バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。

今回も「観念を変えて楽にワクワクを生きるQ&A編」のお話です。


《まわりの人の目が気になるときのチェック項目》


自分の情熱を表現したとき、まわりの人の目が気になったら次のよう

せよと、バシャールはいっています。


1.もしあなたがある場所にいて、最大の喜びでないことをしていると

したら、それをやめて、あなたが最高の喜びを表現できる、行うことの

できるどこかほかのところへ行ってください。



2.シンクロニシティに任せて、喜びを表現するのにふさわしい時間

と場所かどうがを示してくれるサインに注意を向けてください。



3.常に自分自身をチェックしてください。

自分とつながっているか。調和しているか。

自分のしていることは自己中心的な、ネガティブな理由からしている

ことなのか。

それとも、自分には為す術のない問題を、ほかの人たちが感じてい

るだけなのか。


4.「喜びに従っていようがいまいが、変だと感じる人はいるものだ

ということを理解し、誠実さ、統一性をもって自分の喜びにただ従っ

てください。


何が変で何が変でないのかは、人間の数だけ違うようにわたしは思

います。


わたしは子供のときから、自分の両親が最も変な人たちに映っていま

したし、両親から見れば子供たちの方がおかしいと思っているようでし

た。


両親が異常だったとしたら、その子供はもっと異常なのかな?という

がわたしの中の漠然とした怖れでした。

それでその答えを探したいこともあり、最初の勤務先に精神科を選ん

だのでした。


精神科の医師に家族のことを話したとき、父は育った環境のせいでキレ

ると暴力的になるだけ、母は病的な感じ(実際うつ病でした)といわれま

した。

わたしから見ると、母よりも父の方が気狂いのように思っていたので意

外でした。


そこでの勤務は、毎日がテレビドラマのように劇的でした。

待合室のイスに座ることもできないくらいソワソワした状態の少年が、

必死にニコニコ顔をつくって「お母さんは5時になったら必ずここに来て

くれますから、けしてお母さんの職場に電話しないでください」と訴えま

した。


薬が合わなくて症状が悪化したため入院を勧められたのですが、母親

の勤務先へ連絡すると精神科に通院している息子がいると知られてし

まうから、それを気遣って午前中からずっと待合室を行ったり来たりしな

がら待っていたのです。


独り言をいいながら、手や足をブルブル振ってずっと動き回っている姿

だけを見たら、彼はとても変な人に見えたと思います。

でも、彼の心は母親を気遣う気持ちでいっぱいなのです。

だから、待合室で彼を見守るスタッフや他の患者さんたちの視線はとて

も暖かなものでした。

自分の診察が済んでも、その少年を心配して帰らない患者さんもいまし

た。


そして、5時になってその少年の母親が待合室に現れると、「よかった

ね。がんばったね」と見守っていた患者さんたちが彼に声をかけて帰

っていきました。


「人から変と思われないようにしなければいけない」という観念は、

わたしたちはだれしも少なからずもっています。

だから、まわりの人の目が気になるのです。

その観念がこの少年に我慢を強いらせ、わたしたちに変わった行動を

取らせないようように枠に閉じ込め、はみ出た人たちをジャッジするの

す。

わたしたちはこの観念を手放さない限り、自分らしさを生き生きと表現

することはできません。


「変だっていいじゃない?自分が変だと思わなければ」と、わたしはこの

職場に勤務するようになってから、思うようになりました。


次回もこの続き<こっけいに見られたらイヤだ>についての

お話を予定しています。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。