バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。

今回も「ワクワクしないことを変容させる」ことに

ついてのお話です。


《ワクワクしないのは観念のせい?》


最大のワクワク / 本を書く事

ワクワクしないこと / 二日酔いになること

最大の怖れ / 自由な感じがしないこと


だという男性の質問者にバシャールは、

自由を阻んでいるものは何だと思いますか」と尋ねます。


質問者は

「人から『これをしなさい』といわれたことをそのまま鵜呑みにして

するときには1番自由を感じられなくて、何か自分で工夫する余

があるときには自由だなと感じます」と答えていました。


これに対しバシャールは、

自分のことがよく見えてくると、まわりの人のこともよくわかってくる。

そうなると何が自分の真実の波動と調和していて、何が調和してい

ないのかわかるようになる。

ですから、もし、あなたが、人のいったことを習慣的に鵜呑みにして

いるとしたら、自分は選択して鵜呑みにしているのだと気づくと、

先に紹介した「定義・観念と質問のプロセス を使って鵜呑みにする

のとは別のふるまい、別の選択をすることができます

と答えました。


じつはこの問題、「自由な感じがしないこと」はスピリチュアルな考え

に触れたり、気づきのセミナーなどで感化を受けたりした直後に浮上

してくることが多いのです。


今まではこの物質界の現実がすべてだと思っていた。

現在は過去に何をしてきたかの結果で、未来はその延長線上にしか

存在しない。

でもその未来は少しもワクワクしなくて、刻々とそこへ時間の流れとと

もに押し流されて行くとしたらなんとか方向転換しなければいけない。

けれども、どちらに何を指標に向かったら良いのかわからない。

絶望感、無力感が襲ってくる・・・。


こんなときに答えが欲しくて希望の光を求めて、スピリチュアルな考え

を書いた本やセミナーに向かうことになります。

それによって自分の現在位置を俯瞰し、物質世界の制限の中で生き

ている自分を客観視するわけです。

そして「自由じゃない自分」を見つけてしまうのです。


「自由な世界」、「ワクワクと情熱に従って生きることができる世界」、

「自分らしい生き方が思う存分できる世界」があると聞いて、すっかり

心は元気を取り戻し、明るい希望の光を見いだして、さあ、頑張ろう

といつもの日常に入ると、目の前の現実とスピリチュアルな世界の

考えのギャップに苦しむことになるのです。


自分の現状を客観的に見ることは、とても大きな前進をしたことにな

るのですが、心のほうは「自由じゃない感じ」が以前より強くなって

モヤモヤしちゃうのです。

まわりを見渡すと前よりさらに灰色見え、自由な世界があるのに制限

の世界から抜け出せない自分に無力感を募らせてしまったりするの

です。(わたしもこれを何十回もくり返していました)


結局制限をかけているのは制限の世界(物質世界)ではなく、自分自

身の意識なのだ、と気づく以外にこの「自由じゃない状態」から脱出す

る方法はないのです。

なぜなら、自分を取り巻いている現実の環境は、自分の意識の投影

の世界、心の世界を鏡のように映し出して物質化した世界だからです。


投影の世界を自由に生きられる場にしたかったら、鏡の世界を見て絶

望していても変わらないのです。


自分の心から制限を取り除かない限り、投影されている世界から制限

がなくなることはないのです。


この質問者の例ならば「鵜呑みさせていうことをきかせようとする人が

いる限り自分の自由はあり得ない」という観念を変えないと、目の前の

現実は少しも変わらないのです。


バシャールがいつもいっているのたった1つのことだけです。

「自由選択を受け取りなさい」ということです。

この理由があって、この状況だから、あの人から反対されるから・・・と

自由な行動をする選択肢をいつも制限しているのは、結局自分のネガ

ティブな思考回路が弾き出す答えを尊重してしまっているからです。

これを手放さない限り、ほんとうの自由はあり得ないのです。


次回もこの続き<観念を変えればワクワクする?>

についてのお話を予定しています。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。