こんには、リブラです。

今回から数回に分けて、てんびん座土星の持ち主であるレオナルド・ダ・ヴィンチのホロスコープリーディングして、てんびん座土星の具体例を解説していきたいと思います。

 

レオナルド・ダ・ヴィンチはユリウス暦1452年4月15日(←クリックするダ・ヴィンチのホロスコープに飛びます)フィレンツェのヴィンチ村で、公証人と農民の娘との間に非嫡出子として生まれました。5歳までは生母のもとに、5歳からは父親や義母や祖父母などの家族のもとで育ちました。

14歳のときに芸術家ヴェロッキオに弟子入りし、彼の工房で絵画の技術を習いました。20歳ぐらいから独立し、ミラノ公の庇護のもと絵画の芸術活動のみならず、パレードの準備や騎馬像の制作なども手がけました。

1499年に第2次イタリア戦争が勃発しミラノ公国はフランスに破れ、ヴェネツィアに逃れたダ・ヴィンチは、軍事技術者としても働いたようです。1515年にフランス王のフランソワ1世がミラノ公国を占領してから晩年まではフランソワ1世に手厚い保護を受け、最期はフランスのアンボワーズ城近くに与えられた邸で息を引き取ったのでした。(Wikipediaより)

 

「モナ・リザ」や「最後の晩餐」を描いた画家として知られていますが、なんといってもダ・ヴィンチを有名にしたのは、優れた芸術家でありながら天才的な知性も備えていたからでしょう。ダ・ヴィンチは橋や迫撃砲やポンプの設計をしたり、まだ飛行機もない時代に飛行器具を試作していました。

 

それではダ・ヴィンチのホロスコープを読んでみましょう。

 

いて座のアセンダント(1室本人のハウス始点)で、1室には魂の目的を表すやぎ座のドラゴンヘッドがあります。このドラゴンヘッドは4室基盤のハウスのおひつじ座の水星(思考)と90度、10室天職のハウスのてんびん座の海王星(直感・イマジネーション)とも90度のハードアスペクトをとっています。

さらにこのドラゴンヘッドは、5室至福と創造性のハウスのおうし座の太陽(本来の自己)と120度の協調アスペクトをとっています。

 

ダ・ヴィンチは、5歳から生母と離れて育ち、芸術家として独立してからは弟子と生活することはあっても家族を持たず、生涯独身でした。両親に見守られて育つという体験が希薄だったため、あまり家族の親密感を必要としなかったのかもしれません。楽観的オープンマインドのいて座アセンダントのキャラクターだから、いつでもどこでも心の自由があるゆるい人間関係を現地調達できていたのでしょう。

そしてドラゴンヘッドが1室にあるということは、自己探求や自己の可能性の追求が魂の目的として設定されているわけですから、その邪魔をするものを最初から求めていなかったということでしょう。

ダ・ヴィンチはこんな言葉を残しています。

 

「画家は孤独でなければならない。

なぜなら、一人なら、完全に自分自身になることができるからだ。

たった一人の道連れでもいれば、半分しか自分ではなくなる」(ダ・ヴィンチの格言より)」

 

ダ・ヴィンチのドラゴンヘッドが自己探求にフォーカスしようとすると、それを邪魔するのは生活や精神の基盤が安泰かどうか考えてしまう4室の水星(思考)と、魅力なイマジネーションを下ろしてきては「早く芸術活動せよ!」と急かす10室の海王星(直感)です。

ダ・ヴィンチは幼少期を血の繋がらない家族と過ごしているので、自分を偽って生きる窮屈さも体験していたのかもしれません。

子供の頃最初に描いた絵は口から火を吐く化け物の絵で父親は不気味に思い、画商に売ってしまったというエピソードが残っています。

自分を知り自分の可能性のを追求するために、自由な時間と自由な暮らしの基盤、社会的な自己表現とその活動に対する稼ぎが天職があれば、それ以外はいらない!という感じの人生だなと、ダ・ヴィンチのホロスコープを見て思います。

 

魂が自分の体験する人生を計画して生まれてくることを考えれば、家族や経済問題(4室の分野)と、天職で社会的認知と自己表現の舞台をつくることが、「自分を知る」という魂の意図に反発する位置(ハードアスペクト)で葛藤しながら、それらを負荷にして乗り越えることが想定されているのです。

 

ダ・ヴィンチがもし、水星や海王星とドラゴンヘッドとの葛藤に振り回されていたら、生活基盤や家族問題で自由な芸術活動ができなくなったり、魅力なイマジネーションを作品として具現化することに没頭して多作画家にはなったかもしれませんが、自分自身の一生をかけて創る1つの壮大な作品のような人生を生きることは叶わなかったことでしょう。

没後500年近く経った今日でも、ダ・ヴィンチの作品や発明の数々が社会的認知を受けているのを見れば、魂の目論見は成功したのだな、と思います。

 

ハードアスペクトの葛藤を超えてドラゴンヘッド(魂の目的)に水星(思考)と海王星(直感)に方向性を合わせるようになれば、本来の自己としての太陽が思考とイマジネーションを連動させて自身の本質の自己実現を、創作活動を通して行うことに自然に向かえるしくみがこの配置にあるのだと思います。

 

ダ・ヴィンチ自体が初めから魂の意図がわかっていたような人なので、水星と海王星のドラゴンヘッドに対するハードアスペクトの攻略は簡単に超えられたのでしょう。

 

次回もこの続きを予定しています。

 

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