バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
¥2,310
Amazon.co.jp


こんにちは、リブラです。

今回は前回のお話の中で問題として浮上した

「自分自身の平和を壊す観念」についてしくみを考えて

見ようと思いと思います。


《なぜ、自分の平和を自身で壊そうとするのでしょうか?》


前回のお話 で、子供たちに「自分の平和な時間が壊されている」だから

家事はワクワクしないし、家族から離れて自由になりたいという質問者

の心の根底にあるのものを、バシャールは「自分自身の平和を壊す観

念」が原因だと導き出しました。


そして、あのお話の後、もう1つバシャールは

「あなたのお母さんは、あなたのせいで自分の平和が壊されたと感じ

ていましたか」と尋ねます。

質問者は、

「母はいつもヒステリーを起こしていました」と答えていました。


つまり質問者の母親もまた、質問者と同じ悩みを抱えていたわけです。


どの親のもとに生まれてくるかは、魂(オーバーソウル)が選択し、

「魂のブループリント」の中に刻まれています。

つまり、狙い通りのネガティブ観念がその人に備わるように、親や環

境まで考慮して転生の青写真はつくられているのです。


「何のために?」と思われるかもしれませんが、反対のものを統合す

ためなのです。


わたしたち(魂)は、大いなる源と同質の完全な存在です。

光そのもの、愛そのものの存在です。


光は、光の中では違いがはっきりしません。

闇の中でこそ、色や輝きや大きさが違って見えます。

闇の中にいるほうが、自分がどのような愛の存在なのかはっきりする

のです。


元々大いなる源がわたしたち(魂)を、宇宙の旅に送り出したのは

「自分を知る」ためでした。


自分とは反対の性質をもつ観念をその人のパーソナリティに備えさせ、

わざと「魂のブループリント」と真逆な方向のエネルギーをもたせれば、

その人は葛藤を感じ、葛藤が投影する現実の問題に悩まされるので

なんとかその経験から学んで、忘れてしまったほんとうの自分(魂)の

波動を思い出そうとします。


闇を純粋に体験したいがために忘れた「ほんとうの自分」(魂)の波動

を、闇のなかでもがきながら思い出し、闇と光を統合して大いなる源と

同じ完全な存在だったことに気がつくのです。


ネガティブ観念が誘発する葛藤によって引き寄せられた問題は、避け

り取り除いて解決するものではなく、その真逆で輝いている自身の

内なる愛の本質と対比して思い出すために存在するのです。


だから、ネガティブ観念と自身のネガティブな体験の記憶を辿っていく

と、合わせ鏡を覗いているように似たような葛藤のドラマが配役を変

えながら、起きているのに気づくと思います。

それは親の人生でも起きていたことだったりもするのです。

そして自分が気づいたら、ネガティブ観念の連鎖を自分の代で断ち切

れるのです。


今回の質問者のケースであれば、「子供達と過ごす幸せを味わうこと

も、自分自身の夢を追求することもできる母親」が、

「子供も愛し、自分も愛せる、ほんとうの母性愛」の表現が魂のテーマ

だったのでしょう。


次回もこの続き<ワクワクしないのは観念のせい?>についての

お話を予定しています。


わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみを

ホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題に

セルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

詳しくはこちら をご覧ください。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。