傷つくならば、それは「愛」ではない/チャック・スペザーノ
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こんにちは、リブラです。

今回は「傷つくならば~」の125日目のお話です。


【コミュニケーションの真髄は、「今の痛みのルーツは

過去の関係にある」と気づくこと】


「人間関係の痛みやうまくいかないことについて分かち合い始めると、

あなたとパートナーがお互いに援助し合おうとすれば、どちらも悪くな

いことに気づくはずです。

もしパートナーの痛みはあなたが原因でなくとも、相手が解決するの

を援助してあげることができます。

誤解や過去の痛みをすすんで分かち合いましょう。

過去の関係から生まれた観念や、生きのびるためにつくりあげたルー

ルも、すべてお互いに分かち合いましょう」とチャックはいっています。


誰しもハートを全開にして生きていた幼いころは、そこに「愛と反対

が飛び込んでくるたび、大きな痛手を負いました。

その苦痛を忘れるため、傷ついた記憶をもつ子供意識(インナーチャイ

ルドは、潜在意識の奥深く閉じ込められてきました。


インナーチャイルドが表面意識に浮上し、その人の感情を使って過去の

痛手を表現するのは、おもに2つのシーンです。

1つは過去の苦痛を思い出させるような状況や言葉や環境に遭遇した

き。

もうひとつは、そのつらい過去の感情に共感してくれそうな心許せる人

が現れたときです。


最初の1つ目は防御反応です。

相手を敵視し、また傷つけられると思って臨戦態勢に入っている状態

で、怒りによって表現されます。


ふたつ目は全く逆で、閉じたはずのハートを全開にして、自己開示をす

る反応です。

こちらはどんなにつらかったのか、わかってほしいので悲しみで表現さ

れます。


この二つのシーンで感情をあらわにしているのは、子供意識なのです。


ですから、恋愛や結婚のパートナーが激しく怒っているとき、悲しんでい

るときは、ハートを閉じることができない傷つきやすいインナーチャイル

が目の前にいると思ってください。


そのインナーチャイルドが表現している怒りや悲しみのルーツは、過去

記憶のなかにあります。

あなたは知らないで、その怒りや悲しみの地雷が埋めてある場所を踏ん

でしまっただけなのです。

ただし、踏んで爆発させてしまったのですから、放ったらかしはいけませ

ん。相手は子供意識なのです。

しかも、ふたりのパートナーシップを劇的に進化させるチャンスなのです。


パートナーがインナーチャイルの怒りや悲しみを表現しているとき、あな

た自身は子供意識に陥らないように、努めて大人意識でいてください。

そして、相手のインナーチャイルドがあなたの罪悪感を刺激する攻撃を

したとしても、個人的に捉えないでください。

ほんとうの怒りのルーツは相手の過去に起きたことなのですから。

あなたは相手の怒りを引出し、インナーチャイルドを癒す機会を与えた

のですから、罪悪感に駆られる必要はないのです。


いっしょに、薄紙を剥がしていくように「その怒りはどんなもので、何がそ

んなに苦痛なのか、どこからその感情が始まったのか」辿っていってあ

げてください。

心を全開にしているはずですから、ちゃんと聞く態勢をとっていたらき

っと、どんな過去の記憶と結びついてその怒りが湧き起ったのか、話し

てくれるはずです。

それが聞けたなら、あなたは相手を深く理解できますし、相手のインナー

ャイルドも敵は目の前のあなたではなく、過去の記憶のなかなのだと

気がつきます。

ここまで思い出せれば、相手は大人意識を取り戻しているはずです。


怒りや悲しみをインナーチャイルが表現ているときは、被害者意識に陥

っています。

大人意識の本人が、怒りのルーツは過去や現在の他者ではなく、過去

の出来事で受けた苦痛を忘れるため、自ら記憶のなかに子供意識の感

情を封じ込めたからだ、と気づくことが大切なのです。


相手のインナーチャイルは誰かに共感してほしいと依存してきますが、

ほんとうの癒しは、その人本人の大人意識の共感なのです。

他者が共感してあげても、そのときの苦痛がまぎれるだけです。


ですから、パートナーが自己開示してインナーチャイルドが怒りや悲し

みを訴えたら、必ず本人の記憶を一緒に辿り、冷静な大人意識の状態

に戻るのを確認しましょう。

誰かの被害者になっている意識のままにしてしまうと、あなたと癒着し

て、両方が前に進む力を失います。


お互いのインナーチャイルドの感情が理解できるようになると、二人の

絆はゆるぎない安心感で満たされます。


明日もこの続き、126日目のお話を予定しています。


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