バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。

今回は「ワクワクを生きると時間の枠も超えるという時間に対する

考え方についてのQ&Aのお話です。


《少ししか時間をクリエイトしないと、できることは限られる気がします》


質問者(男性)

「一般的な時間3時間を、たとえば1時間しか過ぎていないように感じ

たとしたら、その人にとっては実際に1時間だけ時間をクリエイトして

いると話されました。

(*みんなが指標としている時計の時間が3時間経過しても、夢中に

なれることをしているときは1時間くらいにしか感じないときがあります。

バシャールはこんなとき、みんなは3時間分老化するけれど、ワクワク

して1時間ぐらいにしか感じなかった人は、1時間分しか老化しないと

いっていました)


夢中になって時間を短縮している(短い時間しかクリエイトしない)と

いうのは、すごくメリットのあるように感じつつも、決まった時間の中

だとできることは少なくなってしまうじゃないか。

そんなパラドックスめいたことを感じてしまうのです。

それに関して、わたしの観念の中に何かおかしな点があればぜひ

教えてください」


バシャール

「1番ワクワクすることを全部しつくしたら、次に、2番目にワクワク

することをできるかぎり行う。

1番目に関しても、2番目に関してもできることはないなと思ったら、

あなたをワクワクさせることの中で、そのとき行動に起こせる3番目

のことをしてください。


このように、あなたがどの瞬間も最高の情熱を可能なかぎり行動

しているのであれば、ある一定の時間の中でワクワクがいつ、い

くつなされるかは自然に決められてきます。

そのことを信頼してまかせてください。

なんであれ時間が足りなくてその日のうちにできなかったことは、

その日にする必要がなかった、ということです。

それでもまだこの考え方に何か問題点を感じるのであれば、自分

がほんとうに情熱を感じているのは何なのか、再検討してみる

必要があります。

というのは、あなたは様々なことがなされるタイミングを自分の情熱

そのものにまかせていない可能性があるからです



この質問者の男性とバシャールのこの会話、なんとなく噛み合って

ない感じしませんか?


見ている視点が違うのです。

「時間」のことを話しているのですが、質問者は「ワクワクすることを

して時間を過ごすと老化がゆっくりになる」メリットは認めつつも、時計

の上の経過時間(みんなが同意している時間)を気にしています。


バシャールは「ワクワクすることに使う時間」だけに言及しています。

「1番目のワクワク~、2番目のワクワク~、3番目のワクワク~」と

いう具合に。

そして、「1番目のワクワクすることしかその日にできなかったとして

も心配いらない。他のはその日にやる必要がなかっただけだから」

といっていますね。

老化しないんだかから、いいじゃないかと。


質問者は実は、「ワクワクしないこと」=「やらなくてはならないと思っ

ていること」を(ワクワクで我を忘れて飛ぶように3時間過ぎてしまった

ら)やる時間が減ってしまうと心配しているのです。


わたしたちがいつも心配していることです。

「ワクワクすることに没頭したい・・・。でも、これもあれも済んでからじ

ゃないと、時間を忘れて好きなことなんて取りかかれない」

その結果、「ワクワクすること」は後回しにされ、着手されなかったり

するのです。

「限られた時間」という観念の制限の罠に、どっぷりハマっちゃって

いますよね。


これは文明社会を生きる人類共通の観念なので、これを変えるという

ことはなかなか難しいのです。

同じ時間の経過を体験するのに同意しているわけですからね。

「制限のゲーム」で遊ぶための1つのルールみたいなものです。


だから、バシャールはこの観念については手放せとは言わないのです。

視点を変えるように促しているのです。


わたしたちは、直線に流れる時間しか予測できません。

でも、すべての事象は絶妙なタイミングをもち複雑に連携しています。

全体性の視点をもたないわたしたちは、自分の都合だけで時間を考え

心配しますが、バシャールの視点では

「魂のブループリントにはちゃんとワクワクすることをやるべき時間は用

されている。

後は『制限のゲーム』に惑わされないようにそれに取り掛かってくれさえ

すれば、万物とシンクロする流れに乗れてスムーズ達成される」

と見えるのでしょう。


だから「ワクワクすることをするときは、少ししか時間をクリエイトしない」

という言葉を使うのです。

「ワクワクすること」はあらかじめ計画されたことだから、少しの時間しか

使わななくても(身体の老化時間のことです)良いようにできています。

しかし、「魂のブループリント」で計画されてないことは、わざわざそのた

め時間を作らなければなりません。

「制限のゲーム」下で時間を作るとは、まさにワクワクのために与えら

れた寿命を、その目的以外に使ってしまうことを意味します。


それが見えてくると、バシャールが「1にも2にもワクワクすることだけ

をやって!」というアドバイスが、実に人類に対しての愛にあふれたも

のに聞こえてきますよね。


次回もこの質問に対するバシャールの回答の続きのお話を

予定しています。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。