サラとソロモン―少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣/エスター ヒックス
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こんにちは、リブラです。

今回も第9章の続きのお話です。


《空を飛ぶレッスン②》


「サラとソロモン」第9章


あらすじ;サラはソロモンに促されて、空を飛ぶイメージを楽しみ始め

ました。自由で、楽しくて、すごくいい気分になったとき、身体が浮いた

感じがして、目を開けるとソロモンと空を飛んでいました。

サラは自分が学校の友達や家族と違う次元にいることに気づきます。

自分は町や学校や友達が見えても、かれらからはサラやソロモンが

見えていないことを知るのです。

そして、町中を飛んで回ったというのに、数秒しか経っていないことに

驚くのでした。

ソロモンは「君が望んでいることは何かについて考えること、そして、

なぜそれを望んでいるのかと考えることを練習してほしい。これが、

僕が君に教えられる最も重要なことだ」と話しました。


わたしたちは大人になるまでの間、たくさんの生き残り戦略を学ん

きました。

社会のルールを守ることに始まり、社会の中で上手に生きていく術

(生存競争、人間関係、利益の追求、不利益の回避・・・)、社会の枠

内に収まることの安全性・・・。


一方、それと相反することは何も教えてもらえず、その領域に足を踏

み入れることは、社会で上手に生きていくために身につけた知識や

経験をいったん、リセットすることを意味するのです。


社会の中で上手に生きて行くゲームルールと、社会の枠を超越した

ところで生きるゲームルールは根本的に違うのです。

つまり、社会の中での生き残り戦略は通用しない、むしろ、足を引っ

張る原因になったりします。


社会では、上の者が下の者を従えるピラミッド型の組織体制がどこ

でも敷かれています。

圧倒的に多い従う者向けの教育が、わたしたちの人格の一部にな

るくらいしっかり刷り込まれています。


「わたしは、未熟だ、不完全だ、劣っている」だから確実なものを取り

込んで完全に近づこうする傾向が、自動的に出てきてしまうのです。

しかし、外側の世界から完全なものを自分に取り込もうとすると、

大切な自分自身の完全性を見失ってしまいます。


「ほんとうに望むもの」を考えようとすると簡単に出て来ないのに、

なぜ「○○ならないように、△△を望む」と考えるといくらでも望む

ものが吹き出してくるのは、ネガティブな観念(思考回路)が社会の

枠組みからはみ出さないよう「望み」を検閲しているからです。


怖れから発生する望みではなく、純粋な喜びから発生する望みを

持つことを自分自身に許してあげましょう。

ソロモンもこの章でサラに「何度も願望の持ち方、イメージの仕方

を練習しなさい」といっています。


教育によって刷り込まれた従者観念は年期が入っていますから、

繰り返しの習慣を作って対抗するしかありません。

願望を立てようとするたび、純粋な喜びの願望を蹴散らして、

安心・安全さを確実にする願望にすり替えようとする力が働く

と思います。

でも、そのたびにチェックして、純粋な喜びの意図のもとに出て

きた願いなのかを吟味してください。

慣れて来ると、ワクワクする願望がすぐ浮かぶようになり、本來

自分の性質が明らかになってきます。


次回もこの続き、第10章についてのお話を予定しています。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。