ビジネスゲームから自由になる法/ロバート・シャインフェルド
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こんにちは、リブラです。

今回も9章「雲を打ち破るドリルを組み立てる道具」の続きで、

3番目「ミニ・プロセス」です。


<雲を打ち破るドリルを組み立てる道具その3ミニ・プロセス編


道具の中で1番重要なのが前回解説した「プロセス」ですが、それだと

「不快な気持ち」になるような出来事に遭遇しなければ、使う機会が

ありませんよね?


今回解説する「ミニ・プロセス」は「プロセス 」の省略版で「不快な気持

ち」になる前、予防的に使える道具です。

不快にまでにはならないものの、「限界と制限」を感じるときに使いま

す。


「ミニ・プロセス」と「プロセス」の使い分けについて著者は具体例をあ

げています。


収入が振込まれる口座の残高を見て、「不快」→「プロセス」を使う。

とりあえずは「繁盛している」あるいは「ぼちぼちやれている」と思い

不快に感じない→「ミニ・プロセス」を使う。


どうしてこんな使い分けをするのかというと、「プロセス」の中で最も

肝心なワークの「不快な感情を感じきる」とこを省いたものが、「ミニ

・プロセス」だからです。


怖れや不安に駆られてビジネスゲームのトラップから抜けられなく

なっているときは、十分にそのトラップの仕掛けに気づくため、トラ

ップにハマるシュミレーションをして感じきることが必要でした。


でも、今回の「ミニ・プロセス」は怖れや不安にかき乱される前に、後

のトラップになりそうな「制限と限界」の幻想から解放するワーク

のです。


やり方は非常に簡単です。まず、「制限と限界」を感じさせる出来事

を思い浮かべ、



①「わたしはこれを創っている〇〇だ」(○○には、<力>、<神の

現れ>、<無限の知性>、<純粋な意識>、<究極の宇宙>など

無限の可能性をイメージさせる言葉を入れる)



②「これはほんとうではない。完全な作り物だ」

(言葉の意味を感じきる)



③「これはただの物語、わたしの意識の創造物、姿を変えた『真の

喜び』だ」(言葉の意味を感じきる)



④「わたしはこの創造物から力を取り戻す。今!」



⑤「『プロセス』された幻想を創り、それが現実であるとあなたに信じ

込ませた偉大なるあなたに、そして偉大なる創造物と、それが第1

段階(ビジネスゲームだけをほんとうの世界と思っている段階)で

見事に演じた役割に感謝する」


これだけですが、この世の中の事象は「制限と限界」を感じるもの

だらけですから、とても使えるチャンスが多いワークです。


このワークを頻繁にやっていると、修行中の魔法使いの弟子にで

もなったように感じるから面白いですよ。


この世は自身の意識が創り出す投影の世界で、その意識の扱い

が下手だと望んでいない現実が現象化され、主人として上手くコマ

ンドできれば、望ましい現実を森羅万象・万物が現象化してくれる

のです。

そんな感覚を楽しみながら使うのに相応しい道具です。


次回は道具その4「変化をうながす言葉」編を予定しています。


わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみを

ホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題に

セルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

詳しくはこちら をご覧ください。


新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。