- 傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。
今回は「傷つくならば~」の139日目のお話です。
【不愉快な行動をとるほど、その人は強く愛を求めている】
「その人の人生最悪ともいえるときに、あなたのほうから進んで
援助すれば、その人は歩みを止めず成長し続けることができま
す。
パートナーであれ家族であれ、また職場でも、相手の行動が認
められず好きになれなくても、その人そのもの、その人がほんと
うにこれからなろうとしているものを尊重していることを知らせて
あげましょう。
あなた自身は不快さを感じていても、相手が不愉快な行動によ
って助けを求めてくることに、進んで応えてあげてください。
それはリーダーシップの重要な役目であり、人を愛するうえでの
大きな試練なのです」とチャックはいっています。
わたしたちが人間関係で心を痛める根源を探っていくと、わたし
たちが「非分離の分離」存在だからかな、という答えに辿り着き
ます。
個体としは分離して、一人一人別の頭脳をもち違った考え方感
じ方をします。
自分が感じているようには、けして他の人は感じていないの
です。
脳の神経細胞のネットワークが、一人一人違うのですから当然
です。
しかしわたしたちは、親密な人や身近な人、毎日顔を合わせ
る人々が、「わたしの不愉快」を気づいてくれないこと、改善し
てくれないことに怒りを感じます。
分離の世界(この世)だけのルールに従えば、自分じゃない
個体(他者)が、「わたしの不愉快」を感じられるはずもなく、
痛くもかゆくもないので改善するわけはないのです。
しかし、まったくスピリチュアルな考えをもたない人ですら、
人が人を思いやるのは当然のことと思うのです。
なぜでしょう?
思いやってあげているのだから、思いやってもらうのはあたりま
えと考える分離の世界のギブ&テイクの発想からでしょうか。
それとも、人間が元からもつ人間性という性質のせいでしょう
か?
それは「共感する」という不思議な体験を、わたしたちがみん
な知っているからではないでしょうか?
分離した別の個体で別の頭脳をもつにもかかわらず、自分が
感じていることを同じように感じてもらえると、わたしたちは深い
安堵や親密感を感じます。
「共感」という現象は、分離の世界(この世)では奇跡のような
現象です。
一人一人がつながっていないのが、前提の世界ですから。
でもわたしたちは、身近な人に当然のようにこの奇跡のような
「共感」を要求して「『わたしの不愉快』を感じ、改善せよ」と訴
えるわけです。
なぜでしょう?
ほんとうは潜在意識下の集合意識で、すべての人類とつなが
っているのを知っているからです。
意識を他者にフォーカスする(思いやる)と、共感できる(つな
がる)ことを知っているのです。
目に見えないけれど、わたしたちは集合意識で1つになってい
る集合体です。
集合体の一部が別の一部にダメージを与えて、しらんぷりを
するのはあり得ないことです。
非分離だけど、あたかも分離しているように存在するから、
知らないふりができるのです。
「知っていて、知らないふりをしている!」というのが、不愉
快行動をする人達への、わたしたちの怒りなのです。
もしも沈黙の臓器「肝臓」がしゃべれて、その人の大脳と会
話ができたとしたら、どうでしょう?
肝臓はあまり痛みを感じないし、1.2Kgぐらいの大きな
臓器です。多少細胞が壊れても、痛みもなければ機能に直
接影響もでません。だから沈黙の臓器と呼ばれています。
仕事のストレスをお酒で解消している人の大脳が、お酒で
ダメージを受け続けている肝臓のこともおかまいなしに、
毎日晩酌をしていたとします。
ある日お酒を飲もうと大脳が身体に命令を出すと、堪忍袋
の緒が切れた肝臓が怒り出します。
「毎日、いったいどれほどの肝細胞が壊れているのか、わ
かっていて飲もうとしているのか?
アルコールは、身体に入るとアセトアルデヒド、つまりホル
ムアルデヒド(ホルマリン)の親戚みたいな有害物質にな
るんだぞ。それが身体に毒だから、毎日解毒して水と酢酸
に分解してやってやっている、こっちの身にもなってくれ!」
大脳はしらっとして答えます。
「えっ、ぜんぜんこっちには肝細胞のダメージ情報伝わって
こないよ。解毒も、アルブミン合成も、グリコーゲンの貯蓄も
いつもどおりやってるじゃん。
肝臓って、再生力すごいんだからちょっとくらい細胞壊れた
って平気なんでしょ。
こっちは1日中ストレスに曝されていたんだ、日に1回の楽し
みぐらい自由させてよ」
肝蔵はむっとして答えます。
「あんたは、身体の司令塔なんだろう?
あんたの楽しみが、ほかの臓器にダメージを与えているって、
わかってやっているって、どういうことだ。
わたしが機能しなくなったら、あんたも終わりなんだよ」
大脳は身体全体をみる目で、考え直します。
「たしかに。肝臓が機能を停止したら、こっちも終わりだ。
休肝日を設定するよ」
コミュニケーションが取れれば和解できるのですが、目に見
えない部分の要求のやりとりだから難しいのです。
相手に「共感」という奇跡を期待するまえに、「共感」が起き
るためのチューニングが必要だということを知らなければ、
うまくいきません。
それは「自分と相手が分離していない、つながっている」とい
う意識です。
一つの身体なのに、大脳の欲求と肝臓の訴えがかみ合わず、
症状が出てやっと気づく人は、世に大勢います。
そのくらいわたしたちは、他者のダメージに鈍感です。
相手とつながっている意識をもてないと、どんな訴えも相手
に届かないし、相手の事情も伝わらないのです。
明日もこの続き、139日目のお話を予定しています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。