バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。

今回は「現実創造で気をつけること」についてのお話です。


《現実創造で気をつけること》


現実創造のプロセスでは、期待を捨てることが必要とバシャール

はいっています。


「こうであるべきだと自分が言うからには自分の現実はそのとおり

になるはずだ」

という期待感をもってしまうと、自分が投影して出しているエネルギー

に「こういう現実になってほしい」「こうなるべきだ」という条件や判断

をつけてしまいます。

バシャールは期待や条件づけのエネルギー送っていると、現実創

路がショートしてしまうというのです。


引き寄せの法則でも、キバリオンでも、マーフィーの法則でも、願望の

現実化に期待や条件づは禁物と解いています。


なぜなのでしょう?


昨日の「現実創造回路」のプロセス3「反映」 を思い出してください。

わたしたちが発しているエネルギーが投影されたものが、大いなる源

に届き、そっくり鏡のように反映されたものが現実化するのです。

ほしい」や「べき」はどのように現実化されるか、ですよね。


わたしたちは言葉を使って願望を大いなる源に表現しますが、大いな

る源が受け取るのは振動なのです。

わたしたちの中で振動を強く発振しているのは「感情」です。


「愛がほしい」と強く発振すると、「愛」のイメージが起こす感情と、「ほし

い」のイメージが起こす欠乏感が、投影の振動となって大いなる源に送

られるのです。

そして大いなる源はそれを鏡のように反映した具現化のエネルギーを

返してくるわけです。

さて、どんな現実化が起きるかといえば、さらに愛の欠乏感を起こすよ

うな片思いや失恋、孤立や拒絶が現象となって現れるのです。


ほしい、ほしいといっているときには手に入らなくて、忘れた頃自然に

手に入れていたなんてことは、よくありますよね。

忘れることによって、「ほしい」「べき」が強調されなくなり、願望だけが

粋に投影され、大いなる源からの反映も純粋に同じものが返される

からなのでしょう。


それとバシャールがいう「回路がショートしてしまう」ということも、わたし

たちの発するエネルギーの性質と、大いなる源のエネルギーの性質が

著しくバランスを欠いたものになると、起きるのかなと思います。


大いなる源は全体性のエネルギーです。

すべてを含むから、わたしたちがどんなものを発振しても、その投影を

反映する現実を起こさせることができます。

しかし、大いなる源は本来「無条件の愛」そのものの存在です。

制限や欠乏や偏りはないのです。

それをつくりだしているのは、パーソナリティの中の「観念システム」

です。

「魂のブループリント」は大いなる源と同調していますが、パーソナリテ

ィと「魂のブループリント」はズレが生じることがあるのです。

そのときわたしたちは怖れや苦痛を感じるからわかるのですが、苦痛

から逃れたくて願望をかけたとき、それが成就されないと、願望をもつ

こと自体に苦痛を感じてしまいますよね。

そして、自分の力で現実を創るなんてムリだ、と無力感を感じてしまい

ます。

こうなると、「現実創造回路」で自分の現実を創ることを放棄してしまい

ますよね、この状態をバシャールは「ショートした」と表現したのだと思

ます。


結論としては、大いなる源の全体性のエネルギーに調和した願望を立

て「現実創造回路」を利用してみるのが、良いのではないかと思いま

す。

つまり、制限、欠乏、偏りの感情を発振しない願望を立て、回路を使っ

てみるのです。

こんなものがあったらみんなが喜ぶだろうなとか、たくさんの人が楽し

めるかも、あるいは役に立つかもしれないと思われるものは、現実化

回路が活性化しやすいのです。

大いなる源とも、魂のブルーブリントとも調和する全体性の波動をもつ

からだと思います。


バシャールは「現実創造回路」を使うとき、「ワクワクや情熱の波動をシ

プルに選択せよ」といっています。

「そのときどんな状態でいるか、在り方が大切なのだ」といっています。


最初はワクワクを感じるものだけをシンプルに発振するのがいいのかも

しれません。

大いなる源左右矢印魂のブループリント左右矢印パーソナリティの波動にズレが

ない感覚をつかめれば、いつでも意図=結果となっていくのです。


明日もこの続き「まず、自分が笑う」についてのお話を予定しています。


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最後まで読んでくださり、ありがとうございます