こんにちは、リブラです。

今回でサターン(土星)さんからのやぎ座のお話を聞くのは最終です。

 

リブラ「今年の12月20日から、サターンさんはいて座からやぎ座に移動しますが、そこから2年半、どんな風に過ごしたらいいのでしょうか?」

 

サターン「えっ、アセンダントにサターン(土星)を乗せているリブラさんまで、わたしを厄災の神だと思って警戒しているな?」

 

リブラ「いえ、わたしは土星信奉者ですよ。なんとなく通り過ぎて去っていくジュピター(木星)よりも、現実にご利益をもたらすのはサターン(土星)さんだと思いますから。

でも、『良薬は口に苦し』と言うでしょう。

それに効果の高い薬というのは、取り扱いに注意をしなければいけません。

だから、支配星座のやぎ座に入ってパワーアップするサターンさんにどう対応したらよいのか、知っておく必要があるのです。

 

『リブラの図書館』の読者の方々に、こっそり教えてくだい。

サターンさんがサービスしてくれれば、マニアックな占星術ファンの多いこのブログ内で、サターンさんの評判が上がることは間違い無しですよ。

もう、厄災の神なんて呼ばせません!」

 

サターン「なんだかリブラさんが『パーン』ぽく見えてきたよ。

『リブラの図書館』に来たら試練の神も具現化の神に変換されるのだな」

 

リブラ「時間と空間で物質次元に制限を与えて現実を創り出すのはあなたの専売特許なのですから、そのしくみをぜひ、お聞かせください!」

 

サターン「わかった。具現化の神らしく、具現化のカラクリを解き明かそう。

 

キバリオンの7つの法則の中に

『思考の現実化』メンタリズムの法則極性の法則というのがあっただろう?あれをイメージして比べてほしい。

 

メンタリズムの法則はいて座の矢のイメージだ。

的があって、狙いをつけて、矢を射れば完了だ。

極めてシンプルだが、ここで矢が的に当たる(思考の現実化)条件は一方向性のベクトルの楽観思考なのだ。

当たって望みの現実を受け取れることだけをイメージできればいいのだが、人間の大脳はそのようにできていない。

 

単純な動物のように一方向性に思考のエネルギーを向けられないのだ。それが熱望するものであればあるほど、得られないときの怖れも同時にイメージしてしまう。

この状態になると、目的成就の方向性と真反対の失敗のリスクの方向性の2極にエネルギーが分かれるので、メンタリズムの法則は無効になる。

 

いて座に土星滞在中だったら、とにかく気分を前向きにする努力をしてから的を狙えば、なんとか命中して諦めず頑張った甲斐があったことだろう。

 

しかし、やぎ座に土星が入ると、極性の法則の具現化力が増してくるのだ

やぎ座はネガティブな現実からポジティブな現実を創り出す極性の法則のエキスパートだからな。

わたしがやぎ座に移動すると、突きつけられる現実から目を反らすわけにはいかなくなり、そこからいい気分を自然に演出するのが難しくなるのだ」

 

リブラ「醜い顔で産み捨てられたパーンは、その醜い顔を嫌って引きこもったり、被害者意識に陥ったりせず、その醜い顔の真価である珍しさで笑わせたり、怖がらせたりして、現実の人気や支配権を得ていたのですよね?」

 

サターン「それが極性の法則のパワーだ。これは錬金術の奥義でもあるテクニックだ。

この世のものには必ず極性(ポジティブ面とネガティブ面)がある。

 

ネガティブな現実を突きつけられたら『この特別な体験は、自身のどんな能力を目覚めさせようとしているのだろか?』と自分自身に問いかけたら良いだろう。

そうすれば、その時別な体験の答えを得るためにネガティブな現実を乗り越える力が湧いてくる。

 

その体験はいい乗り越え方ができなくても、貴重な経験として独自の思考回路に刻まれていくのだ。

パーンが一目惚れしたシュリンクスは手に入れられなくても、シュリンクスが化けた葦を使ってパーンフルートを作ったように。

その経験の集積が、ネガティブな事象からポジティブ面を引き出す才能となっていくのだ。

 

キバリオンの中でも言われていることだが、極性の法則を身につけた者こそ、具現化の力を得るのだ。

錬金術の奥義を修得するのだから、世に怖いもの無しになる。

いて座のいい気分なれるかなれないかでツキに恵まれたり見放されたりする不安定な能力ではなく、身につけたら一生ものの錬金術の奥義が極性の法則なのだ。

 

それを今年の12月20日から2年半かけて修得できる土星のやぎ座講座が始まると思えばよい。

どうだ、ワクワクするだろう?」

 

リブラ「人類のすべてがやぎ座に入ったサターンさんから、極性の法則のレッスンを受けて、錬金術の奥義を身につけることを考えると凄いですね。

この世が変わってしまいそうです」

 

サターン「だから、その次わたし(土星)が向かう先はみずがめ座で、神話の主人公ガニメデスは人間界から神の国に連れさらわれて天から雨を降らす神になるのだ。やぎ座土星で極性の法則を人類が制覇したら、人類は神になるのだろう」

 

リブラ「なんて壮大な計画。ぜひ、やぎ座土星滞在中の2年半で極性の法則を自在に操れるように修得したいものです。

土星の移動にこんなにワクワクするのは久しぶりです」

 

サターン「現実から目を背けず、しっかり2極の真価を読み取れ!そうすれば、ネガティブもポジティブも等価であることがわかるはずだ。

『神は光と同じだけ闇も愛して創った』のだから」

 

リブラ「それでは次回からは、やぎ座土星でもうすぐサターンリターンに突入する女優のエマ・ワトソンのホロスコープをリーディングしてみようと思います」

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。