こんにちは、リブラです。

今回はエマ・ワトソン(←クリックするとホロスコープに飛びます)

3室(表現のハウス)のホロスコープリーディングを解説します。

 

3室はコミュニケーションのハウスと言われています。

確かにそのとおりなのですが、それ以前の問題として何のためのコミュニケーションなのか?というと、「自分のため」の自己表現なのです。

 

1室は本人→2室は本人の所有→に続くハウスですから。

他者が登場して来るのは7室からです。

 

そして「3」という数字もピュアな子供意識のようなエネルギーを持ちます。

1室で生まれた赤ちゃんが2室で自分の両親や自分のおもちゃなど「自分のもの」を認識し、3室で「お腹がすいた!」「抱っこして!」と自己主張を始めるのです。

 

結構一方的な自己表現が、元々の3室の役割です。

自分の意志や思いを伝えるためのハウスが3室なのです。

 

3室に土星(現実の努力を課せられる)やキローン(苦手意識)があるクライエントさんのホロスコープセッションをしていると、他者に自身の言葉がうまく伝わらないという悩みを抱える方が多くいらっしゃいます。

 

わたしはそんなとき、3室の基本中の基本である「自己表現」をひとりの時間にしてみることをおすすめします。

日記やブログとか、相手がいないところで一方的に自分の本心を言葉にして表現するのです。

 

相手を気にしなければ、遠慮して自己表現を引っ込めてしまうことも、相手の反応に合わせて自分を偽ったり隠したりする必要もありません。

 

こうして素直な自己表現をひとりでしていると、潜在意識に眠る本音もどんどん出てきて、自分自身の深く隠れた意識との対話も可能です。

喜怒哀楽の感情に乗せないと出てこないような言葉も出てきて、

自分の中にはインナーチャイルドのような未熟なロウアーセルフも、なんでも答えてくれる高次元存在のようなハイアーセルフも共存しているだな、と驚きますよ、きっと。

 

そして本音が言葉で表現できるようになると、不思議なことに他者に話したときちゃんと伝わるのです。

言葉にひとつになった感情が乗り移るから伝わるのだと思います。

「言葉」という器にひとつの感情が吹き込まれ、言霊という生命を宿すのでしょう。

そんな形で自己表現すると、言葉に出しただけで満ち足りた気分になります。(わたしも毎回ブログ更新の度、そんな満ち足りた気分を味わっています。だから、この記事を読んでいる方にもなんとなく喜んで表現している言葉たちのエネルギーが、届いていることでしょう)

 

自己表現から始まって~コミュニケーションまで発展していくハウスが3室と思えば、3室の星も使いやすくなるのではないでしょうか?

 

それでは、エマの3室(表現のハウス)のリーディングです。

 

3室はさそり座21度で始まりいて座26度で終わります。

このハウスにはいて座25度の月(心のよりどころ)があります。

この月はふたご座26度のMC(天職のハウスの始点)とは対立する180度のハードアスペクト、7室対人関係のハウスのおひつじ座25度の太陽(本来の自己)とは120度の協調するアスペクトをとっています。

 

エマはものごころつく頃には女優になることに憧れていたそうです。

月は充足や欠乏を訴えるのが役割なので、3室(表現のハウス)のいて座26度の月は、仕事として自己表現できる女優という職業を幼いエマに要求したのでしょう。

 

いて座は矢を飛ばす先のキラキラ輝く近未来に、いつも心を向わせます。近未来の希望の光がいて座の月を満たすのです。

 

エマが5歳(1995年)のとき、弁護士の両親は離婚しています。

1995年にトランシットの(実際に運行中の)冥王星(潜在能力を目覚めさせるために、惜しみなく奪い、惜しみなく与える星)はいて座入りをして、エマの3室に2007年末まで滞在していました。

 

幼いエマにとってはどうすることもできない両親の事情で、大きく家庭環境が変わってしまったのです。

エマの日常では当たり前にできていた家庭内のコミュニケーションの場に、家族全員がいつでも揃うという環境は、もうなくなってしまったのです。

幼いエマの月(インナーチャイルド)は、心のよりどころを失って、大きな欠乏感を抱えたと思います。

 

でも、エマの月はいて座です。近未来にキラキラ輝く希望があれば満たされるのです。

エマのいて座の月はここでつらい現実に後ろ向きになるのではなく、ふたご座MCの天職(女優)の夢に向かって矢を放ったのです。

 

エマから両親の揃う家庭を剥ぎ取って行ったトランシットの冥王星は、代わりに惜しみなくエマに女優としての活躍の舞台を与え、潜在能力を表現の世界で開花させたのでしょう。

 

エマがハリーポッターのオーディションに合格した2000年は、トランシットの冥王星がいて座(エマの3室)に、木星(チャンス、幸運)がふたご座(エマのMC)にあった年でした。

いて座とふたご座のハードアスペクトの葛藤を乗り越え、3室の表現能力を冥王星の力でとことん引き出し、MCに入った木星の幸運をしっかり掴んで、10歳のエマはハーマイオニー役を勝ち取り、夢を具現化して月の欲求を満たしたのでした。

 

「前向き」の心で一点集中で矢を放つことが、夢の成就にどれだけ有益か、いて座の天体の使い方の好例を見せつけてくれたような、エマのサクセスストーリーです。

 

次回はエマの4室のお話を予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみを

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詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。