バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。

今回も<観念を変えて楽にワクワクを生きる(ワーク編)>

バシャールの瞑想の言葉についてのお話です。


《自分自身の価値を認め、感謝する》



ほんとうの自分自身を認め、感謝してください。

感謝し、評価すること。

英語では「アプリシエイト(appreciate)」といいます。

それには同時に「価値が上がっていく」という意味があります。

感謝し、評価することによって、価値が上がっていく。

自分自身の価値を認め、感謝すると自分の価値も上がって

いきます。

あなたが自分自身の価値を認め、感謝したとき、

宇宙がそれを反映して、あなたが真価を認めているような人生

を与えてくれます。



深く息を吸い込んでください。

そして、呼吸ができたことに感謝してください。



ただほんとうの自分自身でいる―。

それがどんなに気持ちいいことか、感じてください。



「自分自身の価値を認める」ことは、スピリチュアルな世界では最重要

課題です。

「自分自身の価値を認める」ことができない人が、スピリチュアルな世界

に踏み込むと、確実に迷子になります。

地図も方位磁石も持たずに、知らない土地に迷い込むようなものです。

目に見えず、触れない世界ですから、何を頼りにその真実まで辿り着い

たら良いのか、わからなくなってしまいます。


頼りにできるのは、自身の中で真実に共鳴して知らせてくれる魂経由

の直感だけです。

この直感の感度を上げるには、「自分自身の価値を認める」ことが最も

手っ取り早いのです。


熟練した職人やプロのスポーツ選手やアーティストも、みんな他人に気

づかれる前から、自身の特性や価値に心の中では気づいていたはず

です。

自身の能力を認めて信じられるから、投影される現実の世界でも認め

てくれる人が出て来るのです。


ハリーポッターシリーズの著者ローリング女史も、最初の「賢者の石」は

12の出版社に断わられてしまったそうです。

理由は単純なもので、「長編過ぎるから」でした。

無名の新人の本の出版に、リスクなんか負えないという出版社側の事

情によるものでした。


ここで、ローリング女史が「自分自身の価値を認める」ということができて

いなければ、「賢者の石」はこども向けの短編のファンタジー小説になっ

てしまったかもしれません。

でも、ローリング女史は自身が自分の作品の価値を認めているから、

断られても短編にすることなく、そのまま出版してくれるところを探し求め

たのです。

その結果生まれたのが、世界中で大人もこどもも夢中にさせ、映画にも

なったハリーポッターシリーズです。


一般的な日本人は謙虚を美徳とする習慣があるので、自画自賛する

ことを嫌がります。

そして心の中で、他者承認を切望するのです。


でも、わたしは「自分で自分の価値を認める」行為は、その人の才能に

最も必要な水や肥料や光を与える大切な行為だと思います。


他者の評価に関係なく、自分が良いと思うものは良いと価値を認める

姿勢がないと、のびのびと自分らしい表現はできないものです。


自分の能力を自分のために育てていくのに、他者の承認を必要とする

ほうが、わたしは図々しいのではないかと思います。


「謙虚さが美徳」になるときは、その人自身が充分自分の価値を認め、

他者承認など及ばないほど、自分に高い評価を心の中でつけている

状態がほんとうなのではないかと思います。


英語で「ギフト(gift)」という言葉には、2つの意味があります。

1つは贈り物、もう1つは才能です。

物品として形として見えるギフトと、神様が与えた天賦の才能としての

意味があるのです。


贈り物をもらうと、開封してその贈り物の感想をとお礼をいいますよね。

天賦の才能の方も、開封し(見つけ、価値を認め)ないと、いつまでも

神様に感謝することができません。


今日のバシャールの言葉「自分自身の価値を認め、感謝する」とは、

「見えない方のギフトもちゃんと開封して、その価値を認めて、神様に感

謝してね。

そうすればそのギフトの価値は、無限にどんどん上がっていくのですよ」

というお話でした。


次回もこの続き<身軽に、光として旅をする>についての

お話を予定しています。


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最後まで読んで下さり、ありがとうございます。