傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。

今回は「傷つくならば~」の163日目のお話です。


【「真実」はつねに助けになります】


「活気のない死んでいるような状態や対立のさなかで、どうしたら

いいのかわからないときも、真実があなたを引きこもりの穴から脱

出させ、前に進めてくれます。

『真実』とは、与えることが形になってあらわれたものです。

あなたが口にしていない真実はなんですか。

パートナーやだれかに対して口に出さずに抑えている真実とは何

でしょうか。

いま、その真実こそ重要なのです。

それがあなたを自由にしてくれます。

ただし相手に一気にぶちまけるのはやめましょう。

そうすることは、もっと深いところにある感情について真実を語っ

ていないということです」とチャックはいっています。


「言わなきゃわからないだろう」

たしかに、わたしたちが「この世」と呼んでいる物資質世界では

そうなのですが、そのひとつ上のレベルの意識界では集合意識

で全てとつながっているのです。


顕在意識レベルでは気づいていなくても、潜在意識レベルでは

ちゃんとわかっていたりするものです。

ですから、占星術の相性鑑定で不倫やフタマタの相談を受ける

ときには、「潜在意識レベルでは、関係が同時進行しているのを

お互い気づいていると思ってください。つまり、その関係を続け

るかぎり同時にふたりの人間を心を傷つけていることになります

からね」と前置きします。


言ってはいけない秘密をもっていると、その秘密を隠すためにた

くさんのエネルギーを消耗します。

そして罪悪感も持ちますので、エゴに心を牛耳られてしまいます。

「わたしは人を欺く悪いヤツだ」と一番知っているのは自分自身

ですから、そのセルフイメージ(自分が自分に対してもつイメー

ジ)は、近未来の現実の青写真を保持するエーテル体(皮膚に

一番近い外側を覆うように包んでいる透明な身体)に刷り込ま

れます。


オーラが透視できるクレアボヤントがこういう人を見れば、ウソ

つきの人なんだ、とわかってしまいます。

オーラが見えないふつうの人でも、ウソのために縮こまったセル

フイメージを察知することはできるのです。


とくに、女性は敏感に察知します。

以前勤務していた病院で、「なにも嫌なことをされたわけでもな

いし、ごくふつうの外観の患者さんなのだけど、検査の尿コップ

を受け取っただけで、この人に二度と会いたくない、という印象

をもってしまった」と同僚から打ち明けられたことがありました。


人を見た目で判断するような同僚ではなかったので、珍しいこと

もあるなあ、と思いながらいっしょに職員食堂に入ると同じ患者

さんのことが、そこでも話題にあがっていました。

みんな言っていることは、同僚の技師と同じでした。

「なんでかわからないけれど、二度と会いたくない感じ」という

のが共通した感想でした。

その患者さんは、わたしが内視鏡勤務の時間帯に外来に訪れた

者さんだったので、わたしはその日見かける機会はありませんで

た。


それから1週間後くらいの、始業直前の時間帯に手錠をかけられ

腰ひもをつけられた人と警察官が病院の裏口付近に立っていて、

院長が内視鏡室で診察するから、カギを開けるようわたしに指示

しました。

そして、同僚がそれを見て「あの人、やっぱり何か悪いことをして

いた人なんだ。女性陣の観ってすごいね」といっていました。


「言わなきゃわからないだろう」は通用しません。

わからなくても、エーテル体保持された情報はみんなに感じとら

てしまうのです。


ですから、パートナーに秘密を隠すのはムダな努力です。

そのムダなエネルギーを愛のエネルギーに変換させて、打ち明け

てみましょう。

いっしょに人生を歩いていくパートナーだったら、なおさらです。

運命共同体なのですから。


秘密が必ず察知されてしまうように、真実は必ず心に響きます。

秘密はパートナーシップに亀裂を生みますが、真実はパートナー

シップをより確かなものに変えていきます。


明日もこの続き164日目のお話を予定しています。


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