バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。

今回も「観念を変えて楽にワクワクを生きるQ&A編」についての

お話です。


《ワクワクの状態になれば方法は次々浮かんでくる》



「ワクワクの最初の一歩がわからない」と質問した女性のケースの

続きです。


バシャール

「いまどんなふうにあなたのワクワクを行動に移していますか」

質問者

「音楽家になって、気の合う仲間と一緒に曲を作って演奏旅行を

したいという夢をもっていますが、いまは、ひとりでワクワクする

音楽を聴いたりしているだけです。

何をどうしたらよいのかまったくわからない状態です」

バシャール

「楽器は演奏しますか」

質問者

「はい、ピアノを演奏します。でも、家にピアノがありません。

図書館のピアノを予約すれば、1時間くらいは練習できます」

バシャール

「もっと頻繁に演奏できる方法がほかにありますか」

質問者

「いまのところは、思いつかないんです」

バシャール

「ということは、あなたはまだ完全に自分の情熱の中にいるわけ

ではありませんね?

もし、あなたがほんとうにその夢に対して情熱を感じる状態にいる

なら、『あれもしよう。これもしてみよう』と、夢を生きる方法が次々

と浮かんできます。

そして、その夢を実現するために、実際にいろいろな活動に携わ

っていることでしょう」


わたしたちが「夢」とか、「ワクワクするもの、情熱を注げるもの」

ということを考えるとき、どうしても「天職(ライフワーク)」とごちゃ

まぜに考えてしまいます。

たしかにバシャールも「ワクワクするものを追求していれば豊かさ

は自ずとついてくる」といっていますし、精神世界のルールも「自分

らしさの可能性の追求は、大いなる源の意図そのものなので支

援が無限供給されるしくみ」になっています。


ところがですね、わたしたちが「夢」に向かってさあ、一歩踏み出

すというとき、エゴは黙って見逃したりしないのです。

「そんなに簡単に制限の壁を超えさせて自由になんかしませんよ」

とばかりにワナをしかけてくるのです。


「ワクワクすることをしててもいいけど、どうやって食べていくの?」

という質問を潜在意識下で浴びせてくるのです。

だからわたしたちは、「夢」とか「ワクワクするもの」に向かおうと

するとき、「ワクワクする仕事=天職」を探そうとしてしまうのです。


もちろん、最初から自分のワクワクを否定せず、ワクワク探知機

の精度に信頼を寄せて使ってきた人にとっては、「ワクワクする

仕事=天職」を見つけるのは、いともたやすいことです。


けれどもわたしたちの多くは、「ワクワク探知機」を倉庫で眠ら

せ使い方すら忘れてしまった人がほとんどだと思います。

この質問者のように「夢への最初の一歩がわからない」とか、

「自由が怖い」とか、「自分の好きなことも、楽しいこともわか

らない」とかという状態の人は、「ワクワク探知機」にたっぷり

ホコリが付いたまま使おうとしてしまいます。

すると、エゴのノイズに乱されてニセワクワク情報をキャッチ

してしまったりするのです。


「夢」は大いなる源から与えられた無制限の愛=自由選択でを

使って、ワクワク感を頼りに探り当てていくものなのですが、

エゴのワナにハマると、「ワクワクしそうな仕事の中から『夢』を

探す」という制限を設けてしまったりするのです。

こうなると「ワクワク探知機」は作動しません。


つまり、情熱の火がつかないものに向かって行動を起こそうと

してしまうのです。

これでは良いアイディアも湧いて来ないし、行動し続ける原動

力も湧きません。

やがて疲れて「夢」を追うのをやめたくなってくると、いろいろな

理由で「夢」を阻む障害が現実に現れてきます。


ほんとうは「ワクワクする仕事=天職」を見つける前に、「純粋

にワクワクするもの」を自身の「ワクワク探知機」で探り当て、

精度を高めて信頼できる状態にしておくことが先なのです。


人から頼まれなくても、疲れていても自発的に時間を作って

やりたくなるようなもの、没頭して時間が経つのも忘れてしまう

ようなもののなかに「ワクワクするもの」はあります。

まずは、「ワクワクするもので稼ごう」とする前に、「ワクワクす

ことに浸って、没頭する体験=フロー体験」をする方が、「ワ

クワク探知機」復活に役立つと思います。


「ワクワク探知機」(情熱を注げる対象を見つける直感)が、充分

信頼できるものになってくると、自然に「精神的・経済的ワクワク

の現実」を創る方向にナビゲートしてくれ、安心してその行動が

とれるようになってきます。


「好きなもの、楽しいことが見つからない人」、

「自由が怖い人」、

「ワクワク感を忘れてしまった人」は、

「夢」を探すことに焦るより、「ワクワクする感覚」を取り戻すこと

から始めましょう。

そのワクワク感の中にライフワークへの鍵が隠されています。

既存の職業にはなく、世界でたったひとつの自分にしかできない

仕事というものも、この世にはあります。

自分の「ワクワク探知機」に100%の信頼を寄せられれば、自分

で「ワクワクする仕事=天職」を創ってしまうことも可能なのです。


次回もこの続き、<ワクワク状態になる方法>についての

お話を予定しています。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。