物語で読む引き寄せの法則 サラとソロモンの友情/エスター ヒックス
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こんにちは、リブラです。

今回は「サラとソロモンの友情」第16章についてのお話です。

久しぶりのソロモンの登場です。


《心の声に従うこと》


「サラとソロモンの友情」第16章

あらすじ;学校をさぼってセスといっしょに洞穴探しを決行したサラ

でしたが、その探検の帰り道、サラが身体の不調を訴え早退した

ことを知っていマーチャント先生にはち合わせしてしまったので

した。

このときから、サラはウソをついて学校を早退したことを後悔し

始めました。


学校をさぼってまで、探検になんか行かなければよかった。

そんなことが頭に浮かんだとき、久しぶりにソロモンが話しかけて

きくれました。

サラがひどい気分だというと、ソロモンは、

「きみは板ばさみになったんだね。

彼ら(サラがウソをついた人々、お母さんや先生)には自分を愛して

ほしい。

でも、洞穴探しの探検もしたい。

(洞穴探しの)計画を話さないことで、同時に両方の意図を満たそう

としたんだ。


サラ、きみが喜ばそうとする人がひとりだけなら、ありとあらゆる手を

尽くして、その人を喜ばせられるかもしれない。

だが、喜ばせたい相手が二人とか三人とか、もっとだったら、たちまち

手に負えなくなる。

唯一ほかにとるべき真実の道は、きみ自身の内面から現れる誘導

テムを見つけることだ。

つまり、きみの心の声にだけ従うべきなんだ」


わたしたちが制限の枠を超えようとするときはいつも、今回のサラが

苦しんだような問題を突きつけられます。


身近にいる親しい人や愛する人たちの思いが枷となって、制限の枠

を超えるのを諦めてしまうか、その人たちの心配や反対を振り切って

制限の枠を超えていくか。


世間一般の常識では、親や学校の先生たちが作った制限の枠組み

の中に、お行儀良くちんまりと収まっていないといけないことになって

います。


でも、その枠を超える勇気を持たないと、永久に制限の中でちんまり

生きるしかなく、自由は絵に描いた餅になってしまいます。

自分に適合するものは、自分にしかわかりません。

他人の顔色をうかがっていたら、自分の人生なんて生きられなくなっ

てしまうのです。


わたしも高校3年のとき卒業後の進路を巡って、この問題にぶつかり

ました。

両親はわたしに銀行への就職を要求し、わたしは臨床検査技師に

なりたくて進学を望みました。

父はわたしが進学を諦めずに受験勉強をしているのを見つけると、

わたしを激しく殴りつけ、「お前の教育が悪いからこんなふうになる

んだ」と母を責め立てました。

わたしはすごく心が痛んだのですが、母が

「進学は諦めてね。それともわたしを離婚させる気?」と言った瞬間、

サッと目が覚めたのです。

そして、心の声が聞こえたのです。

「わたしのことを真剣に考えられるのはわたしだけ」

わたしが自分の未来を自分の責任で創っていかなければ、永久に

だれかの踏み台になるだけの生き方しかない。

父も母も自分のことを第1に考えているのだから、わたしも自分の

ことだけを考えて進路を決めようと踏ん切りがついたのです。


そう決めると捨てる神あれば拾う神ありで、殴られて腫れ上がった顔

のまま学校に行くと担任が事情を聞いてくれ、「学生なんだから勉強

続けなさい」と受験科目の化学と数学の先生に、個人的に指導を

受けられるように連絡をつけてくれました。

わたしは簿記のテキストの下に数学や化学の問題集を隠して、父親に

見つかりそうになると、銀行を受けるには簿記の資格が必要だからと

ウソをついてこっそり受験勉強を続けました。


わたしがその当時考えた計画では、とりあえず、受験科目が数学と

化学だけの私立の臨床検査技師学校を受けて合格通知を父に見せて

わたしは私立ならすぐ行けるけれど、お金がないから1年間バイトで

入学金を貯め、国立の五教科受験の勉強もして来年はどちらも行ける

ようにするから1年間猶予をくれ、と言うつもりでした。


ところが合格通知が届いたとき、なぜか父は平日の昼間なのに家に

いて、わたしが開封するはずの検査技師学校からの通知を先に開け

て見てしまったようでした。

そのとき、父は電話をかけていて検査技師学校の合格通知を握りしめ

ていました。

この電話が終ったら、家を追い出されるか、殴り殺されるかだなあと

覚悟を決めていたら、父は意外にも「合格したんだかから行け」と言って

くれました。

父は入学金の工面に電話をかけまくっていたようでした(全部空振りで

したが)。

わたしはそれまで貯めた預金が20万円だけあると、通帳を見せました。

そうすると母がへそくりに50万円あるから貸してもいい、と言ってくれ

ました。

あと10万円あれば入学金が揃うのですが、それがどうしても捻出でき

ず、今回は諦めると言おうと思いました。

でも、合格したことは事実だから進路を気にかけてくれていた祖母には

「国立の方に行きたいから、今回の私立の方は見送る」とだけ電話で

伝えました。

すると翌日、祖母から10万円入りの現金封筒が届き全額揃ったので

入学することができました。

後で祖母の「入学祝い」のおかげで入学できた話を、祖母に話したら

「10万円ぐらい送ったら、行く気になるかと思って」と、言ってました。

足りなかった額とピッタリ一致したから、てっきり父が頼んだのかと思

ったらそうではなかったようで、わたしは最大の障害だったお金の壁

が、みるみる砕けて行くのを見て自分らしい選択ができてよかったと

実感しました。


このときの出来事のおかげで、禁止事項や制限を破ることにさほど

恐怖は感じなくなりました。

みんなに反対されても、心の声に従うことの方が良い展開になって

いくのを身を持って経験でき、わたしはなんて幸せ者だと今では思

っています。


次回もこの続きのお話を予定しています。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。