傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。

今回は「傷つくならば~」の162日目のお話です。


【もし、だれともつきあっていないのなら、

 それは扉を閉じてしまったから】


「関係が終わるときに経験する痛みや怒りのせいで、ときには扉

を閉じてしまうことがあります。

そして、すべての「かかわりの扉」を閉じてしまったことを、完全

に抑圧してしまうのです。

しばらく時間が経つと、新しい関係を探し求めに出かけます。

しかし、どれだけ長い時間をかけて一生懸命、あらゆる方角を

探してみても、興味をもてるようなピッタリした人がどこにも見つ

かりません。

これはあなたが扉を閉ざしてしまったからです。

ただし、これはよい知らせです。

いますぐにでも扉を大きく開け放ち、再び始めることができるの

です」とチャックはいっています。


心の世界の投影がこの現実世界であるというを実感するのに、

一番わかりやすい例が「心の扉」を閉めることだと思います。


ほんとうにだれも出入りしなくなるだけでなく、そもそもだれも

魅力的に見えなくなってしまうのです。

わたしは男性が魅力的に見えるようになるまで、ものすごく時

かかりました。


サイキックな友人がわたしのオーラを見て、「ただ今工事中の看

が出っぱなしだもん、だれも来るわけないじゃん」と指摘され、は

気づいたのですが、それからもしばらく、あえて「ただ今工事

中」の看板を出しっぱなしにしてました。


魅力的な男性は絶滅してしまったのか、初めから存在しないかの

らかだから、勘違いして寄って来られても困るので便利な看板

そのままにしておこうと思ったのでした。

そして、女性が苦手で逃げ回っていたシャーロック・ホームズが当

のわたしのヒーローだったので、猫よりも魅力的でホームズのよ

うなキャラクターの男性が万が一現れたら、「ただ今工事中」の看

板を撤去しようと考えたのでした。


でも心理学の勉強をして、「ただ今工事中」の看板は家庭内暴力に

曝さて育ったトラウマが原因と気づいたら、もう、暴力を振るう

いないのにいつまでも過去の記憶に怯えて、工事中の看板

の向こうで縮こまっているのはもったいないな、と思うようになり

ました。


そこで、「男性は全部キレると暴力を振るう野蛮な生き物」という

観念を手放しました。

テレビのニュースや新聞や雑誌で、暴力事件を目にする度、こんな

性のほうが特殊で、例外なのだ、出会う男性が実際に暴力を振

るう確率は飛行機が落ちる確率と同じくらいだろう・・・と、浮上

して来る固定観念を退け続けました。


しばらくすると、落ち着いて男性の良い所を見ることができるよう

になりました。

魅力的に見えなかったのは、男性を見る目が減点法だったからで

た。

加算法で見るようなってから、他の女性がまだ気づいていない魅

を先に見つけられるようになりました。

そして、魅力的な男性が絶滅せずにちゃんと生存していることに、

気づいたのでした。


まわりを見回しても、素敵な異性がいないとぼやいているあなた、

「心の扉」を閉めっ放しにして忘れていませんか?

「だだ今工事中の看板」を出しっ放しにしていませんか?

そのままにしておくと、ほんとうにだれも来なくなってしまい

す。


異性に対するネガティブな思いを手放しましょう。

その苦い経験は、心の扉を閉ざすため起きたことではなく、次の

出会いをもっと素晴らしいものにするための準備です。

感謝とともに手放せたら、最高の相手が閉ざした扉の向こうで

待っています。



わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみを

ホロスコープで解説し、心の葛藤が引き寄せる現実問題に

セルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

詳しくはこちら をご覧ください。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。




明日もこの続き163日目のお話を予定しています。