傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。

今回は「傷つくならば~」の156日目のお話です。


【人間関係の外側の問題も、その関係内で癒すことができる】


「人間関係の外側で起きていることは、すべて関係の内部の意識

や心のなかで起きていることの象徴や鏡として見ることができます。

それはあなたの関係のなかで、まだつながっていないところを示し

てくれているのです。

もしあなたのまわりに何らかの欠乏があるなら、関係の内部にも欠

けているものがあるはずです。

それはもう自分が犠牲になったり、燃え尽きたりするのではなく、

真実の意味を与え、受けとる時期がきたことを教えてくれていま

す。

相手とつながり、あなたの関係のなかに新たな喜びを見出したいな

ら、新しいレベルのパートナーシップや「共同創造」の段階に到達

し、それに応じて外側の問題も癒されていきます。

あなたをとりまくどんな問題も、その深さにかかわりなく癒すこと

できるということは、人間関係のもっとも深遠で力強い秘密の

ひとつです」とチャックはいっています。


わたしたちは、この物質世界の法則や常識や社会のルールばかり

を教育されてきました。

心の世界(意識の世界)の法則は、知らされないまま生きてきたの

です。


だから心の世界のことは、なんとなく経験的に知ったことしか身に

ついていません。


わたしたちは既に知っていることをてがかりに、未知のものを考え

ようとするクセがあるので、物質世界の考え方で心の(意識の)世

界をとらえて壁にぶつかります。


物質世界の考え方と意識世界の考え方の最も大きな違いは、「バ

ラバラか、つながっているか」ということです。


わたしたち人類は、物理的には個々に存在し、意識の世界の根底

(集合意識)ではすべての万物とつながっています。

キバリオンの法則 によれば、その周波数振動が高い世界に低い世

界が従う性質があるので、一番振動が高い精神世界が意識世界

に影響を与え、意識世界の状態が物質世界に投影されて現れると

いうしくみになっています。


だから心の(意識の)世界の問題に、物質世界の考え方で切り込ん

だら、「つながり」を分離してバラバラにしてしまい、解決にはな

りません。


心(意識)の世界の問題を取り扱うときは、「わたしたちの意識は

根底でつながっている」ということを前提にしないと解決しないの

です。


そして次に考えることは、物質世界の方だけいじって変えても、

同じことが繰り返されるので、他者をコントロールしようとせず、

自分の心(意識)の世界に問題を探しにいくことです。


物質世界で起こることは、自身の心の世界の実写版なのです。

物質世界で起こることが気に入らなければ、そのシナリオを作って

いる心(意識)の世界を変えなければ、変わらないのです。


今関わっている人たちとトラブルがあるとすれば、その人たちが

トラブルの原因ではなく、自身の心の在り方の方が原因なのです。

心(意識)という見えない・触れられない世界を、目の前にいる

々が演じて見せて気づかせてくれているのです。

だから、心(意識)が変わるとその人々の態度も振る舞いも変わ

ってきます。


「すべてとつながっている」ことを前提に考えれば、なんら不思議

な現象ではないのですが、「すべてが分離している」物質世界の

視点で見ると、この意識の世界の変化がもたらす現象は奇跡としか

いいようがなく映るようです。


この目には見えないけれど存在する心(意識の)世界のしくみが

わかってくると、人間関係のつながりほど素晴らしい感動を与える

ものはないと気づきます。

だから、対立や憎しみや争いなどの物質世界レベルのトラブルに

終始していたら、もったいないと思います。


わたしたち人類は、物質世界の肉体をもちながら意識の世界で

すべてとつながり、精神世界の存在と共振して、共同創造できる

素晴らしい能力を与えられているのです。


わたしたちの選択がすべてをつくりだすのです。

憎しみ(怖れの意図)を手放し、愛(大いなる源の意図)を選ぶの

か、愛を拒んで、憎しみにしがみつくのか、じつは、それだけが

この世界をつくっているのです。


わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみを

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。