- バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。
今回はパーソナリティの構造と「魂のブループリント」との関係に
ついてのお話です。
《パーソナリティの構造と「魂のブループリントとの関係》
「魂のブループリント」は
１．並行生、輪廻、魂のグループとのつながり
２．タイミング、全般な同意・約束
３．個別のテーマ、同意・約束
４．自由意志、選択と出来事、シンクロ二シティ
という４つのプロセスを経て形成されることを前回 お話しました。
この「魂のブループリント」通りに生きられたら、ずっと大いなる源と
同調して何の問題も発生しないスムーズな人生になります。
しかし、これは精神世界レベルのブループリントなのです。
これを物質界で生きなければならないので、パーソナリティ（人格）
という地球転生で必要なシステムを「魂のブループリント」にはめ
込みます。
これは波動で表され、意識のなかで結晶化するといいます。
でもまだこの段階では、完全に大いなる源も魂のブループリントも
パーソナリティも重なり合い、同調しています。
この物理次元の人生を経験し始めると（誕生すると）、まわりの人々
（主に両親が）パーソナリティ回路にどんどん観念を注ぎ込み始め
ます。
それによってパーソナリティはどんどん情報を与えられ、あるパタ
ーンをもった観念システムになり、３～５歳のあいだにはっきり固ま
り具体的な人格が形成されます。
「魂のブループリント」の方向性と一致している観念システムしか
なければ、子供の頃からワクワクを信じて行動する、困難な出来
事がほとんど発生しない安楽な人生を生きることになるのでしょう。
しかし、このような方は稀です。
だって、魂は苦しみや怒りや悲しみを経験したくて地球転生しに来
たわけですから。
だから多くの場合、「魂のブループリント」の方向性と一致しない波
動を発生させる観念システムを形成する環境（親や社会など）にわ
ざわざ選んで生まれてきます。
わたしはホロスコープのハードアスペクト（星同士の角度が９０度や
１８０度になる配置）が、このネガティブな観念システムにあたると
確信しています。
星同士がこの角度に配置していると、ひとつに向けるはずのエネ
ルギーを分散させてしまうのです。
わたしは海王星（霊的直感を表す）と土星（現実性）がハードアス
ペクトをとっていたので、生まれてから４５年間ずっとスピリチュア
ルな人格と現実的な人格が葛藤している状態でした。
精神世界に生きようとする自分と、物質世界に生きようとする自分
が常に分離し、足の引っ張り合いをしていて前に進めない感じでし
た。
それを統合してくれたのがホロスコープでした。
この２つの人格の葛藤がわたしに不幸な現実を呼んでいたのです
が、ホロスコープが深く読めるようになってくるにつれ、
「これって、生まれたときもう、決まっていたことなんだなあ」と気づき、
「これを決めたのはだれ？」と考えたとき、自分の魂しか思い当たら
なかったのです。
何から何まで自分で選んだ人生に、それをきれいさっぱり忘れて入
り込み、葛藤のドラマを体験してもがき苦しむ、奇妙なしくみ。
こんなすごいしくみは、人智を超えた存在しか創れない。
わたしの土星（現実性）は、物質世界だけに現実を見ることを諦めま
した。
海王星（霊的直感）と手を組んで、もっと拡大した視野で現実を見る
チャレンジを始めたのです。
そして、人間にはサイキックな能力がだれにも備わっていることに
気づき、その能力の可能性を奪っていたのは自分の制限だったと
わかりました。
対立していた星同士の不協和音がなくなると、心の葛藤が少なくな
ってきて、それまで見えなかったしくみがスルスル理解できるように
なりました。
そして、真実はいつも大いなる源と同じ波動をもっていること、信じら
れるようになったのです。
「魂のブループリント」とパーソナリティの関係は、そんなに複雑では
ありません。
外の情報ではなく、自分の意識と感覚につねにフォーカスしていれば
ワクワクするか、怖れを感じるかのいずれかなので、「魂のブループ
リント」とパーソナリティが発生する波動にズレがあることに気がつき
ます。
あとは、そのズレを無視しないことだけです。
ワクワクする方にチューニングすれば、「魂のブループリント」の方向
に行き、ズレたままだと不安に取り憑かれ、物質世界の現実に閉じ込
められて制限の世界を生きることになります。
次回もこの続き「魂のブループリント」の歴史のお話を予定しています。
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