- バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。
今回は「現実創造で気をつけること」の中の、
「まず自分が『笑う』」についてのお話です。
《まず自分が「笑う」》
スピリチュアルな手法を使って現実を変えようとするとき、誰もが
直面する「何をもって変化を確認したらよいのか?」という疑問が
あります。
最も振動数の高い精神世界(大いなる源や魂の世界)は、見えない
し、触れないし、感じられません。
でも、変化もありません。
すべてであり、完全なので進化や成長という未完了な部分はないの
です。
その次に振動数の高い意識界(感情、意識、集合意識など)も見え
なくて触れませんが、感じたり気づいたりできる世界です。
大いなる源や魂のブループリントと不調和を起こし、無条件の愛の
波動を素直に受け取らせない観念のフィルター(パーソナリティ)は、
この意識界のものです。
大いなる源魂のブループリントパーソナリティの波動が同調
しているときわたしたちはワクワクを感じ、魂のブループリントとパー
ソナリティの波動にズレがあるとき、怖れや苦痛を感じます。
バシャールが与えてくれる「現実創造のツール」は、この意識界に変
革をもたらし、現実の経験(物質界)を変えようというものです。
バシャールの(精神世界の)視点から見れば、唯一の現実(真実)は
大いなる源の無条件の愛だけ。
わたしたち人類が奇妙な葛藤劇を自作自演しながら、苦しみもがい
ている原因は、パーソナリティと魂の不調和。
だから、パーソナリティの進化を促し、魂と同調した波動を放射する
ようになれば、無条件の愛の波動の循環がどこまでも続くことになり、
それが、すなわちあるがままの現実になったと解釈します。
つまり、バシャール視点では物理的次元の変化を待たずに、パーソナ
リティの変化=現実創造が完了されたとするのです。
意識界が変わったのに、その下の振動レベルである物質界がその変
化に従わないなんて有り得ないからです。
しかしわたしたち人類は物質界の変化を体験できないと、現実を創
造した実感や確信が湧いてこないのです。
物質界にあるものが「現実」で、それ以外は「幻想」であると刷り込ま
れて育ったからです。
この観念にパーソナリティを牛耳られていると、この「現実創造回路」
は絵に描いた餅と化してしまいます。
バシャールはこの視点の変化の理解のために、鏡の中の世界(物質
界)と実像(意識界)を例にあげています。
意識界にいる実像であるわたしたちが、鏡を見ながらしかめっ面をして
います(楽しくないのでしょうね)。
「自分が自分の現実を創っているのだから、この鏡に映している姿を笑
顔に変えよう」といったとします。
しかし、実像であるわたしたちは、相変わらずしかめっ面のまま鏡とにら
めっこして、鏡の世界に笑顔が現れないことにがっかりします。
そして、いうのです。
「わたしは現実を変えたい。でも、鏡に映った姿をしかめっ面から笑顔に
変えることができないんだ」
周波数振動が高いものは、感知できないけれど速いという性質があり
ます。
だから意識界(振動数↑)で起きた変化が、物質界(振動数↓)に現れ
てくるには時間を要します。
そして、大いなる源に同調するよう合わせた意識の波動は、全体性の
無条件の愛の波動ですから、1対1対応の変化として現れてこないの
です。
光を望んだ人にだけ日が差したり、1人分だけの雨とかは降らないです
よね。
大いなる源に同調した具現化のエネルギーが降り注ぐときというのは、
すべての万物が関わり動いて変化するのです。
パーソナリティの構成要素は①観念②思考・感情③ふるまいでした。
しかめっ面を手放し(観念の変化)、笑おうと決めた(思考・感情の変化)
なら、最後は笑わないと(ふるまいの変化がないと)鏡の中の像は笑わ
ないのです。
パーソナリティの3つの構成要素すべてに変化を起こしているうちに、外
の世界の現実も追いついて来ます。
「変化はまず自分の内側で起こらなければならない」とわかりさえすれ
ば、外側の現実がどんなふうに見えたとしても、あなたはそれに対して
以前とは違った反応をします。
「まずあなた自身が笑顔になる」ことです。
そうすると、源はその反映として「笑顔」を返さざるをえません。
「現実」が笑うのを待ち続けないで、あなたがまず笑ってください、
とバシャールはいっています。
明日もこの続き「どう感じることを選択するか」についての
お話を予定しています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。