物語で読む引き寄せの法則 サラとソロモンの友情/エスター ヒックス
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こんにちは、リブラです。

今回はいよいよサラがソロモンをセスに紹介するお話です。


《フクロウの先生》


「サラとソロモンの友情」第21章

あらすじ;すべてのタイミングが合い、あとはサラがソロモンの

話をするだけになったとき、セスがサラの話を認めてくれない

のではないかと心配が過ぎりました。


するとソロモンはセスがサラを認めてくれるかどうかで気をもむ

より、「きみが彼に与えようとしている価値のことを考えてごらん」

といいました。

そしてサラの不安は消え去り、ソロモンと出会って計り知れない

価値を感じた思い出が蘇りました。


サラが最初にソロモンと出会ったときの話をすると、セスは意外

にも「ぼくも鳥と話したことがある」というのです。

セスがその「ルイーズ」と名乗る鳥の話をすると、サラも共感して

涙を感じました。

食べるために獲った鳥が、あるときとても小さくてこれでは大切

な命を無駄にしたことになる、とセスが罪悪感を感じると

「セス、ムダなことなんかないし、死なんてものはない。

すべては順調。万事は良好」と鳥がしゃべったのでした。


「わあ!それって、いかにもソロモンが言いそう」

ふたりはツリーハウスの中で胸をいっぱいにしていました。

「これ以上のタイミングはないな」と言って、ソロモンは空から

ダイビングするように川に向い、着水寸前で舞い上がり、

サラとセスのすぐ近くの枝にとまって言ったのです。

「その赤い鳥はルイーズといったのかい?いい名前だ。

だが、サラはぼくをソロモンと呼んでいる」


セスはベンチにへたりこみ、驚きの目でサラを見ました。

サラはニヤっとして肩をすくめました。


共鳴し合える人と秘密の共有をすると、シンクロニシテイの

連鎖が起きます。

「なんだこれはわたしだけの秘密だと思っていたら、あなたも?」

と打ち明けてみると、他の人も体験していたというビックリ現象に

ワンネス体験というものがあります。


この体験がスピリチュアルな探究の入口になる人もいれば、

どう取り扱ってよいかわからず記憶のあかずの間に放り込んで

誰にも明かさない秘密にする人もいます。

ホロスコープリーディングのセッションで、突然、過去のワンネス

体験を話されるクライエントさんも数人いました。


ホロスコープの第12室の説明をしていると、ワンネス体験がそん

なに荒唐無稽な体験ではないことが伝わるようで、秘密を打ち明

けてホッとする方もいらっしゃいます。


ホロスコープの第12室は個人の潜在意識のハウスなのですが、

その潜在意識の奥は集合意識につながり、地球の万物の意識

がそこでひとつになっているのです。


実際、第12室に星が集結するホロスコープの人が、意識的に潜在

意識の奥の集合意識にエネルギーを向けると、この世の万物が

すべて指令どおりに動き出すのです。

スティーブ・ジョブズやマドンナなどもこのハウスに、プルトニウム級

のエネルギーを放つ冥王星があるので、かれらのニーズは集合意

識のニーズとつながり、万物が歓迎して動き出すのです。


個人の潜在意識のあたりで葛藤にエネルギーを邪魔されていたり、

自身のこのパワフルな力に無自覚だったりすると、万物を従わせ

るどころか、電気製品を自身の怒りのエネルギーで故障させてし

まう困った人で終わってしまうかもしれません。


大いなる源(神、ソース)は、この世のすべての中に粒子となって

満たされています。

すべてのものの中に大いなる源が存在するのです。

だから、ひとたびわたしたちが大いなる源と同じ周波数振動を

発振させて、それがすべての中で共振しているのを感じると

全部つながっている―ワンネス体験に至るわけです。

この世のすべてと共感できるのです。


ハンターに撃たれた鳥が、

「死なんてものはない。すべては順調。万事良好」としゃべったと

しても不思議はないのです。

集合意識でひとつになっているわけですがら、失うものも無くなる

ものもないのです。

個であるように見えたものが、ひとつに還って行くだけです。


次回もこの続き、第22章についてのお話を予定しています。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。