- バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。
今回から「魂のブループリント」の最終章「ワクワクを生きる
あなたのために」についてのお話をしていきたいと思います。
《痛みや怖れが強くてツールも使えないとき》
こんなときバシャールは、「魂のブループリント」と同調しない
「パーソナリティ」を再結晶化せよ、といっています。
どういうことかというと、観念・定義、感情・思考、ふるまい(行
動・反応)で構成される「パーソナリティ」を、一回バラバラにし
て再構成しなおすことをすすめています。
激しい不安や心の痛みを刺激する問題が目の前にぶら下が
ったときに限って、使えば良い結果を生む方法などはどこかに
すっ飛んでしまいます。
何もかもすっ飛んで、ネガティブなことを考える思考も停止され
てしまえばいいのですが、身動き取れなくなっているのに思考
や感情ばかりがネガティブに暴走して、さらに苦痛を広げてし
まうこともあります。
だから、苦痛を生み出す「パーソナリティ」を一回バラバラに分
解してしまおうという試みです。
「魂のブループリント」の最初のほうでこの「パーソナリティ」の
しくみが登場してきたときは、まず、
①観念・定義、
②思考・感情
③ふるまい(行動・反応)
の順番で、ネガティブな事象を引き寄せてしまう回路を探しに
行きました。
でも、不安や苦痛が激しいときはそんなことを考える余裕はない
ので、③②①の順番に解体していきます。
最初はふるまい(行動・反応)を起こす、身体に注目します。
身体がどこまでもリラックスすることを、集中してやってあげるの
です。
こういうとき、自身の身体が喜ぶこと、リラックスできることを知っ
ていると、身体との信頼関係がすぐに取り戻せてとりあえずは
ネガティブな思考回路を活動させるのは停止してくれます。
ゆっくりとした深い深呼吸を心が落ち着くまでくり返したり、
たくさんの眠りを与えたり、
ゆったりと湯船に浸かったり、
くつろげる音楽に身をゆだねたり、
自分のために丁寧に入れたお茶を時間をかけて飲んでみたり、
好きなアロマをたいてみたり・・・
そして気持ちがほぐれてきたら、自身の身体に聞いてみるのです。
「まだ不安?もっと何かしてほしいことある?」と。
「○○がある限り、何をやっても無駄」と、身体の声を聞こうと
しないでネガティブな思考回路ばかりをグルグルさせてしまう人
がいますが、身体はシンプルで複雑な思いはないので、やって
ほしいことをすぐやってあげると、心地いいとか、安心とか
うれしいとかの反応をただ単純に返してくれます。
パニックに陥った人などは、ゆっくりした呼吸を傍でペーシング
したり、背中をゆっくりタッピングしてあげるだけで、落ち着きを
取り戻すことができたりします。
まず、身体をリラックスさせることに集中する、
これが「パーソナリティ」再結晶化の第一歩です。
次回もこの続き<感情-「幸せ」を感じる>についてのお話を
予定しています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。