- 物語で読む引き寄せの法則 サラとソロモンの知恵/エスター&ジェリー ヒックス
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こんにちは、リブラです。
今回も第15章「ソロモンとの会話」の続きについてのお話です。
《ソロモンとの会話②》
「サラとソロモンの知恵」第15章
あらすじ;過去のソロモンの授業で「もっとも重要なことは?」という質問
に、サラはもっとも強い感情を感じた「ソロモンの死」と答えました。
そして、「死」についてのソロモンの講義が始まりました。
「この素晴らしい肉体に宿ったとき、ここは一時的な住処でしかないと、
誰もが知っていたんだ。
そして今も、そこに永遠にとどまっていないことを心得ている。
人間は死ぬものだと誰もが信じている。
死なずに済んだ人の例など聞いたことがないからだ。
それでも、人間はあくまで死ぬことを苦にし続け、逆らおうとする。
死を美しく、正しく、奇跡的なものと受け止めないで、
望ましくない、忌まわしいものとみなす。
死を罰と考える。
死に関する話になると、おろおろしてしまうのも無理はない。
たいがいの人は死を恐れるあまり、自らに生きることを許さない。
何とも残念なことだ。
死なんてものはないのだから。
あるのはどこまでも続く生だけだ」
わたしが最初に人の死に遭遇したのは、9歳のときで1番心の許せる
存在だった祖母が逝ってしまったときでした。
祖母の肉体は布団に寝ているようにしか見えないのですが、手や頬は
固く冷たくなって、抜け殻みたいに感じました。
祖母はわたしの手の届かない、別な世界に行ってしまった。
「死」を迎えた者だけ行ける世界に旅立ってしまったから、もう、2度と
会えないんだ、と涙が枯れるほど泣いたのを憶えています。
それから3ヶ月後祖父も亡くなり、母が「おばあちゃんが呼んだんだね」
というのを聞いて、どうしてわたしも連れて行ってくれないんだろう。
こんなに辛く悲しく寂しいのに、と思いました。
当時のわたしは生きることになんの喜びも未練もなかったので、死んで
祖父母のもとに行こうと、ベランダの手すりにタオルで自分の首をくくり
つけ、全体重をかけました。
でも、10歳のこどもが巻きつけたタオルは簡単に解け、額をコンクリー
トにぶつけただけでした。
「こんなに死にたいのだから自分で首を締めればいいんだ」と、なぜか
そう思ったわたしは、タオルを首に巻いて両手で引っ張りました。
しかし手が止まってしまって引っ張れない(当たり前ですけど)ことに、
すごい驚きを感じたのでした。
置いて行かれた寂しさを感じて死にたいわたしがいる。
わたしの身体は死にたくなくて、その手を止める。
その2つの自分を観察して、これはすごいと驚くわたしがいる。
いままで自分はひとりの人間だと思ってきたけれど、死にたくなるほど
辛い感情を抱える「わたし」と、身体の「わたし」と、その分離した自分
の存在自体に驚いて「わたしって、何?」と問いかけている第3の「わた
し」が同時に存在している!?
この強烈な体験がなんだかわからないうちは死ねないと思い、以降自殺
するという発想はなくなりました。
この体験の答えが得られたのは、ゲリーのスクールで「人間の肉体に
は、魂意識と身体感覚意識が宿っていること」、「魂意識は大いなる源
(神、ソースエナジー)と同調し、喜びの波動を絶えず放射しているこ
と」、「身体感覚意識は地球の粒子に始まり、様々な生き物に宿って進
化し、やっと人間の意識となり成熟途中の存在であること」を知ったと
きでした。
喜怒哀楽の感情を敏感に感じるのは身体感覚意識の「わたし」で、祖母
の死を嘆き、後を追おうとしたのもこの「わたし」です。
肉体の「わたし」は生存本能で生き残ろうとしますから、死のうとする身
体感覚意識の「わたし」に逆らい、その手を止めます。
魂意識は喜びの感情にしか共鳴しないので、悲しみの感情に駆られて
死のうとしている「わたし」とそれを止めるわたしの身体を、不思議に思
い観察していたのです。
でも、この魂意識こそがほんとうの「わたし」です。
10歳のときにはどれがわたしの本質なのかわかりませんでしたが、感
情に振り回されることが少なくなり、自分の身体の性質が掴めてくると、
自然に魂意識がほんとうのわたしであると感じられるようになりました。
だから、死に対して怖れをもっていないソロモンの発言は、魂意識の発
言であり、死を怖れているのは身体感覚意識で、肉体は今、ここにある
自分しか見ていないから、死を考えることができないのもわかるのです。
魂には死がないので、肉体の死は1つの転生の終わりでしかありませ
ん。
でも身体感覚意識は、死によって失うものが2つあるのです。
1つは肉体、2つ目は魂意識とのパートナーシップです。
肉体というよりどころを失い、魂意識とのパートナーシップまで解消され
しまうと、次に組んでくれる魂が現れるまで人間の転生のチャンスはな
いのです。
人間の人生を生きないと、身体感覚意識は進化できません。
進化できないといつか消えてしまう、という怖れに付きまとわれた存在
なのです。
身体感覚意識が死の怖れから解放されれば、ほんとうの意味で人生
が楽しめます。
それには生きている間に、いろいろな感情を十分感じ、この人生に未
練がないように生きることが必要です。
人間の一生で通過する様々な感情は、身体感覚意識の成熟を著しく
促します。
魂意識はそれを知っているから、身体感覚意識がどんな辛い感情に
のたうち回っても口を出さず、静観しているだけなのです。
瞬間、瞬間に感じる感情に注目し、どんな感情にも振り回されなくなる
と、組んだ魂意識に同調して、限りなく魂意識に近い存在にまで進化
します。
これがアセンションと呼ばれる変容です。
ひとつの人生の終わると、肉体がなくなり、魂意識とのパートナーシッ
プ解消が起きますが、この瞬間から身体感覚が魂意識へ進化するた
めのテストが始まります。
この段階で魂意識と同じ喜びの周波数を発信していれば、テストは合
格で身体感覚意識は魂と同レベルの存在に変容します。
もう、焦って人間の転生を続けなくても消える心配はありません。
しかし感情の虜である状態に陥ると、人間の転生で進化を続けるコー
スに戻るのです。
ペアを組んでくれる魂のオファーがないと新しい人生が始まらないので、
しばらく待たされる身体感覚意識もあるようです。
わたしは臨死体験者ではないので、死後の世界を見てきたわけでもあ
りませんが、わたしの魂意識が伝える死のイメージはこんな感じです。
だからわたしの身体感覚意識も不必要に死を怖れて今を台無しにす
るような動きはしません。
人生の終わりがいつ来てもいいように、いつでも喜びの周波数を発信
できるように備えているだけです。
次回も「サラとソロモンの知恵」についてのお話を予定しています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。