こんにちは、リブラです。

今回もスティーブ・ジョブズのホロスコープ(←クリックするとジョブズのホロスコープ画像に飛びます)解説の続き、6室(貢献のハウス)のお話です。

 

6室は仕事、勤務、奉仕、ボランティア・・・と幅広く扱われています。わかりやすい言葉が並んでいる割に、これが案外わかりにくいハウスです。

10室の「天職のハウス」との対比で、起業する仕事と従業する仕事と区分けする考え方もあるのですが、6室で表現されることは「役に立ちたい」という根源的な気持ちです。

 

6室の対極にあるのが12室潜在意識~集合意識のハウスなので、「役に立ちたい」という気持ちは単なる個人的な思いではなく、もっと深いところ(人類の総意)からやって来る「かけがえのない1ピース」としての役割のように捉えてます。

 

植物が種からの「生きろ、成長せよ」という指令に従って土に根を張り葉を広げて光を浴び、二酸化炭素を吸って酸素を吐き出し、糖や蛋白質を作って地球上の生き物の命を養っていますが、その恩恵に預かる虫や動物も受粉や種の伝播、二酸化炭素の排出という形で植物に「貢献」しています。

 

こんなふうに地球上の生き物は、自分が存在し生命活動しているだけで、知らず知らずのうちに別な生物の命を支え、バランスを取る働きをしています。

それは自然で無理がなく、地球の生命活動に不可欠なしくみです。わたしはこんなイメージを6室貢献のハウスにもっています。

 

よく「貢献」や「奉仕」をしているつもりが犠牲にハマっていた、なんてことが人間社会では起こります。

ほんとうの「貢献」には「無理」や「犠牲」はありません。「無理」や「犠牲」があったとしたら、自分がすべき「貢献」の範囲を超えて誰かの「貢献」の機会を奪っている可能性があります。

 

そして「貢献」と「犠牲」の区別がしっかりついてくると、地球の住人としての存在意義につながる「貢献」が見えてきます。

自分にしかできない「貢献」を見つけると、このハウス(6室)はスイッチが入ったかのように、活性化します。

 

わたしは6室に星はありませんが、かに座のドラゴンヘッド(魂の目的)があります。

うお座キローンとさそり座海王星とは120度で協調するグランドトライン(水のエレメントの3角形)を形成しているので、感情の問題に関して貢献に活かせるアスペクトをもっていますが、この能力を仕事として使い出したのは、つい、6年前からです。

それまで25年間は臨床検査技師や内視鏡技師として病院勤務をしていました。

「犠牲」にハマるような働き方を長年続けてようやく、わたしの「貢献」が病院勤務の方ではなく、ホロスコープを読む方にあることに気づいたのです。

 

25年間の病院勤務時代があったから、どこまでが「貢献」でどこからが「犠牲」なのかがわり、共感に働く水のエレメントのグランドトラインのエネルギーを安心して仕事に使う許可が自分に出せたのだと思います。

 

今はホロスコープを毎日読みながら、25年間の病院勤務ではけして感じられなかった「かえがえのない1ピース」の役割で充実しています。

 

スティーブ・ジョブズは6室貢献のハウスにうお座の太陽があります。

 

ジョブズの6室はみずがめ座25度から始まり、うお座22度で終わります。このハウスにはうお座5度の太陽(本来の自己)があります。

この太陽はハードアスペクト(90度や180度の反発し合うアスペクト)はなく、2室(所有のハウス)のてんびん座28度の海王星(直感、インスピレーション)120度の協調するアスペクトをとっています。

 

太陽が輝いているハウスは、自己実現の舞台となります。

ジョブズの魂は、この世に自己を実現することで貢献するように意図したのです。

この人生で自分の思いを果たさなかったら、「人類はかけがえのない1ピースが埋まらないことになる」くらいのモチベーションで生きていたことでしょう。

 

そして彼の太陽はハードアスペクトをとっていないので、自己実現の場を自分で創って始めるときは、誰も邪魔だてしません。

海王星は太陽と協調関係にあるので、何をどこでどう実現するかは、直感やインスピレーションが降りてサポートしてくれます。

みずがめ座始まりの6室の支配星の天王星は、天職のハウスにあり、幸運の星の木星と重なって存在しています。

ジョブズが天職だと意識して仕事にインスピレーションを降ろすとき、それは必ず幸運に味方されるように、ホロスコープの方は準備していたのです。

 

ただし、海王星に関してはグランドクロス(90度4つ)の一角になっているのでジョブズが葛藤の渦中で四方に心を分散させているときは、幸運が味方するようなインスピレーションは受け取れません。

ジョブズが海王星と太陽の120度を自在に使いこなせるようになったのは、アップル社を追い出された後からのように思います。

彼がスカリーのクーデターでアップルを追われたのは、30歳のときでした。ちょうどさそり座の土星回帰(サターンリターン)のときでした。

サタリタは大人になるための星の通過儀礼だと、わたしは考えています。

ジョブズもサタリタを通過して、精神的に成熟し葛藤によって星のエネルギーを分散させて振り回わされることが少なくなったのでしょう。

 

「まんまと出し抜かれた気分だった。

ぼくはほんの30歳で、これからもコンピュータをつくり続けたかった。次のコンピュータの青写真がすでにできていた。

だが、アップルにはそれを実現させる機会を提供する気はもはやなかった。

ぼくが何かをつくる場所がアップルにないなら、過去2度やったことをもう1度するだけだ。

自分の居場所を自分でつくるんだ」

(スティーブ・ジョブズ名語録より引用)

 

自己実現の舞台を何度でも創れるゾ!という自信満々な言葉ですよね?

6室に輝く太陽のエネルギーを感じて、自分らしい仕事をしていくことが貢献になると、無意識に知っていたのだと思います。

 

次回もこの続き、7室のお話を予定しています。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。