バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。

今回も「パーソナリティ再結晶化」のためのバシャールの瞑想の言葉

についてお話しようと思います。


《「魂のブループリント」から大いなる源へ③》


バシャールの瞑想の言葉

「その一滴は縮まり続け、やがてそれはほんの小さな、光の一点に

なります。

その小さな光の点はどんどん明るく照らされていって、

まるで暖炉の中の石炭が燃えているかのように赤々としていきます。


そして、光の一点は消えました。


でも、あなたは気づきます。

それでもやはり自分は存在していると、と。

自分自身だという自覚はまだあるのだ、と。


そして、あなたは気づくのです。

かつてもいまも、そしてこれからもずっと、こんなふうなのだ

ということに・・・・。


あなたはいま、完全に、そして全面的に自由です。


自分の意識という結晶を完全にバラバラにしました」



完全な自由って、想像できますか?


たぶん、この制限の世界の日常の中では難しいと思います。

この瞑想の中に出てくる小さな光は、ひとつの命を連想させます。

永遠の魂が体験するひとつの人生。

その人生が終わると小さな光の点が消えたように見えますが、

それはひとつの人生が終わったときの区切りの合図のような

点滅なのです。


そのとき、わたしたちの魂は肉体という物質次元の世界から

解き放たれて完全な自由を得ます。

でも、その状態になってはじめて思い出すのです。

物質次元の世界の制限は、その人生の体験を存分に味わうために

自ら設定した制限だったことを。

元から自由な存在だったわたしたち魂が、自ら好き好んで制限の

世界で不自由さを味わっていたことを。


本來、魂は肉体に宿ろうと離脱しようと、どこにいても自由な存在です。

だから、肉体に宿ると自由を失う、というのは幻想なのです。

この物質次元で真剣に遊ぶために、「肉体に宿ると自由を失う」という

トリックを設定し、人間の体験をしている間はそのトリックのことも忘れ

てしまうことにしたのです。


忘れているのをできるだけ思い出さないように、さらにしつこく魂の

方向性と反対の方向性をもつパーソナリティ(観念、思考・感情、ふる

まい)を設定して、ネガテイブ観念が発生させるネガティブ思考やネガ

ティブな感情を暴走させ、ネガティブな行動を誘い、ネガティブな現実

がつくられるように促し、ますます完全なる自由の存在(魂)としての

自己と、人間存在としての自己を分離してしまうのです。

魂の地球転生への計画は、ほんとうに用意周到です。


でも、これだけ執拗に自分が魂であることを忘れ、人間として制限の

世界を生きることに徹しようとしたワケですが、1つだけ抜け道も用意

してあったのです。


それが、「いまこの瞬間に存在する(生きる)」ということです。

魂には過去も未来も存在しません。

永遠に現在があるだけです。

時間・空間の制限もなく、偏在する存在なのです。


ですから、過去の感情に囚われたり、未来の怖れに駆られたりすれば

魂存在の自分を信じられなくなり、制限の世界に閉じ込められます。

過去にも未来にも意識を飛ばさず、いまこの瞬間だけにフォーカスして、

目を閉じ、身体をくつろげる姿勢に保ち、肉体の感覚をゆっくり呼吸する

ことにだけ集中させると、パーソナリティは静止し、魂の波動に共振する

ようになります。

この状態(瞑想状態)では、意識は魂と同じ周波数振動をしているので

肉体に宿っていても完全な自由な状態を思い出せるのです。


つまり、「いま、この瞬間」だけにいるという意識を保って瞑想していると、

ネガティブ観念でがんじがらめにコントロールされていたパーソナリティ

が、緩んでバラバラになり、自分は魂意識で完全に自由な存在である

と思い出すのです。


バシャールの瞑想はこの状態から、意識(パーソナリティ)の再結晶化

という段階に入ります。

次回もこの続き「再結晶化」についてのお話を予定しています。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。