バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。

今回も「観念を変えて楽にワクワクを生きるQ&A編」のお話です。


《こっけいに見られたらイヤだ》


前回 、「まわりの目が気になります」といった質問者とバシャールの

やり取りはさらに続きます。


質問者(女性)

最近ダンスを始めました。友だちも一緒にやるといっていたんですが、

結局ひとりでやらないといけない状況になっています。

友だちとも遊んでいたいし、自分のこともしたいと思うんです。


バシャール

あなたはどちらに情熱を感じますか。

ダンスをすることですか。友だちと一緒にいることですか。


質問者(女性)

・・・・・・・・・・・・。


バシャール

なぜ、この質問に答えるのが難しいのでしょうか。

自分の情熱に従っていくと何を失うと思っていますか。


質問者(女性)

自分のやりたいことに夢中になるということは、結局、まわりに気を

使えなくなるのではないか、調和的になれなくなってしまうんではな

いかと・・・・・・。


バシャール

なぜそんなふうに信じているのですか。

いま話している内容に関して、何か心の中に浮かんでくるイメージ

のようなものはありませんか。


質問者(女性)

イメージというよりは感覚で・・・。


バシャール

それをリアルな感覚として感じるのですね?

では、ダンサーとしてワクワクを感じながら、情熱的に踊っている

自分自身を感じているときに、どんなところから不調和が生じるの

でしょうか。


質問者(女性)

夢中になってやるのはいいんですが、その人はすごく夢中でやっ

ているけど、まわりから見たら、こっけいに映っていたらイヤだな

と思います。


バシャール

あなたは自分がダンスを踊ることよりも、ほかの人がそれをどう

思うかのほうに、より情熱を注いでいる、熱心になっている、

ということでしょうか。

あなたはこのセミナーに来ることをワクワクしましたか。


質問者(女性)

はい。


バシャール

人によっては、あなたがこの種のセミナーに参加することを、

何かちょっとおかしいんじゃないのと思う人もいるでしょう。

これから先、当分の間はまだ、この地球上には、自分の情熱や

夢に従って行動する人を見て、「おかしいんじゃないか」と思う人

は常にいるでしょう。

それでも、それをしてください。

誰にもおかしいと思われなくなるまで自分の情熱を行動に移さ

ないとしたら、あなたは永遠に表現することはできません。



ここ3年くらいは、ほぼ毎日のようにバシャールの言葉に触れ、

バシャールの動画を見たりしているわたしは、思考回路がエササ

ニ星人的になってしまったようです。

この質問者が「自分がダンスを踊ることよりも、ほかの人がどう思

うのかのほうに、より情熱を注いでいる」というバシャールの発言

に、笑ってしまいました。


こっけいに見えるのを気にして、自分らしさの表現をしない質問者

の方がこっけいに感じられたのです。


こんな質問は、たぶん、アメリカ人を対象としたワークショップでは

出ないでしょうね。

すごく日本人的な悩みです。

きっとバシャールも、地球の日本人という人種はなんて不思議な

考え方をするだろうと「???」の振動が思考を駆け巡ったので

はないかと思います。


でもわたしも日本人ですので、この農耕民族的な観念から発生す

る「怖れ」がわからないワケではありません。

みんなにとって理解されやすい行動を取り、出る杭にならない方が

日本の社会の中では生きやすいし、安全です。


アメリカだったら、個人が好きでやっていることを(他人に迷惑をか

けない限り)、非難したり、干渉したりする人の方が「おかしいんじ

ゃない?」となるでしょう。


しかし、日本では「出る杭は打たれ」て「村八分になる」危険性が

あるので、変わったことや目立つことを子供がやっていると、それ

をやめさせたり、みんなと同じ型にハメようと親は必死にしつける

です。


子供のときから、「人から変と思われるのは、恥ずかしいことだ」と

型にハマることを良しする刷り込みをなされてきた人が、突然、

「人からどう見られようが情熱に従え」といわれても、それは超えら

れない壁となって、自分らしさを表現するとき邪魔をするのです。


「出る杭になる可能性」が発生すると、まず、その人の心の中で古

刷り込まれた観念が騒ぎ始めます。

そして、「他の人からこっけいに見えたらイヤだ」という気持ちにさ

せます。


この警報が駆け巡ると、「ワクワクに従って行動したい」気持ちと、

「こっけいに見られたらイヤだ」というふたつの気持ちが葛藤します。

葛藤の周波数振動は、現実に同じ状況を投影します。

だから、心の中がこのふたつの気持ちで揺れ動いている人に限っ

て、その行動を嘲笑されたり、「おかしいんじゃない」といってくる

お節介な人が出現してくるのです。


人間はひとりひとり実にユニークで、多様性に満ちた存在。

似たような姿形をしていても、思考回路や刷り込まれた観念や発生

する感情は全部違います。

だからこそ、大いなる源にかけがいのない存在として愛されている

のです。

宇宙でたったひとりの特別な存在なのです。

大いなる源が無条件の愛=自由選択をわたしたちに与えるのも、

その魂のユニークさを可能な限り表現して輝かせてほしいからです。


ワクワクを感じたとき、そのワクワクのバイブレーションは宇宙に

ひとつしかない貴重な波動なのです。

変わっていて当然で、みんなと違っている方が真実なのです。

そのワクワクの衝動を行動に移し、ユニークな魂の表現をしてあげる

ことこそ、わたしたちひとりひとりに課せられた人類の使命なのです。

大いなる源の愛に応えるわたしたちの愛の表現なのです。


まわりを見まわして見てください。

素敵に見える人は、とても個性的ではないでしょうか?

自分らしさに輝いて、その人だけの魅力を存分に表現している人では

ないでしょうか?


あなたを制限する古い刷り込まれた観念は、手放してしまいましょう。

そうすれば、あなたの心の葛藤は終息に向かい、人の目が気になら

なくなるはずです。

心の世界に「熱心に他人のこっけいさを観察して嘲笑し、自分の表現

をやめてしまう人格」の存在がなくなれば、現実にも現れてくることは

ありません。


次回もこの続き<ほかの場所に行っても変わらない気が

しますが・・・>についてのお話を予定しています。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。