- シンクロニシティ[増補改訂版]――未来をつくるリーダーシップ/ジョセフ・ジャウォースキー
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こんにちは、リブラです。
今回は「シンクロニシティ」の増補部分のお話です。
この本は著者ジョセフ・ジャウォースキー氏の自叙伝的な形をと
りながら、≪シンクロニシティ≫について語られた本でした。
ですからわたしも、著者が経験した出来事とともにそこで起きた
≪シンクロニシティ≫について理解したところまでを記事にして
リブラの図書館にアップしてきました。
「シンクロニシティ」についての26回目の記事 までが、本編に対し
てのお話で、増補部分は「シンクロニシティ」出版後著者のもとに
届いた読者からの感想や、著者のその後のシンクロニシティについ
ての探求のまとめ、執筆中のエピソードなどがあり、本編の流れ
と少し雰囲気が違うので、いったん、26回の本編に対するお話が
終わったところで、区切りをつけました。
わたし自身もこの本からたくさんのことを学び、この本にあげられ
た哲学・心理学・量子物理学・生物学などの参考図書を同時進行
で読み進めるうちに≪シンクロニシティ≫という共時性の奇跡が起
きるしくみを、おぼろげながらですが垣間見ることができました。
読後に自分のなかで理解を深め、落とし込んで熟成させる時間
も少し必要だったみたいでした。
気づかず無意識に押していた≪シンクロニシティ≫起動のスイッチ
を、確信をもって意識的に行ったらどうなるか実験する期間も欲し
かったのです。
いまでは、なぜ、≪シンクロニシティ≫が起きる真逆な環境の人
だった辣腕弁護士ジャウォースキー氏が、突然方向転換し、自分
の夢に身を委ねることができたのか。
そのあと付きまとわれるように≪シンクロニシティ≫の奇跡の連
鎖が起き続けたのはなぜなのか。
手にとるように理解できます。
この本は「シンクロニシティ」というタイトルがついていますが、
サブタイトルは「The inner Path of leadership」と書かれて
います。
つまり、著者はリーダーシップについての本を書いたはずなの
です。
著者は、自身の奇跡のような体験を伝えたかったのではなく、
リーダーシップこそが≪シンクロニシティ≫の鍵になることを、
本編を書いていたころ気づいたのだと思います。
ジャウォースキー氏は「シンクロニシティ」を書いた後、「源泉
(ソース)」を書きました。
「サーバント・リーダーシップ」という理想のリーダーシップを
とるリーダーたちを育成したいという意図で、すべてを捨てて
夢にチャレンジしたとき、ジャウォースキー氏は≪シンクロニ
シティ≫という強力な追い風を「誰か」からプレゼントされたの
です。
「シンクロニシティ」が執筆されていたころは、≪シンクロニ
シティ≫の送り主よりも、≪シンクロニシティ≫のしくみの解明
(どうすればそれが起きるのか)に焦点が当てられていたよう
です。
ところが「シンクロニシティ」出版以後は、≪シンクロニシテ
ィ≫の送り主=源泉(ソース)に焦点が当てられてきたよう
です。
キバリオンの7つの法則(思考の具現化の法則)を使いこなす
には「The ALL」(神、宇宙、ソース)への理解やサレンダーが
不可欠だったように、≪シンクロニシティ≫を探求していくと、
当然行きつく先は源泉(ソース)の意図の話になるのです。
ソースエナジー(神、宇宙、全体性)の話は、人間の理解を超
えた領域になってしまいますが、この世も、わたしたち人間も
ソースエナジーの投影だと考えれば、小規模な全体性の統制
を表わすリーダーシップについて理解することは、ソースエナ
ジーの意図を理解することにつながります。
明日からの記事で、ジャウォースキー氏の「シンクロニシティ」
出版後~「源泉(ソース)」までの橋渡し部分である、増補の
内容のお話をしていこうと思います。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。