- 物語で読む引き寄せの法則 サラとソロモンの知恵/エスター&ジェリー ヒックス
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こんにちは、リブラです。
今回は第6章についてのお話です。
《アネット、ツリーハウスへ》
「サラとソロモンの知恵」第6章
あらすじ; セスとアネットとツリーハウスに向かう途中、サラの内心
は必ずしもいいものではありませんでした。
言葉にこそ出してはいませんが、アネットがセス褒める度、「はい、
はい、はい」と心の内でいやみを言ったりしてました。
ツリーハウスについてからも、アネットがツリーハウスに感動したり、
セスが熱心にツリーハウスの創意工夫を解説するのを、透明人間
にでもなったような冷めた気持ちでサラは眺めていました。
ここに来る前は都会に住んでたというアネットの話を聞いたときには、
「環境が著しく違う所に来てしまって、慣れるのが大変なんだろうなあ、
セスはそれを気遣ってツリーハウスに招いたのだろう」と、サラは共
感しました。
しかしセスが「ここは『ぼくたち3人』だけの秘密なんだよ」というのに
は、心がひるみました。
「ぼくたち3人だけの」というセスの言葉に、サラの感情は反応してし
まうのです。
頭で自分らしくないとわかっていても。
ソロモンはその様子を高い木の枝から見下ろし、密かにサラの心に
話かけました。
「万事は良好だよ、サラ。
きみやセスと同じように、アネットもぼくらの交流を楽しむことだろう。
彼女もぼくたちと同じ羽毛の鳥さ」
アネットが発射台に行き、ターザンロープに挑戦するときまでは、サラ
の心は友好的な愛の周波数と、新入りを歓迎しない怖れの周波数を
行ったり来たりして、葛藤していました。
アネットがサラの期待を裏切り、完璧な着地を披露すると、その場の
エネルギーが変わり始めました。
アネットは「体操の選手」だったのです。
アネットは初めてのターザンロープに歓喜し、サラとセスは見たこと
もないアネットの「逆さ吊りスイング」と華麗な着地に感動したのでし
た。
セスがその飛び方を教えてほしい、と頼むとアネットは「教えてあげ
る」と快諾ました。
「サラ、、アネットがきみの中に、セスの中に、新しいものを呼び起こ
すうちに、きみたちも彼女の中の新しいものを目覚めさせるだろう。
これは素晴らしい共同作品になるよ。
見ててごらん」とソロモンは、サラの心の中に話しかけました。
サラは新しいターザンロープの技を教えてもらえるのだと思うと、
ワクワクしました。
逆さまにぶらさがって川の水を見るのはどんなだろうと、想像した
だけで顔が喜びでほころびました。
試しに足をロープの輪にかけて、手は離さずに飛んでみたところ
着地はうまくいったのでサラは背筋がゾクゾクするくらい有頂天
になりました。
そして「ターザンロープの達人」のアネットからも「わあ、すごい着
地!」とほめられて、すっかりいい気分になりました。
「ほら、ごらん、サラ。調子が戻ったね」とソロモンの声が聞こえま
した。
「変化」というエネルギーの動きのないところでは、物事は活気を
失い、停滞するようになって行きます。
そのまま放置していると、わたしたちの頭の中では「飽き」や「退屈」
が発生します。
「怖れ」の意図から安全圏にしがみついていても、変わり映えしない
日常にウンザリして、ストレスを感じるのです。
贅沢な生き物ですよね、わたしたち人間は。
毎日がサバイバルであった太古の人類の本能が、新鮮でスリリング
な体験を欲するのだと思います。
そんな体験をすると、頭も身体もふだん使われていなかったところに
スイッチが入って、活躍の場が得られるのでしょう。
だから、たまに食を断ってみると飢餓のときにしか使われない皮下
脂肪を代謝する経路が活性化したり、飢餓(長寿)遺伝子が活躍
して少ない栄養で効率よくエネルギーが生まれる身体になったり
します。
ブロッコリーの新芽が身体に良いとされているのも、植物の新芽に
は根絶やしになるまで食べられないように微量の毒が(ジャガイモ
の芽のソラニンの毒は有名ですよね)入っていて、それが身体の
解毒システムとか、免疫系を刺激するからいいみたいです。
いくらスリリングな刺激を欲するといっても、安全な文化圏の中に
住み慣れたわたしたちは、そうカンタンに荒野やジャングルで野宿
することも難しい。
一番身近なスリリング体験は、新しい人間関係をつくることじゃない
かしら、と思います。
初対面の人と、それも違う分野の人との遭遇は、なかなか刺激的な
体験です。
たぶん、いつもの思考回路では対応できないのでエゴは非常にいや
がりますが、エゴの制限をぶち壊したい「本來のわたし」は新鮮な情
報にワクワクすることでしょう。
新しい人間関係で信頼が生まれると、それは意識の拡大につながり
ます。
大脳のネットワークも拡大するのです。
サラもアネットという新しい仲間を迎え入れることによって、新しい刺
激を受け、古いものにしがみつきそれを失う怖れよりも、新しい変化
を楽しむ方がずっと楽でいい気分になれることを知ったのだと思いま
す。
次回は「ヴォイスダイアローグで月の元型との対話」を予定
しています。
「サラとソロモンの知恵」第7章についての解説は次々回へ
と続きます。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。