本質的なコミュニケーション能力が手を組み実践されたら、どんな素晴らしい才能になるか、想像に難くないですよね?
ユングが精神分析医として活躍するころには、不動星座アセンダントも、みずがめ座土星とおうし座冥王星のハードアスペクトも攻略して、対話技術を診療に使っていたのです(当時は向精神薬のレパートリーがほとんどない時代でした)。
ハードアスペクトの葛藤を攻略すると、星はミラクルのようなパワーを発動するのです。
こんな例を見てしまうと「ハードアスペクトに傷つけられる」なんて被害者意識は吹っ飛ぶのではないでしょうか?
ハードアスペクトはパワフルだからこそ、それを使えるだけの技術を要するのです。
そのためのハードな経験の設定であって、不幸な出来事の設定ではないのです。
一方8室(共感のハウス)のてんびん座木星とみずがめ座土星の120度の協調するアスペクトは、絵に書いたように読みやすいです。
ユングの個性的な考え方を1対1の交流で共感のバランスポイント(「8」を「∞」にして眺めると2人が一点でつながり、無限の共感を循環させているように見えませんか?)を通じて伝え、クライエントからのフィードバックを受け取り、その経験がユングの精神分析医としての自信になり、またチャンスや幸運の訪れにもなっていく・・・。
わたしも1室みずがめ座土星と8室てんびん座月(感情)・水星(思考)・太陽(本来の自己)の120度を使って、毎日ホロスコープやタロットのセッションしているので、この星の作用すごくリアルに感じています。
この120度の恩恵もみずがめ座土星(現実性)とさそり座海王星(スピリチュアリティ)のハードアスペクトの葛藤を克服した後に受け取れるようになりました。
不動星座アセンダント&ディセンダントの人でも対話が必須のツールとなる仕事は、十分可能です。
自分らしさを追求してその個性の輝きに共鳴する人々をお客様に選べば、自分らしい仕事をして自分も幸せでお客様にも喜んでもらえて無理がありません。
ホロスコープのアセンダントの性質を嘆くより、活かす生き方を追求してみましょう。
自然体で楽に生きられます。
次回はユング博士のホロスコープリーディングの2室を予定しています。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみを
ホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、
キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。