サラとソロモン―少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣/エスター ヒックス

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こんにちは、リブラです。

今回も「サラとソロモン」の第1章から、キバリオン振動の法則

を解説してみたいと思います。


《いい気分(いい周波数振動)を発振するために必要なこと》


「サラとソロモン」第1章より


人がひとりで考えるのを楽しまなくなるのは何歳くらいのこと

なんだろう。

そういうことが起こるってことは確かだと思う。

他の人たちはだれもひとり静かにしていることなんてないもの。

誰もひとりでいたいと思う人はいないみたい。

いつも誰か他の人と一緒にいたいと思ってる。


わたしはどうかって言えば、ほんのちょっとの時間でも、ひとり

で考えていられるように、周りの音を全部消しちゃいたいくらい

なのに。


そうだ、わたし、クラブを作ろう。「他人の雑音反対クラブ」とい

うのを。ええと、入会資格は、

「他人を好きだというのはかまわないけれど、他人と話をしな

くてもいい。

他人を眺めていることは好きでもかまわないけれど、何も誰に

も説明したりしなくていい。

時々、自分だけの考えにひたるために、ひとりでいることが好

きでなければだめ。

他の人たちを助けてあげたいと思ってもいいけれど、実際に

助けることはあまりしたくないと思わなければだめ。


だって、それは抜けられない罠にはまってしまうようなもの

なんだもん。

あんまり人を助けてあげようとすると、もうおしまいだ。

みんなが自分の考えでわたしを利用しようとし始めて、ぜん

ぜん自分の時間がなくなっちゃう。

目立たないようにして、誰にも気づかれないように他の人た

を眺めたいと思わなければだめ」


こんなクラブに入会してくれる子がいるかなあ。

ううん、そんな子がいたらクラブの意味がなくなっちゃう!

わたしのクラブは、クラブなんかいらないっていうクラブなんだ!

わたしの生活が十分大切で、十分に面白くて、十分に楽しけれ

ば、他に誰も必要じゃないってことなんだ。



この第1章はサラの寝覚めのひとりごとなんですけど、朝、目

めた直後って、一番自分の本音が出ていませんか?


前の日の記憶もリセットされて、人からの影響もとりあえず受

けていないので素のままの自分が自然に出てくるのだと思い

ます。


キバリオンの振動の法則では、すべてのものは固有の周波数

で振動しているといいます。

つまりわたしたちの本質的なものは、ひとりひとり違う固有の

周波数振動で表されているということです。

簡単に言うと、みんな違う周波数で振動していて、それがわた

したち(魂)の本質だと言うのです。

どこにでも偏在し、似たような波長に出会うと共鳴し、実態が

ないという性質から言うと、聞こえないけれど「音」(周波数で

表されますよね)のような存在なんだと思います。


もし、わたしたちが宇宙に1つだけの自分のユニークなハーモ

ニクス(波動)を自覚して肉体に宿って生きているのだとしたら、

他の人の影響を受けることを恐れたり、自分の周波数が干渉

され打ち消されしまうような所には、身を置かないですよね。


でも、残念ながらこの地球上の人生ゲームをとことん楽しむ

ために、どんなハーモニクス(波動)を出しているのか最初は

忘れていることになっています。


ここで、ちょっと想像してみてください。

自分はある楽器でどんな音が出るのかわからないとしたら、

まず、思いっきり音を出してみますよね。

それができれば、自分はどんな種類の楽器でどんな演奏が

できて、どんな曲で活躍できるのかわかってきます。


そして、他の楽器たちと演奏に参加するときには、雑音の

聞こえない所で自分の楽器を調律します。

それから、他の楽器たちと音を合わせていきますよね。


自分の本質(魂、本來の自分)が、どんな存在か自覚できい

ないのに、やたらに外側の環境、価値観、人に合わせてしま

うと、自分に適合するものがなんだかわからなくなってしまう

のです。


昨日「いい気分」が「いい現実」を引き寄せる、振動の法則

のお話をしましたが、その人によって「いい気分」を誘発さ

せるものも、引き寄せたい「いい現実」というものも違います。


自分の「いい気分」を誘発するものは、自分ひとりの時間に

自分で試して探していくしかないのです。

自分自身の直感をアンテナにして。


朝、目覚めたばかりのときは、ふだん手の届かない内なる

自分(潜在意識下の自分)に呼びかけるには、グッドタイミ

ングな時間です。


社会に、家庭に、周囲の人に、合わせてしまう自分の主人

格のモードに切り替わる前に、目覚めたらいつもは後回し

にしてしまう潜在意識下の自分に話かけてみるのはいか

がでしょうか?

「ほんとうのわたしがいい気分になるものを知らせてね」と、

朝、起き抜けに呼びかけるだけでいいのです。


その呼びかけだけで、潜在意識は1日中ずっとほんとうの

あなたが「いい気分」になるものを探し、直感に働きかけて

知らせてくれます。


「いい気分」になるものを知っておくと、「嫌な気分」バスター

をするときや気分転換をするときに、効果的なツールとして

働いてくれます。


「いい気分」は「いい現実」を呼ぶ周波数振動を発振します。


次回は「サラとソロモン」の第2章を題材にお話したいと

思います。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。