バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。

今回は「自分の中をクリアにする」ためのワークとして、

バシャールがすすめる3つのリストの作成のお話です。


《自分の中をクリアにする》


これまで観念システム(知らずに信じていること)のお話をしてきました

が、その「観念」がわたしたちに働きかける手段は「快」あるいは「不快」

の感情です。


ある「観念」が右矢印ある「感情」を駆り立て右矢印ある行動(選択)を促す


そして、ある「観念」の現実化が起きるのです。

つまり、本人の「知る、知らない」に関わらず、

「信じたことが現実になる」です。


「観念」(信じていること)は、思考で理解して信じていることよりも過去の

経験上良かった(興奮や快楽ホルモン分泌の)記憶、悪かった(怖れ・怒

りのホルモン分泌の)記憶を基にしてつくられるので、強力なパワーがあ

ります。


頭ではわかっているのだけど、つい、望んでいない行動をとってしまう。

頭では怖くないとわかっているけれど、心や身体が「怖れ」に暴走してし

まう。


これらは気づかない領域(潜在意識)でつくられた「観念」の働きです。

一方、良い現実を生み出す「観念」をもっていれば、ずっとワクワク感と

情熱を感じながら行動(選択)をして、幸せな現実を無理なく受け取る

ことができる便利なシステムでもあります。


バシャールがおすすめしている3つのリスト作成ワークは、潜在意識下

で何を「快」、「不快」と感じ、それはどんな「観念」に基づくものなのかを

明らかにしていくものです。


わたし自身も自分のコアとなる「核となる価値観」を見つける際、

好きなもの(こと)、嫌いなもの(こと)、長所、短所、哲学的信念(心に

いた文章、ことわざ、格言など)のリストを作成し、その中のエッセン

を抽出して、導き出しました。


わたしは「肉眼で見えないもの、神秘なものが好き」で、

「見えない・神秘的なものの本質を追求して、しくみを明らかにすること

が得意」で、

「真実が隠されたり、歪められるのが嫌い」で、

「しくみがわからないもの、曖昧なものを鵜呑みにすることが苦手」なの

がリストのエッセンス抽出でわかりました。


そしてわたしの心になぜか一番響いた言葉

「正常であるより、わたしはナチュラルでありたい」(「ティファニーで朝

を」トルーマン・カポーティ著でホリーがいった言葉)


これらを眺めたときに、子供のときから蟻の巣の観察や、死んだ虫の

組織を顕微鏡で見ること、ホロスコープの探究をなぜやっていたのか。

なぜ身体のしくみを学び臨床検査の仕事に就いたのか、心理学やス

ピリチュアルなことになぜ夢中になったのか。

すべてがひとつにつながったのです。

「自然の摂理」が心から信じられて、無条件に身を任せられるものだと。


「正常・異常」は人間の判断です。

だから、何を正常とするかで迷いが出ます。

「ナチュラルか、アンナチュラル」は完全に自分の感覚なのです。

自分のコアが「自然の摂理」なので、迷わず、自然に感じられるものを

取り入れ、不自然に感じられるものは取り込まない。

それができるのです。

この価値観がはっきりしてから、自分の選択に自信がもてるようになり

ました。


リストを作成すると、自分の気づかないルールが明らかになってくるの

です。

今回バシャールが作成するようすすめているリストは、

・ワクワクすること

・ワクワクしないこと

・怖れ

で、5~10個を書き出します。


書き方は、たとえば最もワクワクすることを思い浮かべ(純粋に想像上

こと、現時点で実現不可能なことでもかまいません)、その次には2

番目にワクワクすることを、その次には3番目・・・という具合に、ランク

別に書いていきます。


ここで、バシャールはリストから外すようにいっていることがあります。

・他人がいる必要があるものは外す

「1番ワクワクすることは結婚することです」とか、

「最大の怖れは、独りぼっちになってしまうことです」とか

外してください。

ほかの人に頼らなければ実現できないような部分は、リストから外し

てください。

バシャールはこのワークの中で、

「ほかの人がいて初めて情熱が出てくる、ワクワクするというのでは

なくて、自分自身の中に情熱やワクワクを生み出そうという意志をも

」ことを話していこうとしています。


次回からは、このリストを使って<怖れを変容させる>のお話に入っ

ていきます。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。