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こんにちは、リブラです。
今回も第11章の「<苦しみの鎖>を終わらせるステップ」に
ついてのお話です。
《「苦しみの鎖」を終わらせるステップ④》
「サラとソロモン」第11章
あらすじ;ソロモンは「この数日間の感情の変化を思い出してごらん」
といい、サラはいじめを見たときのひどい気持ち、ドナルドがみんな
に笑われているのを見ているときのひどい気持ち、ドナルドにお節
介をして怒鳴りつけられたときのいやな気持ちを話しました。
「君がすごくいやな気持ちを感じていたとき、君は何をしていた?」
「わからない。ただ見ていただけ、だと思う」
「サラ、君は状況を観察していたんだ。
けれども、君が観察することを選んだ状況は、君を<苦しみの鎖>
につなげてしまうような種類の状況だったんだ」
「でも、ソロモン、正しくないことが起きているのを見ないなんてこと
がどうしてできるの?それを見てもいやな気持ちを感じないことが、
どうしてできるの?」
ソロモンは「そういう疑問がわくのはもっともなこと」と答えますが、
一度に理解がいくような回答をサラにしてあげられない理由も語り
ます。
「その理由は、君たちが状況を観察するように訓練されてきたから
なんだ。
でも、観察しているときに自分の気持ちに注意を向けるようには
訓練されていない。
だから周囲の状況が君たちの人生をコントロールしているように
見えるんだ。
何かいいことを観察しているなら、いい気持ちを感じるし、何か悪い
ことを観察しているなら、いやな気持ちを感じる。
自分の人生が周囲の状況にコントロールされているように見える
とき、ほとんどの人はがっかりしてしまう。
そしてそれが<苦しみの鎖>につながってしまう原因なんだ」
「何かいいことを観察できる状況だからいい気分になり、
悪いことを観察しなければいけない状況だから悪い気分になる」
という思い込みが、わたしたちには刷り込まれています。
これはわたしたちの身体が起こす、条件反射みたいなものです。
危険なものを見れば、命令しなくても心臓がバクバクし「怖い」という
感情が発生します。
それが地球の裏側で起きたことで差し迫る危機ではないと思っても、
危険なものを観察するとそれに伴う感情が出てくるしくみがあり、
これは思考ではなく、脳内で分泌される神経伝達物質による反応な
のです。
状況は自分の意志で変えられず、だからいやな気分になるもの
ばかり見なければならないと思うと、わたしたちは絶望を感じます。
でも、ここでソロモンは状況の観察にフォーカスするのではなく、
状況が引き起こす気持ち(反応)に注意を向けることをすすめて
います。
状況をすぐ自分の意志で変えることができなくても、気持ちは自分
の選択の自由を賢く使うと切り替えることができるからです。
同じ状況に出くわしても違う感覚をもっていいのです。
同じ状況にいても、プロセスによって必要な体験も通過する感情
も違って当然だからです。
地球はそんな学び(遊び)の場なのです。
今回のサラを悩ませたいじめ事件という状況は、
いじめっ子は加害者の体験・感情を通過するプロセスにあり、
ドナルドは被害者の体験・感情を通過するプロセスにあり、
サラは両者をジャッジなく観察して、自分の内面の変化に
気づくプロセスにあったので、その場にいた全員がそれぞれ
のプロセスに合った体験・感情を通過できれば、だれも<苦しみ
の鎖>につながることなく終わったのかもしれません。
ドナルドがいじめの発端となった赤い筆箱を捨てたのも、もう
被害者の(かわいそうな)自分と決別したいという意思表明だと
思います。
サラがいじめっ子を「悪」とジャッジし、ドナルドを「かわいそうな子」
と決めつけた瞬間から、サラまで<苦しみの鎖>につながること
になったのです。
なんでも分離された状況を観察しては、その状況を即ジャッジする
習慣がじつは、<苦しみの鎖>につながる行為に走らせるのです。
いじめっ子はどこかで何らかのストレスがかけられ、そのストレス
のはけ口の機会を狙い、転校生のドナルドがターゲットになり、
そのドナルドにお節介をしたサラが、今度はドナルドのストレスの
はけ口となってしまったというのが、この事件の<苦しみの鎖>。
でも、全体性で俯瞰して眺めると最後に<苦しみの鎖>つになが
ったサラがどうするか、どう感じるかでこの一連の<苦しみの鎖>
を続けさせるか、地球上から争いのエネルギーを1つ消滅させる
かが決まることがわかるでしょう。
<苦しみの鎖>につながることを選び、自分のいやな気分に振り
回される人が、次の<苦しみの鎖>につながる人を増やしていく
のです。
そして、この世にいやな気分、いやな出来事を蔓延させて行くの
です。
だから、自分の気分に注意を向けいやな気分をいい気分に切り
替えることができる人が増えたら、どんなにこの地球から争い事
が減るかしら、と思います。
プロセスの最も進んだサラにこの役回りが来たのも納得です。
いい気分で<幸せの流れ>につながる人は、いい気分の周波数
を発振するので、自然に気分のよくなる状況を呼び込んでくれま
す。
いい気分で<幸せの流れ>につながることも、いやな気分で
<苦しみの鎖>につながることも、自由選択です。
毎瞬、毎瞬それを意識的に選択する訓練が、<苦しみの鎖>を
終わらせるステップに必要だと思いました。
次回もこの続き、「<苦しみの鎖>を終わらせるステップ⑤」を
予定しています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。