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こんにちは、リブラです。
今回は「与えたい意味を与えて望む現実をつくる」
についてのお話です。
《与えたい意味を与えて望む現実をつくる》
タイトルは「意味づけが望む現実をつくる」お話ですが、
この章はまったく逆の方向から始まります。
ツール9;すべては中立、ニュートラルである
「人生はまったく何の意味づけもされていない」
バシャールは「人生には初めから備わっている意味などない、
空っぽの器なのだ」といいます。
しかし、わたしたちには一人一人みんな違うユニークなパーソナリティ
(①観念②思考・感情③ふるまい)があります。
このわたしたちのパーソナリティが観念を通し、空っぽの器を「自分で決
めた意味」で満たすのだといっています。
ここまでの間に何度も出てきたフレーズです。
「自分が決める」「自由選択を許されている」
だから空っぽにしてあるのです。
システムとしては、何らかの状況にわたしたちが観念を通して意味づけ
をするその意味づけに反応して感情が生まれるその感情が
引き金となる行動を起こすというしくみです。
パーソナリティの観念が意味づけをしなければ、感情も湧かないので行
動も起きないのです。
観念が否定的意味づけをよくやっていれば、怖れの感情から来る防衛
本能に根ざした行動(○○にならないようにこれをしよう)が多くなるで
しょう。
観念が肯定的な意味づけをよくやっていれば、喜びの感情に根ざした
行動(○○は楽しいからこれをしよう)が多くなります。
ただ、どちらの意味づけを選択するにしても中立なのだとバシャールは
いっています。
たとえネガティブな感情を発生させるような意味づけをし、ネガティブな
行動につながったとしても、今度は他の感情を生み出す意味づけを与
えれば違う結果を引き出せると気づくチャンスにもなりうるからです。
わたしたちは、ポジティブな意味づけからポジティブ感情を生み出し、
ポジティブな行動して望む現実を手に入れることもできれば、ネガティブ
な意味づけをしてネガティブな感情に駆られてネガティブな行動に走った
としても、そのネガティブな出来事から貴重な気づきを得ることができる
のです。
バシャールが「与えたい意味を与えて望む現実をつくる」前置きとして、
「すべては中立」というツールを与えたのは、どちらの意味づけをして
もわたしたちには得るものがあることを伝えたかったのだと思います。
「自分が意味づけを与えて自分の現実をつくっている」という自覚を
もつこと。
これさえしっかり心に落とし込んでいれば、意味づけにより古くて使い物
にならない固定観念から脱却して、新しい観念に作り変え望む感情を沸
かせて行動につなげていくことができます。
次回もこの続き「パーソナリティの回路を使って、望む現実をつくる」
についてのお話を予定しています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。