こんにちは、リブラです。今回もレオナルド・ダ・ヴィンチ(←クリックするとダ・ヴィンチのホロスコープに飛びます)のホロスコープリーディングの続きで、10室の星を解説します。

今回でレオナルド・ダ・ヴィンチのホロスコープリーデイングは最終回です。

 

前回、共感のハウスの8室をお話ししましたが、7室で人と出会い、8室の共感で一つに融合し、その次に来る9室(探求のハウス)は、叡智で探求するスピリチュアルなハウスで、未知の領域です。

ピタゴラス数秘の9は、1~8までのすべてを統合する数字です。

「9」は完成・完了を表す終わりの数字なのです。

 

ですからホロスコープも9室で一旦終わっているのです。

何が終わっているものか?まだ、10・11・12室と続くのではないのか!とツッコミを入れたくなるでしょうが、ここで物理的次元の人間としてのホロスコープが終わっているのです。

 

7室で他者と出会い、8室で他者と心でひとつになる体験したら、9室の叡智で精神世界を探求して悟り、最も進化した哺乳類としての人間の身体は器に過ぎず、自身の本体は精神世界に所属する魂存在であったと、気づくのです。

 

だから身体意識主導の人間存在としてのホロスコープは9室で終わるのです。

そして10室(天職のハウス)からは、魂意識としての自分が主導で大いなる源と共同創造の仕事に取掛ります。

大いなる源から個々の魂が任命された仕事は、「自分を知り、表現し、それを物理的次元で実現すること」です。

9室の叡智で自分を知ることができたとき、やっと天から「あなたの自己実現を果たすため、共同創造しましょう」と仕事のオファーが来るのです。それが天職です。

 

ダ・ヴィンチの場合、9室に星はありません。子供のころから魂意識主導で自己表現の手段として絵を描いてきたので、9室を探求して自分を見つける必要はなかったのでしょう。

そして10室の海王星と土星で、ダ・ヴィンチのホロスコープの10個の星が登場したことになります。

 

ダ・ヴィンチの10室(天職のハウス)はおとめ座26度で始まりてんびん座25で終わります。

このハウスには、てんびん座0度の海王星(イマジネーション、直感)とてんびん座14度の土星(現実性、観念)があります。

10室のてんびん座0度の海王星は1室のやぎ座6度のドラゴンヘッド(魂の目的)と90度のハードアスペクトをとり、3室(自己表現のハウス)のうお座木星(チャンス)月(心の欲求)と5室(創造性のハウス)のおうし座太陽(本来の自己)で形成する2等辺3角形ヨッド(神の指)の頂点になります。

 

1室のドラゴンヘッドは、自分自身にエネルギーをフォーカスし魂の意図する人生を具現化に導こうとしますが、10室の海王星とはハードアスペクトなので天から降りてくるイマジネーションを作品にするためのエネルギーとして、魂の意図に反発して葛藤します。

 

発明家としての側面よりも芸術家としての側面の方が強いのは、10室海王星(イマジネーション)を頂点として3室木星・月の表現欲求と5室太陽の創造性による自己実現の流れをつくる、てんびん座とうお座とおうし座のヨッド(神の指)の力の方が強く働いたのでしょう。

 

10室のてんびん座14度の土星(観念、現実性)と4室(基盤のハウス)のおひつじ座9度の水星(思考)とは180度、8室(共感のハウス)のかに座22度の天王星(自己変革)とは90度ハードアスペクトをとっています。

また、2室(所有のハウス)のみずがめ座15度の火星(モチベーション)とは協調する120度のソフトアスペクトをとっています。

 

ダ・ヴィンチのおひつじ座の水星は、物事を知性で割り切ることを精神基盤にしていたのでしょう

でも、てんびん座の土星はどんなことにも美意識を働かせる現実性を打ち出していたはずなので、てんびん座VSおひつじ座の葛藤の末、美しい芸術的絵画の下に計算された遠近法の構造が隠されました。ダ・ヴィンチの作品は、知性の美しい現実化なのです。

 

てんびん座土星VSかに座天王星の葛藤は、ダ・ヴィンチの創作活動を経済的に支えるパトロンや私生活を支える弟子との間で発生したように推測されます。

かに座が求める確かな信頼関係や身内意識は、ときには安心感、ときには窮屈な束縛に感じられたと思います。

そしてこの人間関係の葛藤は、ダ・ヴィンチに何度も固定観念の改訂を余儀なくして自己変革に導いたことでしょう。

 

てんびん座土星にとって協力的だったのはみずがめ座火星で、新しい理論やアイディアを

獲得することに情熱を注ぐ火星に、土星は実験や応用繰り返して作品として具現化しました。

風のサインの連携エネルギーでも机上の空論で終わらせず、ちゃんと現実化しているところは土星の活躍なのだと思います。

 

ダ・ヴィンチは金星(ヴィーナス)を守護星とする星座おうし座とてんびん座の両方の星をもっているのも、興味深いですね。

てんびん座は風のサインだから知性や美意識の方で発揮され、おうし座は地のサインだから物質として絵画作品として具現化される。

2つの美の表現が融合して、ダ・ヴィンチの自己実現の証として残されているのです。

 

ダ・ヴィンチのホロスコープを読んでいるうちに、彼の人生にタイムスリップして心の中覗いてきたような感覚になりました。

 

次回はさそり座土星をヴォイス・ダイアローグで探っていこうと予定しています。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。