バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
¥2,376
Amazon.co.jp


こんにちは、リブラです。

今回も前回の「ワクワクすることをすればするほど夢から遠ざか

ります」の続きです。


《フラストレーションの表現!?ワクワクを見極める》


質問者(女性)

「でも、『1番ワクワクすることができないときは、2番目にワクワク

することをしましょう』といったのはバシャールですよね」


バシャール

「たしかにそういいました。

ただ、1番ワクワクすることなのかどうか、常に確認し、選択する

必要があります。

たとえば、1番ワクワクすることを自分の望みどおりに行えなかった

ためにフラストレーションを起こしてしまったとします。

そのとき、あなたはその次にワクワクすることをしようと考えるかも

しれませんが、もしかすると、そのとき思いついた2番目のワクワク

は、そのフラストレーションを表現している可能性もあるのです。


ワクワクすると思っているものが、ほんとうにワクワクする気持ちを

表現しているのか、それとも、見る必要のあるテーマを見るのを避

けるために、快楽を感じようとしているだけなのか、よくチェックして

ください」


純粋な「ワクワク」と「ニセワクワク」の判別が難しい最大の原因は、

どっちも同じ脳内ホルモンが出ているため、「ワクワク」は同じように

感じてしまう点にあります。


三大欲求を満たしたときの快感も、チャレンジに成功して枠超した

ときの快感も同じご褒美ホルモンが脳内に分泌されるため、感じ方

同じなのです。


つまり、魂が「それは魂のブループリントの方向性に一致している」

というサインの「ワクワク」も、単なる快楽としての「ニセワクワク」も、

感じ方では見分けがつかないのです。


では、何を基準に見分けるか、ですが、「ワクワク」することの内容で

見分けられるか、というとそうでもありません。


たとえば、今回の質問者の「ワクワクすることが、7号サイズの洋服

を着られるようになること」という内容を聞いて、「7号サイズの洋服

が着られるようになって、魂がワクワクする?それってエゴの罠であ

るニセワクワクの願望じゃないの?」と思った方も多いのではないか

と思います。


高校までしか出ていなくて、洗面所で皿を洗わなければならないほど

狭いアパートに住み、恋人もなく、将来の希望もない、肥満した25歳

の若者の人生を、3年で富も名声も人間関係にも恵まれた人生に変え

しまった「ワクワク」が、この質問者の女性と同じ「減量の成功」だっ

ら、どう思われますか?


この若者の名は、アンソニー・ロビンズ。

世界NO1と呼ばれるカリスマコーチです。

彼をカリスマコーチという天職に導いたのは、「減量の成功のワクワク」

だったのです。


彼がどん底にいたとき、彼の魂は「自分の力で理想の体型に変えれた

ら、人生だって変えられる自信がつくかも」と囁いたのかもしれません。

彼が減量に成功したって、収入が増えるわけでも、彼女ができる保証

があるわけでもありません。

それでも彼は、「自分の力で理想の体型に変えられたら、ワクワクする

だろうな」と、そのワクワクに素直に導かれて行ったのです。

そして見事に減量に成功したとき、自分が自分のコーチングをして思い

どおりに事を成し遂げるノウハウを身につけたことに気づいたのでした。


ロビンズ氏は、「自分自身」と、あるいは「他者」と質の良いコミュニケー

ションを取る技術さえ身につければ、なんでもできてしまうということを

ダイエットを通して学んだのです。

そして、その方法を広く伝えることで巨万の富を得ることに成功しただけ

ではなく、どん底にいても這い上がって頂点に行けると多くの人々に

希望を与えたのです。


では、「ワクワク」は片っ端からやっていかないと、本物もニセモノも区別

がつかないの?と疑問が湧きますよね。

ニセモノを追いかけるととんでもなく回り道をさせられてしまうのに。

ご心配なく。ちゃんと、見分けがつくのですよ。これが。


本物の「ワクワク」は、創造性といいコンビを組んでいます。

1つの「ワクワク」を取り組んでいるうちに、ひらめきやアイディアや工夫

がやって来たら、それは間違いなく本物の「ワクワク」です。

「ワクワク」が新しい「ワクワク」を生み出したら、それも本物です。

「ワクワク」は連鎖的に「ワクワク」を呼ぶのです。


それから変化をもたらす「ワクワク」も本物です。

自分が変わるだけでなく、人脈や取り巻く環境までもが心地よく変わり

出したら、それは確実に「魂のブループリント」につながる「ワクワク」

です。

抵抗せず、執着せず、変化に身を任せると、万物に支援されながら

努力なしに「魂のブループリント」が意図する未来に到達します。


1日1回以上は、自分のワクワク探知機を使って「ワクワクするもの」

を探しに行きましょうね。

その行動が、ワクワク探知機の感度をさらに良いものにしてくれます。


次回もこの続き<痛みや怖れが強くてツールも使えないとき>に

ついてのお話を予定しています。


わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみを

ホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題に

セルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

詳しくはこちら をご覧ください。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。