こんにちは、リブラです。

今回は「元気になるホロスコープの読み方」の続きです。


前回までハウス1つ1つを巡りながら一周したので、ホロスコープという

丸い円の中に12分割されたハウスの風景が、なんとなくおわかりいただ

けたと思います。


ハウスは舞台で、そこに入る天体は役者で、そのホロスコープの筋書き

は天体同士が作り出すアスペクト(角度)によって表されます。


90度や180度、あるいはそれらが組み合わさったT字型スクエアやグラン

ドクロスがホロスコープ内で自己主張していたら、その人生は山あり谷あ

りの、ハードだけどドラマティックな展開が予想される筋書きです。


90度や180度を作る天体も少なく、60度や120度のソフトアスペクトが目

つホロスコープの主人公は、あまり背伸びをせず、平凡な幸せしみじ

み感じながら自然に与えられたもので満足するストーリーを演じるでし

ょう。


どっちがいいとか、悪いとかではなく、魂は人間のいろいろな側面を経験

したいので、あるときは波乱万丈な人生、またあるときはほのぼの平凡

人生を設定するのです。


しくみとしては、90度や180度に天体同士を配置すると反発し合うエネル

ーが発生し、心の中で葛藤の周波数振動を発振します。

そして、その心の投影である葛藤劇が現実に起きてくるのです。

だから、環境や人が変わっているのに同じ筋書きの葛藤劇が繰り返さ

するのです。


こんなものを設定する魂は意地悪なんでしょうか?

そうではありません。

本來ひとつの心に、反発し合うエネルギーが発生するよう配置したの

は魂の深い意図が働いています。

キバリオン極性の法則でもお話しましたが、異なる極性をもつ者同士

融合させると爆発的な新しいエネルギーが誕生するのです。

魂はそのエネルギーを人生に吹き込みミラクルを起こしたいので、わざ

葛藤を発生させるアスペクトを配置するのです。

ですから、ハードアスペクトが多いホロスコープの持ち主は、がっかりな

てしないでください。


現実化する葛藤劇に苦しんだら、心の中で矛盾した望みをもっている

自分はいないかどうか検証してみてください。

ご自身のホロスコープをお持ちの方は、90度や180度に配置された天

が反発し合って、ひとつの心のエネルギーを分離させてはいないか

眺めてみましょう。

2つの相反する欲求の矛先を「ほんとうの自分の幸せ」という一致点に

もって行けると、葛藤劇の現実化は終結します。


まあ、こんなストーリー事情もあり、魂が今生で力を注ぎたいところも

あり、それ11人の役者(11個の天体)に演じさせようとすると、舞台は

あっても役者がいないハウスがあるのです。

ドラマや映画では、風景だけのシーンってありますよね。

そういうハウスは、努力しなくても自然に展開していきますし、魂の方

向性と自分自身が一致していると関心が向かわない分野なのです。


よく、クライエント様からご質問受けるのは、天体が入っていないハウ

の事柄は、得られないとか経験できないのではないかと心配になる、

というものです。

でも、「心配になるくらい重要に感じますか?」と逆に質問すると、

「そこに努力を注ごうとまでには感じない」とお答えになる方がほとん

どです。

つまり、努力をしなくてもちょうど良いタイミングで、その出来事が向こう

からやって来るのをうすうす気づいているのです。


ですから、まずは天体が入っているハウスに注目しましょう。

そのハウスには、魂の思い入れがあるということですから。


次回もこの続きのお話を予定しています。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。