こんにちは、リブラです。
今回はエマ・ワトソン(←クリックするとエマ・ワトソンのホロスコープに飛びます)の8室(共感のハウス)をホロスコープリーディングをしていこうと思います。
「8室と12室ってよくわからないんです」と占星術をかじったことのあるクライエント様方は言われます。
古い占星術だと「7室」=「結婚のハウス」としてしまうため、「8室」=「配偶者との共有財産、セクシャリティ、死と再生」が詰め込まれたヘンテコなイメージのハウスになってしまうのでしょう。
ホロスコープは「時間・空間」の制限のない魂(神の分霊)が設計したものだという視点に立ち、数秘7の次「8」のエネルギーが働くことを考えると8室はとてもわかりやくなります。
数秘7はひたすらストイックに自己探求・本質追求をするエネルギーです。
だから7室も「自分を知るために他者を鏡のように使う」のが目的のハウスでした。ここでの他者は「自分を知るために参照する」存在でした。
他者と出会って新しい自分に一面を発見することはあっても、元に戻れなくなるような変容は起きないのが7室担当の領域です。
普段は感じない競争心を掻き立てられる仕事のライバルが登場し、触発されて自身の中に眠る底力が目覚めて飛躍的な成果を叩き出したとして、それが終わったと普段の自分に戻れなくなるようなことはないと思います。
それが7室止まりの人間関係です。あくまでも、「他者を理解することで深く自分を知る」範疇を出ないのです。
「7室」で徹底的に自分と他者の違い・共通点を知ると、個としての自分がどんな存在なのかだんだんわかって来るのです。そして個としての限界も知るのです。
数秘7の次に来る数秘8は、「個」を極め「個」の限界を知って「8」に向かいますから他者と融合して「個」の限界を超えて発展するエネルギーに合流し変容するのです。
ここで大切なことは、「個」を極めた(自分を知った)後で他者と融合する点です。
「個」を極めない(自分が何だかわからない)うちに他者と融合してしまったら、「個」(自分)が溶けてなくなって元に戻れない、自分を見失う状態になるのです。
8室で溶け合い融合しても「個」としての自分を忘れないでいられる状態にしておかなければ、溶け合う以前の自分が「死んで」融合した後「再生」する自分が見つからなくなってしまうのです。
だから、「7」を卒業してからじゃないと「8」で発展する自分には変容できません。
そして、わたしたちの本質である魂はハーモニクス(波動)の存在なので、波動の共鳴が起きないと変容を体験できません。
魂は「個」としての限界を超えて世界を拡大したいとき、他者の魂と共鳴してパワフルな変容を遂げるエネルギーを互いに循環させる設定をしているのです。それが8室です。
だから8室の本来の意味は「共感」のエネルギーが交流する場です。
わたしは8室に月(感情)・水星(思考)・太陽(本来の自己)があるので、1対1の「共感」の交流する場が自己実現の舞台になると自身のホロスコープを読んで、占い師という仕事をライフワークに選びました。
いま、わたしは毎日、天と共同創造でホロスコープ読みをしているので、自分の選択によって天職にたどり着けたことに幸せと自信を感じています。
それでは、エマの8室を読んでみます。
8室(共感のハウス)はおひつじ座21度で始まりおうし座21度で終わっています。
このハウスにはおうし座14度の水星(思考)があり、2室(所有のハウス)のさそり座16度の冥王星(潜在能力)とは180度の対立するハードアスペクトをとっています。
一方、4室(基盤のハウス)のやぎ座9度の天王星(自己変革)と14度の海王星(直感、イマジネーション)は120度で協調するアスペクトをとっています。
元々の備え付けのアスペクトでは、自身の潜在能力を目覚めさせるためにほんとうに適合する所有(物・環境・関係・能力・セルフイメージ等)を獲得する方にエネルギーを向けるか、他者との共感にエネルギーを向けるかで葛藤する配置です。
幼いときに両親の離婚・再婚を経験していると、つい、自分自身の家庭をはやく持ちたい気持ちが強くなり結婚を急いでしまう傾向があるものですが、エマの場合、基盤のハウスのやぎ座の天王星・海王星・土星がとても現実的で慎重なので、「自分を極める」前に誰かに溶け込んで自身の個性を見失うことのないように、2室(所有のハウス)さそり座冥王星優位にエネルギーを向け、潜在能力の開花に全力を向けているようです。
パートナーがいる、いないに関わらず、家庭がある、なしに関わらず、いつでも自身の精神基盤・生活基盤を安定させ、現実にグラウンディングする(根をおろす)ことが、最重要課題と言わんばかりにガッチリ基盤の確立に励んでる感じがします。
占星術的にも、土星のあるハウスから攻略していくことが最もホロスコープを有効活用するコツです。
土星のあるハウスでした努力はすべてに渡る自信につながり、「人生に怖いものな」しの安定感を生み出します。
土星のあるハウスの領域で1度自信をつけると、どう転んでも独りで起き上がれる確信が生まれるのです。
そういう意味では、エマはこれからまさにトランシット(運行中の)土星が出生のやぎ座土星に乗る2年半のサターン・リターンに入るので、本格的な基盤の確立直前の状態です。
だからいまは、他者との融合に気持ちを向かわせるよりも2室のさそり座冥王星(潜在能力)を現在運行中のさそり座木星のラッキーなエネルギーに乗せて開花させ、個である自身の才能の可能性を追求する時期なのでしょう。
とことん「個である自分」を追求し、その限界も知るとき、他者と融合し変容してパワフルに再生する自分を発見するような、そんな未来がエマを待っているような星の流れです。
なぜなら、来年の5月16日から7年かけてエマの8室におうし座天王星が通過するからです。
まず、さそり座木星のトランシットで、所有のハウスの「個」としての可能性を極めさせ、自身の基盤の確立を促進させ、「個」である自分がしっかり認識できたところで8室水星(思考)に変革を起こすようにおうし座天王星が7年も滞在するのですから、この期間のエマの人間関係で体験する共感は、人生を変えるような変容になります。
このドラマティックな変容のチャンスのために、エマは現在独りで「個」を極める時期に奮闘中なんだろうな、と推測しています。
今年公開された「美女と野獣」でエマがベル役を演じることになったのも、来年エマの8室入りするおうし座天王星の前準備のように思えてなりません。
「美女と野獣」のストーリーは、魔女の呪いによって自身の心の醜さ通りの姿に変えられた王子を、ベルの真実の愛の力で解放する、変容の物語です。
最初は我が身の呪いを解くためにベルを捕らえた野獣。ベルも愛する父の身代わりとして仕方なく野獣のもとにいたのですが、野獣の内に僅かに輝く人間性を感じ愛おしさに変わっていったのでした。そして、野獣も自身の生命を投げ出してもベルの身を守ろうとする心の変容を起こし、魔女の呪いは解けてしまうのです。
この変容の引き金になったものは8室のテーマである「共感」のエネルギーです。
「8」という数字は横にすると「∞」(インフィニティ;無限)で、2つの存在が1つの点で結びつき無限のエネルギー循環しているようにも見えます。
エマは2018年のおうし座天王星時代をどのような8室の変革で迎えるのでしょうか。今後の展開を見守ってみたいです。
次回もこの続き、エマの10室の解説を予定しています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。