- サラとソロモン―少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣/エスター ヒックス
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こんにちは、リブラです。
今回も19章の続きのお話です。
《魔法のような出来事②》
「サラとソロモン」第19章
あらすじ;退屈な授業をする気難しい先生を、面白い話をするニコニコ
顔の先生に変えてしまった「味わい愛でる(真価を認める)」という魔法
について、ソロモンと話しているとサラにある疑問が湧きます。
人を「味わい愛でること(真価を認める)」が「幸せの流れ」につながる
ことなのに、どうしてみんなはそれをしないの?という疑問です。
「それはね、ほとんどの人が<幸せの流れ>とのつながりを絶ってし
まったからなんだよ。
みんな、どうすればつながったままでいられるのかがわかっていない
からなんだ」
「ソロモン、<幸せの流れ>につながったままでいるためには、
何かコツがあるの?」
「少し練習が必要かもしれない。
君がどんな気持ちを感じているかに注意してごらん。
君が味わい愛でたり、良い面に焦点を当てていたりするときには、
素晴らしい気持ちがするってことに気づくだろう。
素晴らしい気持ちがするのは、君が<幸せの流れ>につながって
いるという意味なんだ。
でも、君が非難、批判、あら捜しをしたりするときには、君はいい気
持ちを感じない。
そのいやな気持ちは、<幸せの流れ>につながっていないという
意味なんだ。
少なくとも、いやな気持ちを感じている間だけは、つながっていな
いんだ」
サラは<幸せの流れ>につながったままでいるために、「味わい愛
でること」をもっと練習しようと思うのでした。
そして、練習対象になりそうなゾーイーお婆さんをさっそく帰り道で
見つけました。
ゾーイーお婆さんは高齢で、階段をヨタヨタしながら登っていました。
サラはそれを見て、わたしが年をとったとき、あんなふうにならない
といいな、と思いました。
そして、<幸せの流れ>につながって流れをお婆さんに流れさせ
ようと試みました。
しかし、つながった感じがありませんでした。
ソロモンに助けを要請しましたが、返事はありません。
サラは、がっかりしました。
「いい気持ち」で<幸せの流れ>につながって、人を「味わい愛で
る(真価を認める)」ことができれば、ホースで水をかけるように次
々に<幸せの流れ>につながる人々が広がっていく・・・。
サラの頭の中ではそんな幸せなイメージが広がったのだと思います。
でも、それを練習する前に、まず、自分の気持ちを中立的に客観
視する訓練が必要になってきます。
これがなかなか慣れるまで難しいのです。
わたしの師匠のゲリーは、「褒められても、けなされても個人的に
捉えないこと!」とそのコツを教えてくれましたが、実践してみると
褒められたり、けなされたりしても他人事のように感じるには、相
当自分の反応の傾向を知っていないと対応できないのです。
刺激(褒められたり、けなされたり・・・)正か負の思考の反応
ポジかネガの感情に火がつく
これらの動きは一瞬なので、刺激を受けた段階で自分の思考が
どんな反応をするか知ってなければ、先まわりして感情に火が
つくのを阻止できないのです。
わたしの場合、刺激(褒められたり、けなされたり・・・)に出くわす
と、「知ってるよ~ん!」というふざけた声が頭の中で聞こえるよう
条件反射にしてしまいました。
褒められてうれしいのも、けなされて悔しいのも、知ってるよと
釘を刺されてしまうと、感情動員に至らないのです。
そして、外からの刺激に過剰反応しなくなるコツは、「自分で自分
を褒めていい気分にさせる技術」を磨くことです。
自分が褒められてうれしいツボを一番わかっているのは自分なの
です。
褒められたがっているのは、実は「大人のわたし」ではなくインナー
チャイルドです。
インナーチャイルドが褒められることに飢えているのです。
「大人のわたし」が常にインナーチャイルドを「味わい愛でる」と、
外からの刺激(褒められたり、けなされたり)に、さほど興味を示
さなくなってくれます。
どんなことでもいいことがあると、それを全部インナーチャイルドの
手柄だと言って褒めてあげると、喜びの感覚が倍増しますよ。
「大人のわたし」なんかよりも、喜び方が大きいのですぐわかります。
目には見えないけれど、ピュアでちっさい可愛いコが誰の心の中
にも住んでいます。
インナーチャイルドと仲良しになることが、<幸せの流れ>につなが
ったままでいる近道かもしれません。
次回もこの続き、第20章についてのお話を予定しています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。