バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント/ダリル・アンカ
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こんにちは、リブラです。

今回は「ワクワクを生きることとパーソナリティ」についての

お話です。


《ワクワクを生きることとパーソナリティ》


バシャールによるとパーソナリティとは、

「魂のブループリント」(本来の固有波動)にはまった、きつい枠組み

のようなもの。

わたしたちの魂が、非物理的な現実から物理的な現実に自身を結晶

化させ、肉体を持つとき、パーソナリティの枠組みが「魂のブループリ

ント」の上に重なる、といいます。


大いなるすべてと調和した、「魂のブループリント」にかぶさるフィルター

のようなものがパーソナリティ(人格)だというのです。

大いなるすべての「無条件の愛」の波動だけが唯一リアルなもの。

それに個々のパーソナリティのフィルターがかかり、解釈したものを

どうやらわたしたちは「現実」と思い込んでいるようです。

ですが、これは「現実と思い込んでいるものの経験」に過ぎません。


このパーソナリティのフィルターが、「魂のブループリント」とズレを生

じると、ワクワクや情熱に従った生き方がスムーズにできなくなっ

しまうといいます。


情熱に従って生きるスキルを上達させるプロセスとは、パーソナリ

ティ(フィルター)を整えて、本来の自分の波動と調和のとれた状態

にするプロセスということになります。


バシャールはパーソナリティを3つの構成要素に分けています。

・概念(観念、定義)

・(観念や定義が生み出した)感情や思考

・物理的なふるまい、行動、反応


この内の「観念システム」は、この物理的な現実を生きるために

たいへん複雑なつくりになってしまっているそうです。

だから本来の自分の波動を感受できなかったり、ワクワクに従う

を邪魔したり、ニセのワクワクに向かわせたりすることもある

そうです。


ホロスコープ(星図)に例えると、「この星のエネルギーを上手に

使うと、こんな素敵な人生が生きられるよ」と設定しておきながら、

そう簡単に使えないように、それぞれの星が対立するような配置

にしてしまうハード・アスペクトみたいな感じがします。

ハード・アスペクトも、星の異なるエネルギーの対立を統合して、

心の葛藤を解消してしまうと、自在に使いこなせる才能に変貌し

ます。


まあ、魂が設定した「人生ゲームの難易度」を上げて、体験しが

いのある人生に加工するとき使われるのが、「観念システム」な

のでしょう。

わたしたちから見ると、すごく逆説的ですよね。

「魂のブループリント」を作っておいて、それを邪魔させるような

「観念システム」も用意しておく。

でも、まさにそれは、大いなるすべてらしいやり方だと思います。

光(愛)をくっきりと浮かびあがらせるために、闇(愛と反対のもの)

を体験させる、統合を体験させるために分離の環境を与える。

大いなるすべては、光も闇も含むのでそれができるわけです。


わたしたちがどちらかに偏った視点である限り、「魂のブループリ

ント」だけを追い求め、「観念システム」に足枷をされているのを

見ないようにしたり、「観念システム」がはめ込もうとする枠組み

を限界と見てしまい、「魂のブループリント」を見ないようにすると

かしているうちは、光と同じくらい闇にも価値を置く大いなるすべ

てと波動を調和させることは、不可能です。


わたしたちは、冷静に自分の「観念システム」で何が起きている

かを知ることが必要なのです。


次回は「ニセワクワクを見極める」についてのお話を予定して

います。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。